Slide 5
Slide 5 text
© SAKURA internet Inc.
© SAKURA internet Inc.
はじめに
(本資料著者の⼼からの願い)
• この資料は、論⽂(査読付き論⽂)を書きたい⼈を「励ましたい!」と考えて、論⽂執筆初⼼者が陥る
であろう⾟いポイントへの対処法を記録したものです。
• 論⽂を書きたいと思う/思った⼈は多くいるでしょう。しかし書けなくて挫折した⼈もいるでしょう。こ
の資料は、まだトライしていない⼈、トライしたけどだめだった⼈向けに「こうするともう少しいいか
も」という著者なりの対処法をお伝えするものです。
• 査読付き論⽂は、規定のフォーマットに従って書けていなければ、査読を通すことはできません。この
規定のフォーマットとは、⽂書の書式のことではありません。中⾝の書き⽅が決まっているのです。
• 論⽂の中⾝の書き⽅は、様々な⽂書(最近では動画なども)公開されています。それをしっかり読んで、
そこで求められている事項を満たせば、査読を通せる論⽂を書くことはきっとできるでしょう。
• しかし、筆者が査読付き論⽂を書くときに経験した、最も⼤変だった(⾟かった)ことは、研究の中⾝
や書き⽅⾃体ではなく、諦めずに論⽂を書き上げて提出しようという意思を保ち続けること、つまり
モチベーションの維持でした。
• モチベーションの維持は、個⼈の気持ちの持ちよう、というような具合に⽚付けられがちに感じます。
しかし、対処⽅法は少しながらあるように思うのです。
• 本資料が、論⽂を書こうとしているが諦めてしまおうとしている/諦めてしまった過去がある、そういう
⼈向けの励ましになることを期待しています。
5
本資料の内容は、筆者が査読論⽂を書いた際にレビュアーを務めてくれた、さくらインター
ネット研究所の松本亮介⽒の指導内容と、さくらインターネット研究所の同僚各位のコメン
トを参考にしています。深く感謝いたします。