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HTTPサーバー開発課題について 2020/6/22

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コンセプト ▌必修講義と同様 l 誰に: 開発/運⽤本部に配属される新⼊社員 l 何を: どのチームに⾏っても必要となる基礎的な知識/技術/ ツールを学び、体験できた ▌具体的には、HTTPという基礎についてRFCを読んで実現する という活動を通して知識を学び、開発を体験してほしい

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やること ▌HTTPサーバーを開発し、最終⽇に成果発表をしてください l 期間: 6/22(⽉)-26(⾦) ▌ルール l チームで⼀つのHTTPサーバーを開発してください l チームにつき⼀⼈メンターがつくので、相談しながら進め てください l 利⽤する⾔語/ライブラリもチームやメンターと相談して決 めてください

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利⽤するライブラリの決め⽅ ▌なるべく学びを多くするという⽬的で選択してください l スキルが弱いチームはライブラリを使って期間内に終えら れた⽅が学びがあるでしょう l ⼒のあるチームはなるべくライブラリを使わず作った⽅が 学びがあるでしょう ▌メンターと相談しつつ決めてください

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参考: 2018年の条件 ▌⾔語: Python 3.x ▌ルール l 標準ライブラリの「21.インターネットプロトコルとサポー ト」は利⽤禁⽌ l それ以外の標準ライブラリは利⽤可能 l 外部ライブラリは利⽤禁⽌

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課題のレベル 1. HTTPのリクエストを解析して、解析した結果をコンソールに表⽰する 2. HTTPのリクエストを受け取ったら、固定の値でいいので正しいレスポ ンスを返す l リクエストが不正の時はエラーのレスポンスを返す 3. リクエストのパスに応じて、サーバー上のファイルを読み込んで、その 内容を返す 4. マルチプロセスやマルチスレッドにより、同時に複数のリクエストを処 理できるようにする 5. HTTP/1.1の仕様にできる限り準拠する

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進め⽅ ▌社内githubにリポジトリを作ってください l こまめにcommit, pushしてください l branchやPull Requestの使⽤はお任せします ▌課題のレベルに沿って進めるとやりやすいと思います ▌モブプロで実装を進めるのが推奨です l モブプロをしない場合の作業分担はチームにお任せします lペアプロにしたり、個⼈作業にしたり ▌メンターは1⽇1時間程度サポートするくらいを想定してます

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参考情報 ▌今まで実施した講義、演習、技術書精読 l HTTPのRFCは特に⼤事です l 「Webアプリケーション基礎」のEchoサーバーを拡張するといいか も l 正規表現使えるかも l 余裕があればユニットテストを書いてみてください ▌RFC 7230 l https://tools.ietf.org/html/rfc7230 ▌RFC 7231 l https://tools.ietf.org/html/rfc7231