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マーケティングの基本 マーケティングとは何か/マーケティング思考とは何か マーケティングを、組織に根付かせるために。 株式会社なぞる 2026 年 11 月 nazoru.jp

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目次 01 マーケティングとは何か 02 マーケティング思考とは何か 03 仕事で使うために よくあるイメージ/セールスとの違い/定義/価値の交 換/ PMF / 5 つのレベル/例 3 つの力/顧客理解力/戦略設計力/競合の捉え方/企 画構想力/考える順序/ AI と人 一気通貫思考/全員で担うマーケティング/ 6 つの問い /戦略ステートメント/会議で使うひと言

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この資料のポイント 3 つのポイントで、マーケティングの全体像をつかむ 01 マーケティングとは 自然と売れる状態( PMF )に向けて、価値が循環する 仕組みをつくること 02 マーケティング思考とは 顧客理解・戦略設計・企画構想の 3 つの力を、つなげて 使うこと 03 仕事で使うには 部門をこえて同じ順序で考え、施策を事業の成果につな げること

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01 マーケティングとは何か よくあるイメージ セールスとの違い マーケティングの定義 価値の交換 自然と売れる状態( PMF ) PMF までの 5 つのレベル レベルごとに取り組むこと

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よくあるイメージ 広告や SNS は、マーケティングのほんの一部 よく聞くイメージ マーケティングの範囲 顧客を理解する 「広告を出すこと」 誰に、何を届けるかを選ぶ 「 SNS で発信すること」 商品 価格 届け方 伝え方 広告・ SNS はここ 「売り込むこと」 顧客理解から、商品・価格・届け方・伝え方までがマーケティング

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セールスとマーケティング 売り込む前に、選ばれる理由をつくる セールス マーケティング 今ある商品を、目の前の顧客に売る 顧客が自分から選ぶ理由をつくる 起点は「商品」 起点は「顧客」 「マーケティングの理想は、販売を不要にすることである」 P.F. ドラッカー『マネジメント』 ※どちらも必要。マーケティングは、セールスが進めやすい状態をつくる

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マーケティングの定義 売り込まなくても、自然に価値が循環する仕組みをつくる 01 顧客理解 02 戦略設計 03 企画構想 市場や顧客が 自社ならではの 実行できる形で 求めることを捉える 価値をつくって届ける 企画・実現する 顧客の反応を、次の顧客理解に活かす 顧客にとっての価値と、事業成果が両立する関係を続けていく 書籍 図表 1-2 「価値の循環」・図表 1-3 「本書におけるマーケティングの定義」をもとに作成

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価値の交換 顧客が求める価値を届け、対価を受け取る 3 どんな価値を提供して 1 企業・組織が 2 市場・顧客が 求めることに 商品やサービスを 困りごと・欲しいこと つくって届ける 4 どんな対価を支払ってもらうか この交換が続くほど、売り込まなくても選ばれる状態に近づく

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自然と売れる状態( PMF ) 商品と、市場・顧客のニーズがかみ合った状態 PMF Product Market Fit Product 商品・サービス Fit Market 市場・顧客のニーズ マーケティングは、どうすれば Fit にたどり着けるかを考え、行動に移すこと

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PMF までの 5 つのレベル 3 つの数字を順に見て、いまのレベルを確かめる 顧客の継続率 (リピート率) 低い 高い 解約率 10% 以上 解約率 10% 未満 事業の成長率 事業の成長率 低い 高い 前年比 10% 未満 Level 1 事業を見直す 前年比 10% 以上 Level 2 解約を減らす 段階を踏んで、レベルを上げていく ※ 数値は目安。業界や商材によって変わります 高い 低い 前年比 10% 以上 前年比 10% 未満 Level 3 顧客と売り方を見直す 顧客の満足度 つながりの深さ 低い 80 点未満 Level 4 ブランド・ CS に投資 高い 80 点以上 Level 5 PMF :成長投資

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レベルごとに取り組むこと いまのレベルに合わせて、着手することを選ぶ レベル いまの状態 取り組むこと Level 1 継続されず、伸びてもいない 商品の価値や、事業そのものを見直す Level 2 継続されないが、伸びている 解約を減らすことに集中する(商品価値の見直し、サ ポート体制への投資) Level 3 継続されるが、伸びていない 顧客の分け方、マーケティング・セールス、提供体制 を見直す Level 4 継続され伸びているが、満足度が低い ブランディングやカスタマーサクセス体制に投資する Level 5 継続・成長・満足がそろう( PMF ) 成長投資で、アクセルを踏む

