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Oracle Database のお話 すぎむら @SugiTK #インフラ勉強会 2018/03/30 19:00-20:00 JST

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きょうお話すること Oracle Database について、Platinum (OCM) で出てくる技術の話をあっさりと紹介しま す。

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Database とは サーバとクライアントがあってSQLでやりとりする データを表として保持する 壊さないようにする仕組みが整っている  トランザクションの保護 読み取り一貫性  バックアップ・リストア・リカバリ  冗長化 (サーバ、ストレージ、ネットワーク) 高速化する仕組み 索引・キャッシュ・実行計画

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Oracle Databaseの構成要素 ・インスタンス ・リスナー ・初期化パラメータファイル ・データファイル ・REDOログファイル ・アーカイブREDOログファイル ・パスワードファイル ・リスナー設定ファイル ・クラスタ管理情報リポジトリ ・ストレージマネージャ ・データベース ・表 ・索引 ・順序 ・関数 ・手続き ・統計情報 ・ユーザ ・権限 ・表領域 ★ これらをどう効果的に使うか ? 壊さないようにできるか ?

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Oracle Databaseの運用 ・バックアップ、リストア /リカバリ ・パフォーマンスチューニング ・リソース監視 (CPU、メモリ、ディスク、ネットワーク ) ・権限管理(ユーザ、パスワード、権限 ) ・アクセス制御(DB、スキーマ、表) ・ログ アラートログ トレースログ リスナーログ ・設定変更 初期化パラメータ 表領域 REDOログ バックアップ領域 統計情報の固定

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冗長化したときの考慮事項 サーバ  クライアントから接続するときのホスト名、IPアドレス  セッション ネットワーク  仮想IPアドレスとMACアドレス ストレージ  複数のサーバからの読み書き

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RAC (Real Application Clusters)

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RACでのサービスとリソースマネージャ RAC上にサービスを2つ定義した例。 Grid Infrastructure で設定することで、リスナーやインスタンスに設定される。 リソースマネージャと併用するとよい。 ★リソースマネージャで管理されるリソースのタイプの例 CPU使用率の上限 並列実行数の上限 実行時間のタイムアウト UNDO合計量の最大値(KBytes) などなど ★昼間と夜間のような時間帯の切り替えも可能

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Data Guard ★ MySQLやPostgreSQLのレプリケーションによく似てます。 プライマリとスタンバイで構成されるデータ保護の方式 ・フィジカルスタンバイ … REDOを転送 ・ロジカルスタンバイ … SQLを転送 ・スナップショットスタンバイ … 更新可能なスタンバイ Data Guard Broker ・監視 ・問題の検出 ・スイッチオーバー ・フェイルオーバー RAC と併用も可能

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コンテナDB ★ アップグレードやバックアップは CDB単位でまとめてできる ★ 集約することでサーバのリソースを削減できる

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バックアップ

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リストア・リカバリ

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まとめ データベースには無くしてはいけないデータを保存しています。 求める性能、障害への備えを予算と合わせて検討し、実装方式を決めましょう。 マニュアルをよく読みましょう。 https://docs.oracle.com/cd/E82638_01/index.html

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終わり