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株式会社助太刀VPoE月澤と語る、 Agile開発のスプリントを 4週間から2週間に短縮した話。 株式会社SHIFT ネットサービス部 人材教育G 竹林 大繕 ×

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1 自己紹介(SHIFT 竹林) サービス&テクノロジー本部 品質サービス統括部 ネットサービス部 タケバヤシ ヒロヨシ 竹林 大繕 ■趣味 ・アニメ、漫画、ゲーム ・ウイスキー ・コスプレ ■特技 ・メイク ■仕事で大切にしてる事 ・リレーション ■ココだけの話 ・テスト計画の作成がめちゃくちゃ好きです! (お客様によって、内容が全然違う。) ■好きな仕事 ・パフォーマンスチューニング ・プレゼン プロフィール ■サポートエンジニア1年半(Microsoft製品系) ■インフラ:2年(WindowsServer,AWS,LAMP環境,CDN) ■プログラミング:1年半(PHP,JavaScript,JAVA) ■プロダクトマネージャー:1年(スマホアプリ) ■QAエンジニア: Now!! (エンジニア歴8年目) どんなエンジニア?

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2 自己紹介(助太刀 VPoE 月澤) 執行役員VPoE ツキサワ タクヤ 月澤 拓哉 ■趣味 ・筋トレ ・格闘技 ・酒 ■特技 ・お酒はたくさん飲みます! ■仕事で大切にしてる事 ・どんな仕事でもその背景を正確に伝えること ■ココだけの話 ・コード書きたいです ■好きな仕事 ・エンジニアのお仕事全般 ・スクラムマスター プロフィール ■グリー株式会社 バックエンドエンジニア ■株式会社ジーニー バックエンドエンジニア ■株式会社ジーニー エンジニアマネージャー ■株式会社ジーニー 開発部部長 ■株式会社助太刀 執行役員VPoE(現在) どんなエンジニア?

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3 目次 3 ページ 概要 1~2 自己紹介 4~6 アプリ、助太刀とは? 7 Agile開発におけるスプリントサイクル選定の難しさ 8 助太刀の開発サイクルと変更経緯 9 短いスプリントサイクルの特徴 10 長いスプリントサイクルの特徴 11 タイムボックスの違いによるバグ発見効率の違い 12 増加するリグレッションテスト工数に対する工夫 13 振り返ってみての感想とAgile開発の魅力について(クロストーク) 14 その他お知らせ

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4 助太刀とは?1/3

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5 助太刀とは?2/3 ❏ 職人さんと工事会社の事業者マッチング ❏ 建設業の正社員求人媒体 ❏ 2017年創業 ❏ 累計18万事業者 ❏ 今年18.5億の資金調達済み 建設業界の人手不足や人材確保の難しさ をITで解決するサービス が提供するサービス

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6 助太刀とは?3/3 助太刀は 建設業界の 社会課題を 解決する アプリです! 重層下請け構造と囲い込みー 元請けを超えた職人のつながりがない 需給バランスの不整合 ー 市場の成長と職人さんの数のギャップ 細分化された職種と閉じた専門性 ー 兼業がない職種のためマッチした職人さんと出会えない ICT化の遅れ ー いまだに電話が連絡手段のメイン 不安定な経営環境 ● 忙しい時と暇な時の差が激しく経営環境が安定しない ● 職人さんさえいれば受注できた仕事を取ることができ ず売上が成長しない ITの力で適切な職人さんと工事会社をマッチング

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7 Agile開発におけるスプリントサイクル選定の難しさ そもそも論として・・・。 ・開発者の数やソフトウェア規模によって適切なリリースサイクルが異なる。 ・Webアプリかネイティブスマホアプリかで、申請やビルドの有無が異なる。 ・ビジネス要求や社風によってもリリース時期の影響を受ける。 ・一般論として1~4Weekのサイクルがよいというのはあるが、 上記変動要素も大きく、具体例の乏しさからサイクル設計は手探りになりがち。

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8 助太刀の開発サイクルと変更経緯 要件定義 開発 テスト設計 STG リリース 総合テスト リグレッション 受入テスト 本番 リリース 4 Week Sprint Cycle

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9 短いスプリントサイクルの特徴 ・日々変化するビジネス要求に、細やかに反映できる。 ・ビルドや申請、リリースダウンタイム調整などの工数が増加する。 ・リグレッションテスト(無影響確認)の実行回数が増加する。 ・バグが出た際の、問題特定が容易。 ・想定外の開発工数になった際、次のスプリントに回す意思決定をしやすい。

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10 長いスプリントサイクルの特徴 ・一度開発着手すると、リリースするまで軌道修正がしにくい。 ・ビルドや申請、リリースダウンタイム調整などの工数は最小限。 ・リグレッションテスト(無影響確認)の実行回数を抑えられる。 ・バグが出た際の、問題特定が難化する。 ・想定外の開発工数になった際、リリース日延期など無理して入れ込みがち。

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11 ◆ 4Weekスプリントの場合 A機能を追加 B機能を追加 C機能を追加 D機能を追加 タイムボックスの違いによるバグ発見効率の違い ◆1Weekスプリントの場合 A機能を追加 リグレッションテスト実行時にデグレが発生したケースを考えてみる 何の影響でバグが 出たんだろう? 原因特定が容易 ※1 © 2022 Sukedachi Inc. ※1 助太刀くん

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12 増加するリグレッションテスト工数に対する工夫 A機能 B機能 C機能 D機能 A機能 テストケースに濃淡を 付け、同じ機能の中で もより重要度の高いケ ースを可視化。 A機能 D機能 C機能 テストケースの重要度 に濃淡を付け、重要度 の低いケースをオミッ ト。 テストケースに濃淡を 付け、同じ機能の中で もより重要度の高いケ ースを可視化。 改修範囲を明確にして、 影響範囲外のシステム のテストをオミット。 C機能 B機能

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13 振り返ってみての感想とAgile開発の魅力について(クロストーク) ◆テーマ ・結局どういうサイクルがいい? ・Agile開発の魅力! ・スプリント短縮化にあたってSHIFTはお役に立ちましたか? ・助太刀アプリについて

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14 その他お知らせ

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