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VR 点 検 シュミレーションを A-Frameで作った話 川尻 貴之

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©Project PLATEAU / MLIT Japan 川尻 貴之 自己紹介 Kawajiri Takayuki ・MIERUNE入って1年ちょっと ・前職は、JR北海道のグループ会社 ・趣味は、車でドリフト。去年からオフ ロードバイクにもハマってます。 GISエンジニア

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©OpenStreetMap contributors 01 WebVR(A-Frame)の紹介 02 作ったシステムの紹介 03 終わりに 目次

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©OpenStreetMap contributors 01 WebVR(A-Frame)の紹介

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©Project PLATEAU / MLIT Japan 01 WebVR(A-Frame)の紹介 ● WebVR(Web Virtual Reality)は、ウェブブラウザで仮想現実(VR)体験 を可能にするためのJavaScript APIです。 ● 主流のウェブブラウザと多くのVRヘッドセット、Oculus Rift、HTC Vive、 Windows Mixed Realityヘッドセットなどと互換性 ● HTML、CSS、JavaScriptといったウェブ標準のテクノロジーを使用して VR体験を作成できる Web-VRとは

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©Project PLATEAU / MLIT Japan 01 WebVR(A-Frame)の紹介 ●A-Frame(HTMLライクな記述で作成) ●Babylon.js(TypeScriptで書かれた高機能な3Dエンジン) ●React 360(Facebookが開発、Reactベース) 等々色々あります。(ほとんどがThree.jsがベースになってます。) 主なフレームワークとしては

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©Project PLATEAU / MLIT Japan 01 WebVR(A-Frame)の紹介 ● HTMLのようなシンプルなマークアップを使用 して、3Dのバーチャルリアルティ (VR) シーン を簡単に作成・表示することができます。 ● 1ソースで、ブラウザ、スマホ、VRゴーグル等に 対応できるのが特徴です。 A-Frameの説明 https://aframe.io/

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©Project PLATEAU / MLIT Japan 02 作ったシステムの紹介 ●多くが2眼カメラ(表裏に魚眼レンズ) ●ワンシャッターで360度撮影できる。 ●死角が無いので、一脚等で撮影。 ●入門機だと5万円以下で購入可 360度写真の説明

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©Project PLATEAU / MLIT Japan 02 作ったシステムの紹介 360度写真の説明 https://jp.cyberlink.com/learning/powerdirector-video-editing-software/694/360°動画を編集するには(撮影から編集の準備までの流れ)

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©Project PLATEAU / MLIT Japan 02 作ったシステムの紹介 360度写真の説明 https://jp.cyberlink.com/learning/powerdirector-video-editing-software/694/360°動画を編集するには(撮影から編集の準備までの流れ)

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©Project PLATEAU / MLIT Japan 01 WebVR(A-Frame)の紹介 360度写真を表示する場合のソース 360° Image 簡単に書けます。

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©OpenStreetMap contributors 02 作ったシステムの紹介

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©Project PLATEAU / MLIT Japan 02 作ったシステムの紹介 ●行ったことがない所を説明するための教材 ●点検等、定形作業の反復練習 ●実物が近くにない、入出制限等で行けない場所の把握 目的・用途

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©Project PLATEAU / MLIT Japan 02 作ったシステムの紹介 ●完全3D空間をVRで再現したものではない。(モデリングコストを 考慮) ●360度写真の点間移動(GoogleStreetViewをイメージ) ○ 自由に移動できるVRではない。 ●一部文字等は、3D空間でモデリング ●ユーザーがコンテンツの作成ができる様にする システムのコンセプト

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©Project PLATEAU / MLIT Japan 02 作ったシステムの紹介 シーン(地点)<ターゲット(点検項目) 移動経路は、点検と単純性を考慮して一筆書き経路のみとしてい る システムのコンセプト

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©Project PLATEAU / MLIT Japan 02 作ったシステムの紹介 システムの構成

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©Project PLATEAU / MLIT Japan 02 作ったシステムの紹介 デモ

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©Project PLATEAU / MLIT Japan 03 副産物、発展形 青い足跡:次のシーンへ 緑の足跡:前のシーンへ シーン間移動

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©Project PLATEAU / MLIT Japan 03 副産物、発展形 文字、画像を配置可能 ターゲットマークが点検箇所 チェックすると次のターゲットへ (これを繰り返していく) ターゲット選択

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©Project PLATEAU / MLIT Japan 03 副産物、発展形 VRコンテンツ登録画面 複数のシーンを設定 シーンの中に複数ターゲットを設定 ターゲットには、 音、文字等のアクションを設定

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©Project PLATEAU / MLIT Japan 03 副産物、発展形 シーン内で、点検するポイントを表示 して、クリックすると音がなったりし て、事前練習できる。 VRゴーグルでやると非常にリアル。 ターゲットの登録画面

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©OpenStreetMap contributors 03 副産物、発展形

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©Project PLATEAU / MLIT Japan 04 まとめ ● 普段行けない所を、行ったことがない人に説明するには十分。 ● VRゴーグルで見ると非常にリアル ● 点検訓練よりゲーム感覚になってしまう。 ● 完全オフラインを目指したが、 ○ VRゴーグルが定期的にネット接続が必要 ○ VRゴーグルのスクリーンミラーリングにネット接続が必要 使って見た結果

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©Project PLATEAU / MLIT Japan 04 まとめ この後、 VRゴーグルで体験できる 環境用意しますので 気軽にどうぞ