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聞き手の目線で考えるプロポーザル 伝わるプロポーザルの書き方/ 2026.04.16 @Takepepe

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自己紹介 吉井 健文 / @Takepepe 株式会社 REUNION SOFTWARE 代表取締役 / Software Engineer 2025年3月 までフロントエンドリードとして、 数々のプロジェクトをNext.js アプリケーションにリプレース。 「フロントエンド開発のためのテスト入門(翔泳社)」など、 3冊のフロントエンド関連書籍を執筆。 2024年10月株式会社 REUNION SOFTWARE 創立。

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なぜエンジニアはアウトプットするのか?

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アウトプットの目的 ● キャリア形成の一環として ● 節目のまとめてとして ● 知識を言語化する練習として 目的はひとそれぞれ

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アウトプット成功の定義 ● プロポーザルが採択されること? ● SNSでバズること? ● 熱中した事を共有すること? 成功の定義もひとそれぞれ

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何かに熱中することは素晴らしい ● 「何かを成し遂げた」という達成感が得られる ● 時間を注いだなにかが評価できる ● 明日の仕事へのモチベーションに繋がる

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熱量のあるアウトプットは魅力的だが… ● 「何かを成し遂げた」という達成感が得られる ● 時間を注いだなにかが評価できる ● 明日の仕事へのモチベーションに繋がる 熱量だけでプロポーザルは通るのか …?

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選考委員は何をみているのか?

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プロポーザルはカンファレンスに適しているか? ● 聴衆は、最新の技術動向をキャッチアップしたい ● 聴衆は、コミュニティの繋がりを求めている ● 聴衆は、共通の議題を中心に、議論する時間を求めている つまり「トレンド & 公益性」を重視

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熱量が高いもの = 惹きつけるとは限らない ● 主題は、少し古いものではないか? ● 主題は、最新動向のキャッチアップに繋がるか? ● 主題は、特定の文脈でしか活用できない話題ではないか? ● 主題は、公益性を評価できるか? 客観的視点を欠いてはいけない

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何のための発表なのか? ● スライドは「あなたの作品」である ● 登壇は「表現の場」である ● マーケットが求める物を提供すれば良いという話ではない ● 熱量のない発表は、あなたでなくても発表できる 主観があることで、魅力ある発表となる

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必要なのは「成果物が設計されていること」 ● 結論に新規性があり、意外性をもちあわせていること ● より多くの聴衆の、興味関心を捉えていること ● 公式ドキュメントに書かれていない、気づきが表現されていること ● 何を伝えたかったのか、主題が一貫していること では、どのように伝えるべき …?

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どのように設計するのか?

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まず、カンファレンスに適した内容か? ● 例えば TSKaigi の先行では、TypeScript「ならでは」を重視していた ● 「ならでは」感がいまいち伝わらない 󰢄 ● 「何を重視しているのか」を公式がオープンにしている場合、必ず確認

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つぎに、話題のトピックか? ● 話題が古いと、刺さる層が限定される ● 「少なくとも2年以内に注目された技術」など ● 特定のロールに限定した話題も、聴衆母数が限定される マーケターとしての視点をもつ

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もちろん採択基準はこれが全てではないが… ● 大半のプロポーザルは、ここを抑えていたようにみている ● 「トレンド & 公益性」を重視すべき、というのはこの観点 選考委員の「目を引く」設計がなされている

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どのようにアレンジするのか?

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主題はオリジナリティに溢れているか? ● トレンド、公益性だけならば、公式ドキュメントを読めばよい話 ● 最近ではAIに聞いてしまえば十分ともみられる ● 競合するプロポーザルも当然多い 少し主観が入っていた方が「目を引く」

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実体験にもとづく知見は価値がある ● 話題のあの技術が気になるところであるが… ● 「実際のところどうなの?」が、皆一番気なっている ● 実体験にもとづく知見は、熱量をのせやすい ● さらに考察が深ければ、より価値が高まる 話題の発表は、概ねこの観点を達成している

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より魅力的なプロポーザルのために

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1.タイトルは重要である ● 👎「{話題の〇〇}動向を見逃すな!」 ● オリジナリティが見えづらく、既出の公開資料で十分 ● 👎「{固有プロダクト名}で得た教訓と今後」 ● 公益性が見づらく、固有プロダクト宣伝のように見える 選考の足切りは、タイトルだけで実施される

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1.タイトルは重要である ● 👍「{話題の〇〇}で{課題〇〇}を解決した話」 ● 具体性があり、同時にキャッチアップができるように見える ● 👍「{固有プロダクト名}に{話題の〇〇}を採用した奮闘記」 ● トレンドを捉えつつ、オリジナリティがあるように見える 「トレンド & 公益性 & オリジナリティ」が伺える

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2.概要はタイトルを深掘るものであるべき ● 👎「自社サは〜なサービスである。〜は今話題のソリューションである。これを導 入した苦労話をします」 ● 繰り返しであり、タイトルの説明になっている。 ● 👎「巷では〜を採用しているが、弊社ではこれを採用してみた」 ● ただの逆張りをしているだけで、内容が深そうに見えない。 概要で「この発表は深い考察があるか?」を推しはかられる

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2.概要はタイトルを深掘るものであるべき ● 👍「自社サには〜な課題あり〇〇に期待。実際は期待値と異なる点があったが、 〜な工夫を施した」 ● 「実際と期待値と差分は?」「どんな工夫だったの?」 ● 👍「自社サには〜な課題あり〇〇に期待。導入後半年間はうまくいったが、最終 的には剥がす決断をした」 ● 「どのようにうまくいっていたの?」「なぜ最終的には剥がしたの?」 「聞いてみたい!」と選考委員が思うかどうか

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3. 最後は「運」 ● どれだけ良いプロポーザルだとしても… ● 競合が多い場合は普通に落ちる ● 採択はカンファレンス全体のバランスが考慮されている ● 「採択されなかった = 良くなかった」とは限らない

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3. 最後は「運」 ● 「採択されなかった = 良くなかった」ではない ● あなたが、取り組みを共有しようとした活動は糧になる ● CFPだけにとどめるのは勿体無い ● 採択されたつもりで、ブログ記事などにまとめることはできる ● 少しアレンジすれば、別CFPにも応募はできる 頑張っていきましょう 💪

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ご清聴ありがとうございました