Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
怒り駆動開発 -キレる技術- #osrk01
Search
Tomohiro Hashidate
July 21, 2018
Technology
11
6k
怒り駆動開発 -キレる技術- #osrk01
Osaka Rubykaigi 01で発表
Tomohiro Hashidate
July 21, 2018
Tweet
Share
More Decks by Tomohiro Hashidate
See All by Tomohiro Hashidate
Kafka Streamsで作る10万rpsを支えるイベント駆動マイクロサービス
joker1007
7
2.8k
neovimで作る最新Ruby開発環境2023
joker1007
2
2.8k
ReproのImport/Exportを支えるサーバーレスアーキテクチャ
joker1007
1
1.1k
Ruby on Rails on Lambda
joker1007
13
11k
Sidekiq to Kafka ストリームベースのmicro services
joker1007
4
8.5k
令和時代のRails運用
joker1007
35
14k
TracePointから学ぶRubyVM
joker1007
0
1.6k
What a cool Ruby-2.7 is !
joker1007
2
660
How to extend TracePoint
joker1007
2
340
Other Decks in Technology
See All in Technology
Cypress or Playwright?
rainerhahnekamp
0
170
MixIT 2024 - Pulumi : Gérer son infra avec son langage de programmation préféré
ju_hnny5
1
120
LayerXにおけるLLMプロダクト開発の今までとこれから
layerx
PRO
4
710
競技としてのKaggle、役に立つKaggle
yu4u
6
2.4k
M5と自作基板をくっつけてみた〜M5 Japan Tour 2024 Spring 福冈 (Fukuoka|福岡)〜
keropiyo
0
130
アクセス制御にまつわる改善 / Improving access control
itkq
0
590
Microsoft for Startups Founders Hub_20240429 update
daikikanemitsu
1
2.4k
How to Lead? Testimonial of a Lead Android Engineer
oleur
1
110
LangSmith入門―トレース/評価/プロンプト管理などを担うLLMアプリ開発プラットフォーム
os1ma
5
710
成長をサポートするピープルマネジメントのやり方
sioncojp
9
1.2k
生成AIの変革の時代に、直近1年で直面した課題とその解決策
ktc_wada
0
660
開発パフォーマンスを最大化するための開発体制
ham0215
7
1.1k
Featured
See All Featured
No one is an island. Learnings from fostering a developers community.
thoeni
16
2.1k
Being A Developer After 40
akosma
66
580k
jQuery: Nuts, Bolts and Bling
dougneiner
59
7.2k
Design and Strategy: How to Deal with People Who Don’t "Get" Design
morganepeng
117
18k
"I'm Feeling Lucky" - Building Great Search Experiences for Today's Users (#IAC19)
danielanewman
221
21k
Testing 201, or: Great Expectations
jmmastey
30
6.4k
Exploring the Power of Turbo Streams & Action Cable | RailsConf2023
kevinliebholz
7
3.4k
How GitHub (no longer) Works
holman
305
140k
Creating an realtime collaboration tool: Agile Flush - .NET Oxford
marcduiker
14
1.5k
Debugging Ruby Performance
tmm1
70
11k
Building Adaptive Systems
keathley
32
1.9k
Scaling GitHub
holman
457
140k
Transcript
怒り駆動開発 キレる技術 @joker1007
self.inspect @joker1007 Repro inc. CTO ( 要は色々やる人) Ruby/Rails fluentd/embulk RDB
Docker/ECS Bigquery/EMR/Hive/Presto Cassandra < NEW Ruby 黒魔術師 Hijacking Ruby Syntax in Ruby https://www.youtube.com/watch?v=04HGQEw3A6Y
自分は頻繁にキレる 特にネットでは露悪的なので、割と口調が荒い
加えて関西弁は怖い( らしい) ツッコミが怖いとか何とか
結果同僚から怖がられる例がある
心穏やかに生きていく方が良いのは間違 いない( 吉良某の様に) 特に口調が荒いことにメリットはほぼ無いのは分かっている
しかし怒りは無意味ではない イライラを持続させて仕事することは生産性が強烈に悪化する。 不満を溜めこむ方が危険。 そして、単純にストレスコントロールとして重要であるだけでは ない。
怒りとは現状に対する不満の発露である そもそも何の不満も無しに問題を解決し ようなどと思うことはない
システム開発者 = 問題解決者 我々は世の中への怒りや仕事に対する不満を解決するために頭を 捻って仕事をしているという側面がある。 怒りと向き合う仕事と言えなくもない。
当然我々自身の環境にも問題はある
システム開発において 拡張しやすく読みやすいコード リソース豊富な開発機 高速で終わるCI 簡単なデプロイ環境 無駄のないアラート設計 必要十分な機能要求 etc 全てを満たしていますか? 不満があって、より良くしたいと思ってませんか?
不満を感じないのは、ある種の諦め もしくはかなりの幸運か完璧超人か
我々は完璧ではない 日々間違えて失敗する そして失敗は蓄積し残る
人間は既にあるものを参考にしがち 割れ窓は容易に伝染する 良くないものは放置するだけでマイナス の結果に繋がる
誰かが間違いを明確に示さなければなら ない でないと物事を改善することには繋がら ない
誰が示すのか?
不満の敷居値が低い人間 つまり、怒りっぽい人だったりする
しかし、ただ怒りを示せばいいというも のではない 私には自分なりのルールがある
怒りを示す時のルール 状態やコードにキレる 自分の仕事の結果でもキレる 人間には触れない 自分の仕業の時だけは明確に自分にキレる 怒りを感じる合理的な理由を示す 具体的にどうしたいかを示す ( オープンにキレる)
そして、可能なら直すまでやってしまう 行動し結果を出すまでに至るのが大事
とはいえ、確実に人にダメージを与える 人間に直接触れない様にしても、自分の不始末は分かる そもそも自分自身が自分に対してイラっとしつつ、自分で辛いと かも良くある
実際の所、不満や問題点を表明する手段 は怒りだけではない フラットに伝えられるならそれに越したことはない。 しかし、強い口調が必要になる時もあると思ってる。
まとめ 怒りはセンサーでありエネルギー源 我々の仕事は、不満と向き合い、より上手くやることを日々 考えることが大事 人に罪は無い、人間は必ず間違える 日々問題を解決するのに頭を捻るのは簡単ではない。 ストレスや不満と向き合わなければならない、 だからこそ頭を捻る価値がある。
Repro ではトークストレートな環境で より上手くシステム開発する意欲がある 開発者を募集しております