Slide 35
Slide 35 text
先駆的アイデアから一般常識へ
2016年、Stitch Fix社が提唱した「Engineers Shouldn't Write ETL」。
それまで当然視されていた「データサイエンティストが考え、エンジニアが実装す
る」という分断された役割から、「データサイエンティストが
自らデータ加工を行い、エンジニアは土台となる仕組みを提供する」
という協業モデルへの転換を促したのです。
当時は革新的だったこの考え方も、現在では便利なツールやクラウドの
普及により、多くの企業で標準的な手法となっています。
わずか数年で先進的な取り組みが当たり前になる。これこそがデータエンジニアリ
ングの進化スピードを物語る象徴的な例といえるでしょう。