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例:東京ばな奈 「迷わず選べて、配りやすい」が選ばれ続ける理由 01 顧客理解 02 戦略設計 03 企画構想 東京に来た人が、家族 「東京土産の定番」と 駅・空港の売場、個包 や職場に配るお土産を して、迷わず選べる存在 装、季節やコラボの限 探している になる 定品 顧客の反応 「これなら外さない」と、選ばれ続ける 書籍 第 3 章の東京ばな奈の事例をもとに、なぞるが整理

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02 マーケティング思考 とは何か 3 つの力 顧客理解力 戦略設計力 競合の捉え方 企画構想力 考える順序 AI と人の役割

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マーケティング思考力 3 つの力を行き来しながら、つなげて使う 01 02 03 顧客理解力 戦略設計力 企画構想力 顧客のニーズや 誰に、どの価値を 実行できる 課題を捉える 届けるかを選ぶ 企画をつくる 1 つの力が強くても、切り離して使うと成果につながりにくい。 3 つを行き来することで、顧客と事業の両方に効く打ち手 になる。 書籍 図表 1-5 「マーケティング思考力を構成する 3 つの力」をもとに作成

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顧客理解力 顧客の言葉と行動から、ニーズと課題を捉える 2 つのニーズ 顕在ニーズ 3 つの情報 0 次情報 自分が顧客として感じたこと 1 次情報 顧客に直接聞いたこと・見た こと 2 次情報 調べた資料・データ 本人が言葉にできている「欲しいもの」 例:東京のお菓子が欲しい 潜在ニーズ 本人も気づいていない理由・困りごと 例:配る相手に、気をつかわせたくない まず自分の体験( 0 次)から仮説を立て、顧客に確かめる 書籍『 AI 時代に差がつく マーケティング思考力トレーニング』(フォレスト出版)第 1 章をもとに作成

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戦略設計力 誰に、どの価値を届け、何を優先するかを選ぶ STEP 1 STEP 2 STEP 3 顧客を分ける 優先する顧客を選ぶ 選ばれる理由を言葉 にする 同じ商品でも、買う理由は すべての人を狙わず、注力 その顧客に、何で選ばれる 人によって違う する顧客を選ぶ のかを一言で 例:東京ばな奈 → 地方に住む家族や職場の人に配る人を優先し、「迷わず選べる東京土産」で選ばれる 書籍『 AI 時代に差がつく マーケティング思考力トレーニング』(フォレスト出版)第 1 章をもとに作成

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競合の捉え方 顧客の目的から見ると、競合は同業他社に限らない 顧客の目的 ほかの東京のお菓子 業界競合:同じ業界の商品 東京に行ってきたことを伝えたい 東京らしい雑貨 SNS への写真の投稿 お土産を買わない 価値競合:同じ目的をかなえる、ほかの手段 書籍『 AI 時代に差がつく マーケティング思考力トレーニング』(フォレスト出版)第 1 章をもとに作成

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企画構想力 戦略を、実行できる企画にする 商品 価格 届け方 伝え方 何を届けるか いくらで届けるか どこで、どう手に入る か どう知ってもらうか 4 つは別々に考えず、同じ顧客と同じ選ばれる理由にそろえる 企画を形にする 5 つの確認ポイント Why 事業背景 Who 誰に What 何を 書籍『 AI 時代に差がつく マーケティング思考力トレーニング』(フォレスト出版)第 1 章をもとに作成 How どうやって How big 事業成果

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考える順序 顧客理解から行動変容まで、順番に考える 01 02 03 04 05 06 顧客理解 市場・競 争 顧客選択 価値 4P 行動変容 誰が、なぜ買 何と比べられ どの顧客を優 何で選ばれる どう形にして 顧客の行動が うのか ているか 先するか か 届けるか どう変わるか 結果を見て、顧客理解から考え直す 書籍『 AI 時代に差がつく マーケティング思考力トレーニング』(フォレスト出版)第 1 章をもとに作成

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AI と人の役割 AI で広げ、人が確かめて意思決定する 自分 AI 自分 仮説を先に書く 調べる・整理する・下 書きする 疑い、確かめ、意思決 定する 顧客は誰で、なぜ買うのか。 情報を集め、比べ、 顧客に聞き、現場を見て、 自分の考えを 1 〜 2 行で 案をたくさん出す 選ぶ案を意思決定する AI に先に聞くと、 AI の答えに引っぱられる。自分の仮説を先に置くことで、 AI の答えを比べて確かめられる。

