Slide 1

Slide 1 text

DevLOVE  関⻄西  それぞれのリモートワークの軌跡とこれから #DevLOVE  #DevKan   2014/10/17(⾦金金)  @株式会社ゼノフィ関⻄西営業所 ヌーラボでのリモートワーク 四年年間の軌跡とこれから(改)

Slide 2

Slide 2 text

http://www.slideshare.net/tksmd/ss-‐‑‒38281542

Slide 3

Slide 3 text

染⽥田  貴志 SOMEDA  Takashi @tksmd 株式会社ヌーラボ エバンジェリスト

Slide 4

Slide 4 text

MIJS  京都ワークショップ http://www.mijs.jp/archives/2939

Slide 5

Slide 5 text

No content

Slide 6

Slide 6 text

JAWS  Days  2013 国内を中⼼心に  約3000クライアント  が利利⽤用するプロジェクト管理理ツール タスク管理理機能に加え、 •  WebDAVによるファイル共有 •  GitやSubversionのリポジトリホスティング などを提供。 http://www.backlog.jp

Slide 7

Slide 7 text

全世界  約135万ユーザ  が利利⽤用するオンラインのドローツール 基本的なドローツールの機能に加え •  複数のユーザで同時に編集出来るリアルタイムコラボレーション •  Google+  Hangouts  と連携して、ビデオチャットとあわせて利利⽤用可能 といった、コラボレーション機能が充実。 http://cacoo.com/

Slide 8

Slide 8 text

今年年正式版をリリースしたばかりの新しいチャットサービス •  ヌーラボの各サービスとの連携 •  豊富で使いやすい  API  の提供 http://typetalk.in/

Slide 9

Slide 9 text

本⽇日のお話 1.  四年年間のリモートワークの軌跡 2.  リモート特有の課題と取り組み 3.  リモートからローカルへの回帰 4.  まとめ

Slide 10

Slide 10 text

http://www.flickr.com/photos/yellowcloud/4525329362/ http://www.flickr.com/photos/brostad/2762412153/ 1. 四年年間のリモートワークの軌跡

Slide 11

Slide 11 text

四年年前の状況 •  コワーキングスペースもまだなかった

Slide 12

Slide 12 text

2010年年7⽉月  ⼀一⼈人⽀支店開設

Slide 13

Slide 13 text

2012年年4⽉月  三拠点で開発に

Slide 14

Slide 14 text

2012年年6⽉月  待望の⼆二⼈人⽬目

Slide 15

Slide 15 text

2013年年1⽉月  アジア4カ国へ

Slide 16

Slide 16 text

2014年年8⽉月  ベトナムにスタッフ

Slide 17

Slide 17 text

2014年年11⽉月  ヌーヨーク拠点 •  南⽶米、ヨーロッパ圏も視野に⼊入れて •  タイムゾーンが⼤大幅に超える地域での挑戦

Slide 18

Slide 18 text

http://www.flickr.com/photos/nicmcphee/2558167768/ 2.  リモート特有の課題と取り組み

Slide 19

Slide 19 text

要は⼀一⼈人は寂しい 会社が成⻑⾧長するにつれ、会社の経営がだんだん混沌としていったのです。家 で仕事をすることによって、私は⼼心⾝身の健康を損ない始めました。他⼈人との 連絡はすべてEメールかチャットなので、私は孤独を感じました。時には、 何⽇日も家から出ずにいることもあり、憂鬱な⽇日々だったのです。 ショックだったのが、他の社員もまさしく同じように感じていたということ です。在宅宅勤務は⼀一部の⼈人が信じているほど、⾃自由で、楽しい経験を与えて くれるものではありませんでした。私たちは2014年年に新しいオフィスを構え、 ほとんどのチームをオフィス勤務に戻しました。 http://www.lifehacker.jp/2014/08/140818remote_̲work.html

Slide 20

Slide 20 text

チームの構造に起因する問題 •  コミュニケーションに主従関係が⽣生まれる •  暗黙的なコンテキストが「従」側には伝わらない •  積み重なると「取り残されている」疎外感 本社 リモート リモート リモート

Slide 21

Slide 21 text

問題に「気付きにくい」構造 •  「主」側の⼈人間はそもそも気付きにくい •  「従」側も何がストレスかを⾔言語化しにくい

Slide 22

Slide 22 text

情報の共有・透明性の担保 •  ⼀一⽇日⼀一回、⼀一対⼀一の密なコミュニケーション •  Backlog  に情報を集約しオープンに共有 •  オンラインビデオツールの導⼊入

Slide 23

Slide 23 text

リアルに  “会う” •  年年に⼀一回、全社員での総会、役員⾯面談 •  不不定期なイベント  (開発合宿など)

Slide 24

Slide 24 text

在宅宅勤務の実験 •  2ヶ⽉月間、週1回⽔水曜⽇日に実施 •  本社、⽀支社関わらず全員を対象 •  9  割型好意的な反応  (特に海外スタッフ)

Slide 25

Slide 25 text

https://www.flickr.com/photos/joi/1289431666/ 3.  リモートからローカルへの回帰

Slide 26

Slide 26 text

リモート”拠点”へと成⻑⾧長 •  少しずつ⼈人数も増え、現在は三⼈人に •  拠点としての存在感

Slide 27

Slide 27 text

あらためて、なぜそこで働くか •  住み⼼心地のよさ •  個⼈人の嗜好だけの問題なのか?!

Slide 28

Slide 28 text

⾃自分たちらしく働く場所 •  京都移住計画とのコラボレーション •  地域の⼈人と⼀一緒に、⾃自分たちらしく働く場所を作る

Slide 29

Slide 29 text

若若者よ、故郷に帰れ その町の市場へ⾏行行き その町の⼈人のために料料理理をつくりなさい フェルナン・ポワン

Slide 30

Slide 30 text

巻き込み型オフィス改修 •  FB  イベントで募集 •  IT  以外の⽅方々も沢⼭山参加

Slide 31

Slide 31 text

その結果

Slide 32

Slide 32 text

#IT業界のTOKIO !!!

Slide 33

Slide 33 text

この経験で得たもの •  これまでに接したことのなかった⼈人と知り 合えた •  これまでに接したことのある⼈人の違う側⾯面 を知れた

Slide 34

Slide 34 text

http://www.flickr.com/photos/munaz/2498380666/  4.  まとめ

Slide 35

Slide 35 text

リモートワークのこれから •  分散チームを構築する •  ローカルでのブランディング •  多様性を楽しむ⽂文化をつくる

Slide 36

Slide 36 text

分散チームを構築する •  福岡、東京以外はサービスの展開にあわ せて、拠点や⼈人員を配置してきた •  役割や戦略略によって、拠点であったり在 宅宅勤務であったり •  リモートワーク=在宅宅勤務だけではない

Slide 37

Slide 37 text

ローカルでのブランディング •  ⽬目にはみえない、みえにくい •  開発拠点であっても⾃自然と⽣生まれる •  リモートワーク当事者がその認識識を持つ ことは重要

Slide 38

Slide 38 text

多様性を楽しむ⽂文化をつくる •  効率率率だけを追求するとやっぱり⼀一箇所に 集まってるほうが効率率率的 •  ⼈人(組織)による向き不不向きは確実にある •  全くちがうバックグラウンドの⼈人がいる ことをそもそも楽める事が⼤大事

Slide 39

Slide 39 text

リモートではたらき ローカルにねざす

Slide 40

Slide 40 text

ご清聴ありがとうございました https://nulab-‐‑‒inc.com/ja/career/ 京都でも 募集してます!