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Sansan株式会社 部署 名前 400名超えエンジニアリング組織の VPoEに挑む T2D3超えのBill Oneで学んだ組織運営 VPoE 大西 真央

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大西 真央 Mao Ohnishi VPoE 強み キャリアパス 2016 2006 リーダーシップ 最上志向 収集心 コミュニケーション 親密性 学習欲 NECシステムテクノロジー株式会社 (現: NECソリューションイノベータ株式会社) Sansan株式会社 13/01 16/01 【出向】 ビッグローブ株式会社 Webアプリケーション エンジニア Bill One プロダクト開発 責任者 新規事業開発室 プロダクト開発 責任者 2019 2020 関西開発拠点立ち上げ担当 2017 SE プロダクトマネジャー スクラムマスター エンジニアリングマネジャー Webアプリケーションエンジニア 事業責任者 Order One 事業責任者 2023 VPoE 24/04

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働き方を変えるDXサービス 人や企業との出会いをビジネスチャンスにつなげる「働き方を変えるDXサービス」を提供 ビジネスフローにおけるさまざまな分野でサービスを展開 請求 営業 営業DX 契約 契約DX 経理DX 法人向けDX 必要な情報を すぐに見つけられる 情報の管理がしやすく すぐに共有できる 情報を分析・活用しやすく データに基づいた判断ができる SansanのDXサービスの活用で変わる働き方 名刺管理 名刺DX 個人向けDX

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1. Bill Oneの概要 2. Bill Oneで学んだ組織運営 - 組織文化の維持と進化 - コミュニケーション戦略 - 意思決定 - 目標設定 3. 400名超えのエンジニアリング組織の挑戦 - VPoEとしてのビジョンと目標 - 育成 アジェンダ 3

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Bill One 概要

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インボイス管理サービス「Bill One」 請求書受領から、月次決算を加速する 多数の拠点や部門へバラバラに届いていた 紙の請求書も、PDFの請求書も、 あらゆる請求書がデータ化され、ひとつになって届く。 非定型の名刺を正確にデータ化し続けてきた Sansanのテクノロジーとオペレーションによって、 これまでにない方法で請求書を処理できます。 アナログから、デジタルへ。 Bill Oneは、経理部門を含めた会社全体の請求書業務を効率化し、 月次決算業務を加速することで、 企業経営における意思決定のスピードを向上させます。

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Bill Oneの提供価値 どんな形式の請求書でもワンストップで受領し、契約企業の請求書の一元管理を実現します。 ※ Sansan株式会社が規定する条件を満たした場合のデータ化精度 ワンストップ受領 99.9%※の精度でデータ 化 クラウド上で一元管理 請求書を発行する企業 Bill Oneの契約企業 メール 添付 アップ ロード 郵送 代理受領 代理スキャン

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エンジニア組織の成長 プロダクト成長とともに急拡大中 国内SaaSにおいて類を見ない速度で成長 T2D3とBill Oneの比較 組織の規模 スクラム 開発 単独のチーム 初のチーム分割 LeSS Framework をベースに導入 人、チームが 急激に増える PdM が 複数人に LeSS Hugeをベ ースに導入

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Bill Oneで学んだ組織運営

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- グロースフェーズに入ったタイミングで、成果につながる考え方を揃え、 急激な人数増加に耐えられる土台を構築 - 維持 - 言語化された考え方を可能な限り、プロセスに組み込む - 自身が一番体現する - 進化 - 維持も含めて、文化庁を新設する 組織文化の維持と進化 9

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- フラットではなく、ヒエラルキーな組織構造に進化 - 人数の増加数とコミュニケーションパスの増加数は違う > 4名の場合のコミュニケーションパス数: 6 > 40名の場合のコミュニケーションパス数: 780 > 人数は10倍だが、コミュニケーションパスは130倍 - 組織構造とは別に、横断的な横串活動や全体を巻き込んでのOST実施 - チーム間でのシナジー効果の向上させる - サイロ化を防ぐ - 各自が組織課題を自分ごとにして、リーダーシップを発揮する コミュニケーション戦略 10

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- 意思決定は以下の順番で早いので、「特定者」を選択 1. 特定者: チームの誰か一人が最終的に意思決定する。 2. 多数決: チーム全員の投票で一番集まった案で意思決定する。 3. 合議: チーム全員が話して全員が納得したら意思決定する。 - 特定者を明確にするために、チームに観点ごと(テクニカル、プロダクト、 マネジメント)のリーダーを設置 - 意思決定の質を向上させるために、助言プロセス(≒相談して判断する)を成果に つながる考え方に組み込む 意思決定 11

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- SMARTな目標とする > 具体的に、計測可能な、達成可能な、 経営目標に関連した、時間制約がある - 適度にストレッチした目標とする - will-can-mustも併せて整理する - チーム全体で共有する - フィードバック頻度を増やす 目標設定 12 目標設定のポイント 目標設定は大事

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400名超えの エンジニアリング組織の挑戦

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VPoEとしてのビジョンと目標 14 自社プロダクトが 世界中で使われる 「グローバルテック カンパニー」 を目指す 採用と育成を強化して、 組織全体の技術力を 向上させる 能力密度が高い状態を 実現することで 開発者体験の向上に つなげる

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- エンジニアリング組織の経営チーム(部長の集まり)で、リーダー層の育成を実施 している - 成長スピード最大化にフォーカスして、評価を実施しない - 成長を足踏みさせず、常に高い目標を設定して成長を早める - 必要なら部署異動でのチャレンジも検討する - Sansanでのリーダー像を明確にして、目指すべきリーダー像に近しい 他部署の部長をメンターにする - リーダー層で、新卒の育成を実施している - ほぼ、観点は上記と同じ 育成 15

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Sansan 技術本部 募集ポジション紹介 https://media.sansan-engineering.com/

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