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© OpenID Foundation Japan
Implicit Grant
(A) クライアントがリソースオーナーのユーザーエージェントを認可エンドポイントに送ることで
, フ
ローが開始する
. このときクライアントは
, クライアント識別子
, リクエストスコープ
, ローカルステー
ト, および認可サーバーがアクセス許可取得後にユーザーエージェントを戻すリダイレクト
URIをリ
クエストに含める
.
(B) 認可サーバーは (ユーザーエージェントを通して
) リソースオーナーを認証し
, リソースオー
ナーにアクセス要求の許可
/拒否をたずねる
.
(C) リソースオーナーがアクセスを許可した場合
, 認可サーバーは予め与えられていたリダイレク
トURIを用いて, ユーザーエージェントをリダイレクトさせてクライアントに戻す
. リダイレクトURIに
は, アクセストークンが含まれる
.
(D) ユーザーエージェントは
, リダイレクトの指示に従い
, Web上にホストされたクライアントリソー
スにリクエストを送信する (このときフラグメントは送信されない
.[RFC2616]を参照). ユーザー
エージェントはフラグメントの情報をローカルに保持する
.
(E) Webでホストされたクライアントリソースにアクセスすると
, Webページ (通常, 埋め込みのスク
リプトが含まれる
HTMLドキュメント) が返される. そのWebページでは, ユーザーエージェントに
よって保持されているフラグメントを含む完全なリダイレクト
URLにアクセスし, フラグメントに含ま
れているアクセストークン (とその他のパラメーター
) を取り出すことができる
.
(F) ユーザーエージェントは上記
Webページに含まれるスクリプトをローカルに実行し
, アクセス
トークンを取り出す
.
(G) ユーザーエージェントはアクセストークンをクライアントに渡す
.
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OAuth 2.0 各Grant Type解説
出典元:OAuth 2.0 Authorization Framework
(https://openid-foundation-japan.github.io/rfc6749.ja.html)