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03 仕事で使うために 一気通貫思考 全員で担うマーケティング 共通言語にする 6 つの問い 戦略ステートメント 会議で使うひと言

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一気通貫思考 経営から顧客の反応までを、一本の筋でつなぐ 1 2 3 4 5 経営の方向性 事業の目標 マーケティング 戦略 マーケティング 戦術 顧客の 反応・成果 どのような企業を 目指すのか どの市場で、 どんな成果を生むか 誰に、どの価値を 届けるか 商品、価格、 届け方、伝え方 売上や利益の変化、 現場の問題 顧客の反応や成果をもとに、企画・戦略、そして前提まで戻って見直す 1 つ 1 つの施策を事業成果につなげるために、全体のつながりを意識する 書籍 図表 1-39 「一気通貫思考」をもとに作成

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全員で担うマーケティング 顧客に関わるすべての部門が、マーケティングを担っている 経営 営業 どの顧客に、何を届けるかの方向 性を示す 顧客の声を聞き、困りごとに合う 提案をする 顧客 商品開発 顧客の困りごとを、商品の形にす る 広報・制作 選ばれる理由を、伝わる言葉と形 にする サポート 使い続けてもらい、次の声を集め る

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共通言語にする 6 つの問い 迷ったら、この 6 つの問いに戻る Q1 顧客は誰で、なぜ買うのか Q4 その顧客に、何で選ばれるのか Q2 顧客は、何と比べているのか Q5 商品・価格・届け方・伝え方は、 そろっているか Q3 どの顧客を優先するのか Q6 顧客の行動は、どう変わったか

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戦略ステートメント 自分たちが選ばれる理由を、 4 つの文で言葉にする 1 私たちは誰で、何を目指しているのか 私たちは〔事業領域〕を通じて、〔顧客〕に〔提供価値〕を届け、〔目指す姿〕の実現を目指します。 2 顧客は誰で、どんな課題を持っているのか 〔顧客の特徴〕を持つ〔顧客〕は、〔課題・ニーズ〕を抱えています。 3 私たちは何を提供するのか 私たちは〔中心となる価値〕を通じて、〔課題の解決方法〕を実現します。さらに〔付随する価値〕も提供します。 4 なぜ顧客は私たちを選ぶのか 私たちは〔競合との違い〕により、〔独自の強み〕を持ち、〔顧客にとっての選ぶ理由〕を提供しています。 〔 〕を自社の言葉で埋め、部門をこえて同じ文を使う

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会議で使うひと言 問いを口に出すと、組織の共通言語になる 「顧客は、なんて言っていた?」 「それは、誰のどんな困りごと?」 意見を、顧客の事実に戻す 施策の目的をはっきりさせる 「顧客は、何と比べている?」 「結果を見て、どこから考え直す?」 同業他社の外にも目を向ける 次の一手を、順番に考える

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まとめ マーケティングを、組織の共通言語に 01 マーケティングは、自然と売れる状態( PMF )に向けて、価値が循環する 仕組みをつくること 02 マーケティング思考は、顧客理解・戦略設計・企画構想の 3 つの力をつなげ て使うこと 03 6 つの問いと考える順序を、部門をこえた共通言語にする

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書籍のご紹介 この資料の考え方を、トレーニング形式で身につける 『 AI 時代に差がつく マーケティング思考力トレーニング』 黒澤友貴・矢倉和雄 著/フォレスト出版/ 2026 年 10 月 21 日発売 • 第 1 章:マーケティング思考力とは何か • 第 2 章: AI 時代のマーケティング思考力トレーニング • 第 3 章:東京ばな奈・成城石井などの実践 nazoru.jp/news/new-book-2026-10/book

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お問い合わせ マーケティングを、組織の共通言語にするお手伝いをします 面白がって、なぞる。 研修・ワークショップで考え方をそろえることも、 課題整理セッション( 30 分) nazoru.jp/consultation • いまの課題と社内の体制を伺います • 合いそうな進め方をご提案します プロジェクトで組織の仕組みにすることもできます。 研修・ワークショップ nazoru.jp/marketing-od/training • この資料の考え方を、ワークで体験できます • 人数・回数・テーマは組み替えられます [email protected]