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Kubernetesの正体とビジネスヒント

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February 16, 2022
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 Kubernetesの正体とビジネスヒント

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February 16, 2022
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  1. 2022/2/16 1 Kubernetesの正体 とビジネスヒント 2022年2月16日 日本IBM テクノロジー事業本部 高良 真穂 自己紹介

    2 所属 日本アイ ビー エム株式会社 テクノロジー事業本部 Hybrid Cloud CTO たから まほ 高良 真穂 著書 コンテナ / Kubernetes / OpenShiftの 利用価値を理解し活用してもらうため、 エンジニア育成、お客様へのご進講、 執筆活動を推進しています。 韓国語に 翻訳され ました 1 2
  2. 2022/2/16 2 コンテナとKubernetesに関するギモン • Kubernetesを名のる製品やクラウドは沢山あるけど、 何か違うのか? • なんで、わざわざ複雑なことするのか? • Kubernetesでビジネスを拡大したいけど、どこから

    手をつけると良いのか • どんなオポチュニティがあるのか? • また新しいのが出てきて、数年後には消えて無くなるのでは? 様々なKubernetesが存在している • アップストリーム Kubernetes • ソースコードとバイナリ配布 • 無料で使えるMinikube,Kops,K3s,MicroK8s… • ダウンストリームのKubernetes • クラウドのサービス EKS,AKS,GKE,IKS,ROKS • ソフトウェア製品 Tanzu, Rancher, OpenShift, Anthos… 3 4
  3. 2022/2/16 3 インフラ構築の目線で書き換えると CNCF Kubernetesプロジェクトの スコープはこの範囲 当然、これだけでは使えない 各社で周辺を統合して提供(=K8sシステム) コア 周辺

    統合K8s SW OpenShift Tanzu Rancher EKS,AKS,GKE IKS/ROKS クラウドサービス 5 6
  4. 2022/2/16 4 コアの部分は同じ、各社で統合して提供 • Kubernetesを名乗る「クラウドとSW製品」は周辺を含めイ ンテグレーションされたもの • OpenShift, Tanzu, Rancher,

    EKS, AKS, GKE, IKS/ROKS… • ベンダー各社は、周辺構成要素で差別化を図る • クラウドでは、IaaSサービスと統合して提供 • オンプレ製品では、仮想化SW製品のVM, ストレージ, SDNと統合 • 入門者はコア部分を理解することがオススメ K8sは、多くの業界標準で、足元が固められている CSI CRI ABI CNI OCI OCI K8s-API 7 8
  5. 2022/2/16 5 K8s標準で連携 • K8s-API : YAMLに記述できるAPI • https://kubernetes.io/docs/reference/ •

    CNI: コンテナをNWへ接続するための仕様とプラグインLib • https://github.com/containernetworking/cni • CRI: kubeletとContainerd/CRI-OなどI/F仕様とライブラリ • https://github.com/kubernetes/cri-api • CSI: ストレージシステムと連携するための仕様とプラグイン • https://kubernetes-csi.github.io/docs/introduction.html • OCI: コンテナの標準仕様 • https://opencontainers.org/ • ABI: LinuxカーネルのAPI仕様、コンテナが動作する基礎 • https://en.wikipedia.org/wiki/Linux_kernel_interfaces K8sに関するファクト #1 • 各社は、K8sをコアに周辺を統合したK8sシステムを提供 • CNCFのもと開発が進行中、ベンダー製品対応が拡大中 • K8sは業界標準の上に構築 • OpenStackのケースと異なり、これに代わるモノは簡単には出ない。 • オンプレとクラウドのハイブリッド活用が醸成中 • K8sの実行基盤はクラウドのシェアに比例 9 10
  6. 2022/2/16 6 お客様企業情報システム部門の3大ジレンマ ビジネスから要求に答えきれない • 開発期間が⾧い • 簡単に変更できない複雑さ • AIとデータの活用

    • モバイル活用 • セキュリティの強化や統合 レガシーなアプリのモダナイズ • 保守切れ、サポート切れ • 合併吸収に伴うアプリの整理統合 • 開発と運用の人材高齢化 システム運用コストの削減 • ベンダー依存体質 • ベンダーロックインによるイイナリ脱却 • ローコード開発 • CICDの導入とDevOps実践 • マイクロサービスによる高速開発 • データ分析基盤の構築 • OSS(コンテナとK8s)活用 • 運用の自動化 • ハイブリッドクラウドの利用 • セキュアな基盤 K8sで期待される解決策 CICDとオブザーバビリティ(可観測性)の強化 Dev Ops Git GitHub GitLab Cloud各社 Harbor RH Quay Jenkins/CloudBee GitLab/GitHub CircleCI TravisCI Prometheus Grafana ElasticSearch Kibana etc DataDog, Sysdig, Instana Tubonomic, Jager,Zipkin OpenTracing etc オブザーバビリティ(可観測性) 11 12
  7. 2022/2/16 7 K8sに関するファクト #2 • K8sユーザーの約9割でCICDを本番導入済または評価中 • CICDは、K8sの導入動機のトップ • タイムリーなサービス提供は企業の経営課題

    • 硬直化したシステムに機動力を取り戻す • オブザーバビリティ(可観測性)のサービスとSWプロダクトに注目 • 快適なレスポンス、エラー発生の無いアプリの実現は経営課題 • APM/分散トレーシング、メトリックス、ログ分析は、共通技術のため外 部サービスを利用が増加 まとめ ギモンに答えが見いだせたでしょうか? • K8sを名乗る製品やクラウドは何か違うのか? • コアは同じ、周辺をクラウド基盤やオンプレ製品と統合 • K8sでビジネスを拡大したいけど、どこから手をつける と良いのか • オポチュニティ • ソリューション開発の人材育成が急務 • サービスの開発力向上(CICD)、サービス品質の向上(可観測性) • 認証認可のモダナイズ、ローコード開発との連携 • 数年後には消える? • 業界標準を固めることで地盤を固めた 13 14
  8. 2022/2/16 8 OpenShiftソリューション研究会の紹介 今年、IBMは、IT業界がこれまでたどってきた、製品販売やSIモデル、アウトソーシングなどに続く 新たなビジネスモデルとして、「テクノロジーを活用した共創パートナーモデル」を加速させていき ます。この戦略には、テクノロジーと業界の深い知見を持つ専門家の存在が成功の鍵となります。 この背景の中で2022年のOpenShiftソリューション研究会は、「組織を超えた共創を実現するコ ミュニティ活動」として、コンテナとクラウドネイティブ技術によるソリューション開発の課題や情 報の共有、成功や失敗事例研究、技術スキルの向上など、セミナー形式の勉強会を通じて取り組んで いきます。2022年はIBMとグループ会社社員に加えて、ビジネスパートナー様も参加いただけるよ

    うに活動していきます。 https://www- 40.ibm.com/events/wwe/ast/ept/swgeer06.nsf/signin.xs p?open&seminar=kwossiecaz52y&lang=en&locale=ja_JP ▪ 第20回 OpenShiftソリューション研究会 日本IBM 山口社⾧ エクゼクティブメッセージ CNストレージ、Windowsコンテナ、著書紹介など ▪ 開催日時:2022年 2月18日(金)09:30 - 11:00 ▪ 開催方法:リモート配信 社外向けURL 15 16