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VR点検シュミレーションをA-Frameで作った話

 VR点検シュミレーションをA-Frameで作った話

Kawajiri Takayuki

October 01, 2023
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Transcript

  1. ©Project PLATEAU / MLIT Japan 川尻 貴之 自己紹介 Kawajiri Takayuki

    ・MIERUNE入って1年ちょっと ・前職は、JR北海道のグループ会社 ・趣味は、車でドリフト。去年からオフ ロードバイクにもハマってます。 GISエンジニア
  2. ©Project PLATEAU / MLIT Japan 01 WebVR(A-Frame)の紹介 • WebVR(Web Virtual Reality)は、ウェブブラウザで仮想現実(VR)体験

    を可能にするためのJavaScript APIです。 • 主流のウェブブラウザと多くのVRヘッドセット、Oculus Rift、HTC Vive、 Windows Mixed Realityヘッドセットなどと互換性 • HTML、CSS、JavaScriptといったウェブ標準のテクノロジーを使用して VR体験を作成できる Web-VRとは
  3. ©Project PLATEAU / MLIT Japan 01 WebVR(A-Frame)の紹介 • HTMLのようなシンプルなマークアップを使用 して、3Dのバーチャルリアルティ (VR)

    シーン を簡単に作成・表示することができます。 • 1ソースで、ブラウザ、スマホ、VRゴーグル等に 対応できるのが特徴です。 A-Frameの説明 https://aframe.io/
  4. ©Project PLATEAU / MLIT Japan 01 WebVR(A-Frame)の紹介 360度写真を表示する場合のソース <!DOCTYPE html> <html>

    <head> <meta charset="utf-8"> <title>360&deg; Image</title> <meta name="description" content="360&deg; Image - A-Frame"> <script src="../../../dist/aframe-master.js"></script> </head> <body> <a-scene> <a-sky src="puydesancy.jpg" rotation="0 -130 0"></a-sky> <a-text font="kelsonsans" value="Puy de Sancy, France" width="6" position="-2.5 0.25 -1.5" rotation="0 15 0"></a-text> </a-scene> </body> </html> 簡単に書けます。
  5. ©Project PLATEAU / MLIT Japan 02 作ったシステムの紹介 •完全3D空間をVRで再現したものではない。(モデリングコストを 考慮) •360度写真の点間移動(GoogleStreetViewをイメージ) ◦

    自由に移動できるVRではない。 •一部文字等は、3D空間でモデリング •ユーザーがコンテンツの作成ができる様にする システムのコンセプト
  6. ©Project PLATEAU / MLIT Japan 04 まとめ • 普段行けない所を、行ったことがない人に説明するには十分。 • VRゴーグルで見ると非常にリアル

    • 点検訓練よりゲーム感覚になってしまう。 • 完全オフラインを目指したが、 ◦ VRゴーグルが定期的にネット接続が必要 ◦ VRゴーグルのスクリーンミラーリングにネット接続が必要 使って見た結果