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ペルナ

 ペルナ

ポートフォリオとして制作
- サービス概要
必要な医療情報をパーソナライズ化してお届けするアプリケーション
- 制作人数
1人
- 制作期間
4ヶ月
- 使用ツール
Figma/ Illustrator

Rikako Kinoshita

May 22, 2022
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Transcript

  1. ペルナ 必要な医療情報を パーソナライズ化し届ける

  2. サマリー 概要 「人間中心設計(HCD)」「行動経済学」の視点からUI / UX設計を学ぶ授業の一環で
 アプリの共同制作をしました。要件から表層段階まで自分達で思考しました。 役割 テーマ提案/リサーチ/ 情報設計/ UXデザイン/

    UIデザイン/ ユーザビリティテスト 期間 4ヶ月(2021年11月〜2022年2月) チーム人数 3人
  3. デザインプロセス プロジェクトの着想 調査 ユーザーモデリング 体験価値とコンセプトの設定 機能要件 設計・デザイン プロトタイピング 評価 戦

    略 段 階 デ ザ イ ン ・ 評 価 要 件 段 階 女性の病気を予防するためのサービスを作りたい ユーザーインタビューの実施 競合調査 ペルソナ カスタマージャーニーマップ リーンキャンバスでサービスを構造的に整理し、サービスの軸を定義 「パーソナライズ化」「正しい情報の提供」 サービスに必要な機能を洗い出す ユーザーが利用しやすいプロダクトの構造を作る ユーザビリティテスト 検証結果分析 (The rainbow spreadsheet) 課題の優先度付け
  4. なぜ作ろうと思ったか ワクチンのある唯一のがん、子宮頸がんに着目 日本では毎年約1万人が子宮頸がんになり、そのうち約3000人が亡くなっています。 子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスに性的接触で感染するものと考えられています。 ですので、初めての性交渉を経験する前にHPVワクチンを接種することが予防に最も効果的です。 子宮頸がんの予防において世界の流れから大きく取り残されている日本 欧米では20歳〜69歳までの子宮頸がんの検診率が80%近いのに対して、日本はやっと40% 13歳のワクチン接種率は1%以下ほぼ0% 慢性的な痛みや運動障害などがワクチンの副作用だという根拠は得られていませんが、日本では、2013年6月から の副反応問題のため接種勧奨の差し控えが約9年続きました。

    (2022年4月より定期接種の積極的接種勧奨再開、本年度17歳から25歳までの女性への無料キャッチアップ接種が開始) 知識・情報不足により苦しむ女性を減らすためのアプリを作りたい
  5. ペルソナ 井上由香里 利用状況 年齢:29歳 職業:IT企業の営業 年収:500万 家族構成:独身 居住地:埼玉(大宮) よく使っているアプリ ・ルナルナ

    行動 ・平日は仕事で疲れてすぐに寝る ・休日は彼氏とデート 悩み ・仕事が忙しいせいか体調を崩しがちで健康状態が心配だ  結婚や出産も考えているため、自分の身体の状態を知りたい ・ネットの情報は大量で何が正しいかわからないし、  難しくて読む気にならない ゴール ・自分が今受けるべき検診について知りたい ・正しい情報を短時間で入手したい
  6. カスタマージャーニー:優先度の高い課題の選定 優先度の高い課題 1 自分が今受けるべき検診が どれかわからない 2 正しい情報かどうか わからない 3 既往歴や受診歴を自分で

    管理していない
  7. リーンキャンバス:サービスの価値を構造的に整理

  8. ①疲労で体調を崩した由香里さんは
  医師に検診を勧められる ③ペルナで知った子宮頸がん検診を  受けてみることにした ④検診当日...既往歴を覚えていなくて、  問診票の記入に時間がかかった ⑤検診結果が届いたので  ペルナに記録しておくことにした ⑥1年後...ペルナから  乳がん検診の通知が届いた!

    ②病院の待合室でペルナのパンフレットが  目に入る。DLしてみることにした  「使えば使うほど「イマ」必要な検診・医療情報 をあなたにあわせてお届けします…」 ストーリーボード:理想のユースケースを表現
  9. 機能詳細〜マイページ〜 マイカルテ 医療記録を管理 今までかかった病気の記録や予防接種の記録を まとめて登録しておける 今のあなたに必要な検診 パーソナライズ化した検診のお知らせ 検診の記録や既往歴など、マイカルテの登録情報やプロフィールから ユーザー一人ひとりに合った検診情報をお届け Design

    point Complexion Reduction コンテンツの優先度を決め、検診が一番目立つような UI設計に Design point スライダー 受けた方が良い検診は同時期に複数あることも考えられる ので、2番目のお知らせも見える配置にしカルーセルタイプ で確認しやすく
  10. 機能詳細〜辞書・コラム〜 辞書・コラム 日本産婦人科協会監修の正しい医療情報 マイカルテやプロフィールからパーソナライズ化した情報をお届け ネット上の正当性不明な大量の情報に踊らせることがなくなる Design point 辞書シングルビュー グラフや図を使ってわかりやすく インタビューやUTの結果、ユーザーは、デザイナーが思って

    いるよりも「読まない」という気づきがあった Design point 辞書コレクションビュー 情報量が多くて悩むというFBを元に、ユーザーフローを見直し、 載せる情報を絞り込んだ (Slide10で詳しく説明) Before 「どんな病気があるんだろう〜」 いろんな病気について見てみる After 「妊娠に関連のある病気を調べたい」 目的が決まっている
  11. ユーザビリティテスト:利用目的を邪魔するような課題がないか明らかにする ホームの情報量が多く何を見ればいいのかわかりづらい 気になる...マイカルテの追加...何のことですか? ホームやマイカルテは何をするところなのかわからない 機能ごとに分けていたタブバーを、情報の種類によって分ける変更をした
 マイページにユーザー自身に関する情報を集約 ユーザーのアクションと文言の不一致を見直し 検診一覧 マイページ プロフィール

    検診お知らせ 通知 マイカルテ 設定 病気の情報をあとで読んだり 保存しておくための機能 パーソナライズ結果から 提示している病気の情報 検査結果をマイカルテに 記録するボタン Before After
  12. ふりかえり 改善点 ・ほぼ完成に近いデザインカンプを作成後にユーザビリティテストを実施したが、ユーザーの思いもよらない行動が連発  し自分達の思い込みを痛感した。  議論に時間をかけるよりも、ワイヤー程度でもいいのでもっと早い段階でユーザビリティテストを実施し、ユーザーを  よく観察した上でサイクルを回していればもっと速く、より質の高いものが作れていたかもしれない。 ・受動的に自分に合った検診や病気の情報を受け取れるのがこのアプリの強み。そこをもっと強化することができそう 検診のお知らせから 一般的な情報に遷移 現時点

    今後の展開 その人独自の 情報に遷移 カルテ情報 その人に 必要な 病気の情報を 抜粋 ・病院と連携して電子カルテが反映されればビジネスモデルも拡がりそう。 マイナンバーカードと連携していけば今後区とも連携しやすくなるかも...