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Firebase In-App Messagingを 導入してみた 2019/3/8 @wiroha

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自己紹介 ● @wiroha ● 株式会社メルカリ Androidエンジニア ● DroidKaigi, 技術書典スタッフ

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Firebase In-App Messagingとは ● アプリ内にお知らせを表示するサービス ● 簡単に、任意のタイミングで表示可能 ● コンバージョン等を日付別に追跡できる ● 2018年8月よりbeta版として提供 ● 公式 https://firebase.google.com/products/in-app-messaging ● github https://github.com/firebase/firebase-android-sdk ● Quick Start https://github.com/firebase/quickstart-android

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導入方法 ● 既にFirebaseを利用しているなら、build.gradleに2行書くだけ。かんたん。 ● Firebase未導入であればコンソールの案内に従って、アプリの登録と設定ファイ ル(google-services.json)のダウンロードをします

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設定項目 1. スタイルと内容 2. 宛先 3. スケジュール ○ Firebase Analytics のイベントを使用 4. コンバージョンイベント(省略可) ○ 数値集計用

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設定項目1:スタイルと内容 モーダル 画像のみ トップバナー

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設定項目1:スタイルと内容(モーダルの例) デザインがほぼ決まっている

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設定項目2:宛先 ● 様々な条件で絞り込める。条件はANDのみ。 ● iOS/Android, 言語, Firebase Audiences で作成したユーザリスト, 初回起動, ユーザプロパティ, Firebase Predictionsによる予測など

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設定項目3:スケジュール ● 罠:開始は「現在」を選ぶとタイムゾーンがロサンゼルス時間になり、終了日 時もロサンゼルス時間で指定する必要が出てくるので注意 ● トリガーはデフォルトはアプリ起動。カスタムするにはFirebase Analyticsの イベントを追加する。

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ハマりどころ ● Build Error ○ com.google.protobuf を既に使用しており競合した ● ProGuard ● 構成ファイル(google-services.json)の更新が必要だった ○ 本番環境のみ current_key が2つに増えていた ● たまにcrashする ○ 最近だとIn-App Messaging内部で使っているpicassoでcrash

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まとめ ● 導入も、管理画面操作も簡単 ● 宛先とトリガーイベントの組み合わせにより、 様々なシーンで活用できる ● より複雑なお知らせをするには 自作した方が良いが、 まず手軽に使ってみるには良い選択 ● モーダルのデザインが物足りなければ 「画像のみ」で全体をモーダル風画像にして解決 詳しく見る

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Thanks! 他にもめちゃくちゃ細かく調べたので、懇親会で声かけてください!