Slide 10
Slide 10 text
直積は帰納型(Inductive Type)を使って定義しました。任意の L -> T
の関数 a において、(任意の l にて a l が A l に属している)とき、
引数 l を受け取り a l を返す関数が直積 Product A に属していると
します。
Inductive Product (T L: Type) (A: IndexedEnsemble T L)
: Ensemble (L -> T) :=
| Product_intro: forall (a: L -> T),
(forall (l: L), a l ∈ A l) -> (fun l => a l) ∈ Product A.
直積の引数TとLは、無限集合にすることもできます。例えば、Lに実
数全体の集合を当ててしまうこともできます。このように無限集合を
割り当てたときの直積の性質について、選択公理というものが存在し
ます。
10