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諸国・浪漫 / オープンデータ京都実践会 坂ノ下 勝幸 facebook: K.Sakanoshita Twitter: @K_Sakanoshita P.1

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オープンデータって?  オープンデータは「利用許諾」の一種  データ(文書、写真、動画など)の作者以外は、 何処まで使って良いかを決めたルールのこと  自由に使える利用規約がオープンデータ  誰でも使え、加工して再配布出来ること(オープン)  コンピュータで扱うことが出来ること(データ)  オープンデータは誰のもの?  みんな自由に使えるけど、作った人や組織の物  作者名の表示が必要など、守るルールもある P.2

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どんなオープンデータがあるの?  行政が持っている資料のオープンデータ化  美術品の写真、都市の人口、AED設置場所等など P.3

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みんなで作るオープンデータも  Wikipedia  OpenStreetMap  SAFECAST  青空文庫など P.4

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ウィキペディア・タウンとは  日本では、地域の文化財や観光名所の情報を 調べて、ウィキペディアに掲載する活動のこと  2012年、イギリスのモンマスが発祥  街あるきを行い、街あるきで見聞きしたことを 図書館の資料を使ってウィキペディアに掲載 5

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マッピングパーティとは  初心者から熟練者まで、みんなが集まって、 一緒に地図を作る活動のこと  マッピング対象は、世界遺産から商店街まで  街あるきを行い、現地調査(サーベイ)結果を OpenStreetMapに描き込んでいく P.6

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ん? 何か似てるよね?  ウィキペディア・タウンは街あるきする  マッピングパーティも街あるきする  OpenStreetMapの対象って何が多い?  神社、お寺、遺跡、街道、公園、商店街など  ウィキペディアタウンも似た項目を書くよね P.7 オープンデータソンとして イベントの同時開催が可能

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お互いすることの相乗効果  地図と記事を活用することで、 情報を「多角的に表現」出来る  記事と地図を「相互リンク」出来る P.8 「何処」に「何が」あるか分かる Wikipedia OpenStreetMap 対象の位置関係が分かる

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P.9 でも、「オープンデータソン」を 開く理由はそれだけじゃない

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情報発信で新しい価値を創造  地域情報が世界中に公開されると、多くの人が その地域を知ることが出来るようになる  地域に魅力を感じた方達による活動が始まる など、新しい価値の創造に繋がる可能性 地域資料 公共図書館 インターネットを使った 「地域の入口」を作る 10 街あるき

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「地域」でコミュニティが集まる  WikipediaもOpenStreetMapも「手段」  自由な地図や百科事典を作ることが目的?  書かれた地図や記事は「地域の宝物」  WikipediaとOpenStreetMapは「お宝」を作り 何百年も残そうとしている国際的な活動  WikipediaとOpenStreetMapは別の活動  コミュニティも異なる。Wikipediaは本好きが多く、 OpenStreetMapは地図好きが多い印象がある P.11 コミュニティを超えて集まれることが、 今を生きる私達にとっての「お宝」かも