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© SAKURA internet Inc. NREに向けた取り組みと さくらのサービス別通信状況(β)について

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今回お話する内容 リアルタイム通信状況を確認出来るステータスページ 「さくらのサービス別通信状況(β)」を提供開始 2 NREに向けた取り組みの⼀貫 2023/09/27から

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© SAKURA internet Inc. ⽶⽥ 悠⼈(YONEDA Yuto) 出⾝・居住地: ⼤阪 所属 • さくらインターネット株式会社 クラウド事業本部 PF部 NWU(22年度新卒⼊社) • ⼀般社団法⼈HomeNOC Operatorsʼ Group 代表理事 • ⼀般社団法⼈techfeelo 理事(doornoc運営委員⻑) 趣味: インフラ歩き(旅⾏) 好きな⾔葉: しらんけど ⾃⼰紹介 1 Twitter: yoneyan_ja Facebook: yoneyan.ja

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これまで 4 SNMPなどをベースとして測定情報を取得&検出 ⻑所 • OSSなどを使って⽐較的簡単に構築可能 短所 • 障害箇所を調べるのに時間が掛かる • 測定箇所が限られる(ping監視などは特に) • 痒いところに⼿が届かない OSS測定ツール (いろいろ) その他システム 運⽤者 障害発⽣はすぐにわかるけど、 影響範囲はすぐにわからない…

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現在 5 測定箇所を増やして障害をすぐに検出可能なシステムの開発 ⻑所 • 影響範囲を調べる材料になる • 実サービスの測定ポイントを増やしたため • 回線品質やサービスNW障害を検知出来る OSS測定ツール (いろいろ) その他システム 運⽤者 前に⽐べると影響範囲を ある程度絞り込めるようになった ネットワーク品質可視化 システム (本システム) 短所 • 材料としてしか使えない(で使えない) • ⼈⼒で判別する仕組みのみ

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仕組み 6 ポイント① 「サービスからインターネットに抜けるまでの当社区間」の健康性を表⽰します → お客様での障害⾃⼰切り分けに役⽴ちます (直近10分間、連続で疎通出来ない場合は「NG」、メンテナンス時は「測定停⽌中」と表⽰されます。) ポイント② バックボーン区間はRTT値(往復遅延)を測定し表⽰します

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エージェント raspberry piを使った計測ノードの開発 7 各社のサービス状況 Raspberry Pi 4(通常) Raspberry Pi CM4 IO Board + CM4 10G対応版

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これから 8 ⻑所 • 障害対応時に⾃動修復が出来る • 測定ポイントが多いため、材料として使える • NW障害対応者を減らせる • 回線品質やサービスNW障害を検知出来る OSS測定ツール (いろいろ) 運⽤者 NW障害時に対応しなくて良い! ネットワーク品質可視化 システム (本システム) 他システムを使って障害箇所を⾃動判別出来るシステムの構築 障害通知システム nw_system (NW統合⾃動化システム) 基本コレを⾒とけばOK

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補⾜)NREに向けた取り組みについて 9 NRE内のPJ • ネットワーク品質可視化プロジェクト • さくらのサービス別通信状況(β) • NW⾃動化プロジェクト(4PJ) • NRE Meetup(技術交流) • etc... 今回のネタ 今までの問題点 (これまでの開発体制) これから (⾃動化がより加速される世界) NREについて詳しく知りたい⽅は以下のJuniper社のページご覧ください https://www.juniper.net/jp/ja/research-topics/what-is-nre.html

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宣伝 • さくらブースで本プロジェクトの展⽰をしてます!! 10 コレ