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⽉次サービスの効率化と進化 両利きの会計事務所を⽬指す

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プロフィール 榮前⽥ 慶太(エイマエダケイタ) 湘南クラウド会計事務所 江の島の税理⼠   @keitazeirishi 税理⼠‧中⼩企業診断⼠ 海外留学→リクルート(営業) →会計事務所を経て2020年独⽴ 湘南地域を中⼼に創業期からの会計‧経営の⽀援 ツール:freee、bixid、Notion、board…

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会計事務所が抱える課題   細かな業務に時間が割かれる   判断材料が不⾜している(資料回収の問題)   利益が出ると節税の話になってしまう   計画をたてても意味がないと⾔われる   ひとつの問題を解決してもまた次の問題が起こる   効率化による解決

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freee×bixidで効率的なベースづくり   会計、⼈事労務、申告、販売、受取請求書、カード、振込   予測、計画、チェック、管理

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freeeによるリアルタイム会計   データ連携や⾃動登録による効率的な会計処理   請求書等による発⽣ベースでの会計→freeeで経理すれば会計ができる   顧問先主導でリアルタイムでの現状把握(⾃計化)   会計のさらに上流(営業、販売)の管理、ERPとしての統合サービス    

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bixidによる未来会計   会計データをベースとした予測や計画の作成   話をしながらつくっていける(共創)   未来の話をするためのツール、コミュニケーションの⼟台   プロセスの標準化   経営者の計数感覚の醸成   

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freeeとbixidの相互作⽤ リアルタイムでの現状把握からの予測 会計‧管理の必要性の認識 →より正確な現状把握‧予測が可能に

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freeeとbixidの相互作⽤ 販売管理 給与‧労務管理 ⽀払管理 予測の⼿がかり

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過去 現在→予測 未来(計画) freee→bixid→その先へ(予測→計画)

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  細かな業務に時間が割かれる   判断材料が不⾜している(資料回収の問題)   利益が出ると節税の話になってしまう   計画をたてても意味がないと⾔われる   ひとつの問題を解決してもまた次の問題が起こる   会計事務所が抱える課題(再掲) 進化による解決

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未来は過去からの延⻑線上にはない

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起点は未来にある

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未来の話をしよう   経営者がしたいのは未来の話   今期はかなり利益が出そう、さて、何を基準に対応を考える?   もっと先の未来の話をする必要   予測とは違う。計画、中⻑期、さらにその先の視点   過去の数字の延⻑でない、未来を起点に考えることで意味のある計画になる   ⼈は感情で動くもの、夢や理想を語ってもらおう

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実績 デジタル 論理 効率 スピードアップ 問題解決 標準化 バーバル 未来 アナログ 感情 ムダ スローダウン 共感 個性 ノンバーバル 会計事務所は両利きであることが求められている こっちも⼤事! こっちばっかり…

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あたらしい会計事務所のマインドセット 経営者の感情に、寄り添って、じっくり、⾃分らしく、⼀緒に未来を考える

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あたらしい会計事務所のマインドセット 感情…経営者の背中を押す「独りぼっち経営者を0に」 寄り添う…ひとつひとつの問題解決ではなく、持続可能な変化を⽣み出す共感 じっくり…変化のきっかけが⽣まれるのを待つ ⾃分らしく…個々のスタイルを確⽴する(個性の発現) ⼀緒に考える…考えるためのコミュニケーション

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コミュニケーションの質   会計事務所の業務という点であまり語られないコミュニケーション   コミュニケーションは科学である。マインドセット+理論   ポジティブな関係性を構築することが⽬的 (⼼理的安全性、なんでも話してもらえる関係性)   ⼀度の⾯談では⼈は動かない、時間をかけて布⽯を打つ   相⼿の変化、⾃分と相⼿との関係性の変化に敏感になる(観察)

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参考:成功循環モデル(ダニエル‧キム) 関係性の 質 思 考 の 質 行動の質 結 果 の 質 良い関係性が良い思考を生む (ポジティブな環境) 良い結果はより良い関係 性につながる 良い思考が良い行動を生む 良い行動が良い結果を生む 結果ではなく関係性を起点に考える 経営者と会計事務所の関係性、社内の関係性

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参考:ジョハリの窓(ジョセフ‧ルフト&ハリー‧インガム) 認識している 認識していない
 開放の窓
 自分も他人も
 知っている自分
 盲点の窓
 自分では気づいていない
 他人が知っている自分
 認
 識
 し
 て
 い
 る
 秘密の窓
 他人には知られていない
 自分だけが知っている
 隠された自分
 未知の窓 誰からもまだ知られていない 自分 認
 識
 し
 て
 い
 な
 い 他
 人
 が
 自分が 経営者⾃⾝も気づかない⾃分がいる。 ひとりでは気づけない

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参考:ミラーリング 相⼿の表情、姿勢、話すペース、感情に同調することで信頼関係を築きやすくする ただマネるのではなく、相⼿を観察し、理解し、共感することが⼤切 ⾃⼰開⽰することで相⼿の⾃⼰開⽰を引き出しやすくなる ⾃分らしさ、個性が⼤事!

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夢・理想
 どんな状態が理想と言えるのか
 現実
 理想に対して今はどんな状態か
  Options 
  Reality 
  Goal 選択肢
 理想に近づけるために何をしたらいいのか
  Will
 意志
 どの選択肢が一番だと思うか
 参考:GROWモデル(ティム‧ハルボム&クリス‧ハルボム) 10年後、20年後の未来の話をふくらませる そんな話ができる関係性‧環境の構築

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未来の話の進め⽅ 未来の話をするときは、 いったん数字から離れる 最後の最後で数字に落とし込む 報告‧質疑応答ではなく対話 キャッチボールではなく ピッチャーとキャッチャー ⾯談は⽇常の業務から離れて 経営者に考えてもらう時間 どんな質問をしたらいいのか ※準備、仮説が⼤切! 未来の話をすることで⽉次報告に意味が⽣まれる 理想に近づく実感を持ってもらえる

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これからの会計事務所はどうする 業務の効率化 リアルタイムな現状把握ができる体制づくり 経営者と話す時間をつくるためのその他の業務の効率化 コミュニケーションの深化 未来の話ができる⾯談の場づくり 税務‧会計と同等にコミュニケーションを研究する ⾃分と経営者、お互いのスタイルが出るように

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実績 デジタル 論理 効率 スピードアップ 問題解決 標準化 バーバル 未来 アナログ 感情 ムダ スローダウン 共感 個性 ノンバーバル 会計事務所は両利きであることが求められている こっちも⼤事! こっちばっかり…

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ありがとうございました! 考えるきっかけにしてもらえると嬉しいです