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○ 「書いたコードの量」をパフォーマンスとして見ない
■ 1000行から成るコードより、10行のコードで解決するほうが望ましい
■ 誰も理解出来ない1行のコードより、理解も保守もしやすい数行のコードのほうが望ましい
○ 「ベロシティ(速度)」をパフォーマンスとして見ない
■ ベロシティはキャパシティを予測する(計画する)ための重要なツール。計測はマスト
■ ただし、これをチームの生産性とみなしたり、チーム同士の比較で用いてはならない
■ ベロシティは、あくまでもチームに閉じた相対的な尺度(過去の自分たちとの比較)
○ 「リソース効率(利用率)」をパフォーマンスとして見ない
■ 人が足りない問題がいつまでも続きがち。本当に大事なのは「フロー効率」
■ 数学の待ち行列理論:平均利用率(ρ)が100%に近づくにつれてリードタイムは無限大に近づく
■ エンジニアは「ゆとり(Slack)」が大事。業務において予想外の仕事や計画変更は必ず発生する。実
験・勉強・鍛錬の時間がないと人が育たない。
でも、何を?
LeanとDevOpsの科学[Accelerate] テクノロジーの戦略的活用が組織変革を加する Nicole Forsgren Ph.D. (著), Jez Humble (著), Gene Kim (著), 武舎広幸 (著), 武舎るみ (著)