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Laravel に入門してみた ken Laravel のライフサイクルについて サービスコンテナについて サービスプロバイダについて ファサードについて ファサードを使用するメリット

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Laravel のライフサイクルについて 1. public/index.php が読み込まれる $app = require_once __DIR__.‘/../bootstrap/app.php’; 2. bootstrap/app.php が読み込まれる $app = new Illuminate\Foundation\Application( $_ENV[‘APP_BASE_PATH’] ?? dirname(__DIR__) ); return $app; 3. Illuminate\Foundation\Application クラスで色々としてる。これが サービスコンテナで、依存関係を解決している

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サービスコンテナについて サービスコンテナはクラス間の依存性を管理する為の仕組み。依存 性の注入を行うDI コンテナにあたるもの これを使わないと、様々な箇所で new クラス名 して様々な依存が存 在する状態になる サービスプロバイダ等で使用している $this->app は Illiminate\Foundation\Application クラスのインスタンスである。 このクラスがサービスコンテナ $this->app->bind('sender', 'MailSender'); このように書くとサー ビスコンテナにbind() メソッドでキー名にクラスを紐付けて登録す ることができる。これらをサービスプロバイダに書く

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サービスプロバイダについて サービスプロバイダは、データベース、キュー、バリデーションな ど、フレームワークのさまざまなコンポーネントすべてを初期起動 する責務を持っている 初期起動とはサービスコンテナの結合や、イベントリスナ、フィ ルター、それにルートなどを登録すること register メソッドの中ではサービスコンテナへの登録だけを行 う、つまりサービスコンテナに何かを結合する処理を書く。 boot() では、そのサービス固有の初期処理を自由に実装できる 大規模アプリケーションの場合、アプリケーションで使用するサ ービスに対して、それぞれがよりきめ細かい初期処理を備えた複 数のサービスプロバイダを作成すると良い

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ファサードについて ファサードは以下の様に使用する。Route ファサードを使用する例で す。 Route::get('/', 'WelcomeController@index'); 一見するとRoute クラスのstatic メソッドであるget() を実行しているよ うに見えるが、実は、Illuminate\Routing\Router のインスタンスの get() が実行されている getFacadeAccessor() メソッドを実装し、ここでサービスコンテナにバ インドしてあるキー名を返している

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ファサードを使用するメリット 依存性注入の1 つの方法である サービスコンテナを介してインスタンスにアクセスする為、オブジ ェクトをシングルトンとして登録できる 毎回クラスをnew するのに比べて、メモリー効率、パフォーマンス 効率が上がる サービスコンテナを介してインスタンスにアクセスする為、テスト を記述する時に、モックに入替えることが出来る