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T2D3超えのBill Oneで学んだ組織運営:400名超えエンジニアリング組織のVPoEに挑む

T2D3超えのBill Oneで学んだ組織運営:400名超えエンジニアリング組織のVPoEに挑む

■ イベント
拡大する開発組織をマネジメントするための工夫と知見
https://asoview.connpass.com/event/324948/

■ 発表者
VPoE 大西真央

■ 技術本部 採用情報
https://media.sansan-engineering.com/billone-engineer

■Sansan Tech Blog
https://buildersbox.corp-sansan.com/

SansanTech

August 08, 2024
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Transcript

  1. 大西 真央 Mao Ohnishi VPoE 強み キャリアパス 2016 2006 リーダーシップ

    最上志向 収集心 コミュニケーション 親密性 学習欲 NECシステムテクノロジー株式会社 (現: NECソリューションイノベータ株式会社) Sansan株式会社 13/01 16/01 【出向】 ビッグローブ株式会社 Webアプリケーション エンジニア Bill One プロダクト開発 責任者 新規事業開発室 プロダクト開発 責任者 2019 2020 関西開発拠点立ち上げ担当 2017 SE プロダクトマネジャー スクラムマスター エンジニアリングマネジャー Webアプリケーションエンジニア 事業責任者 Order One 事業責任者 2023 VPoE 24/04
  2. 働き方を変えるDXサービス 人や企業との出会いをビジネスチャンスにつなげる「働き方を変えるDXサービス」を提供 ビジネスフローにおけるさまざまな分野でサービスを展開 請求 営業 営業DX 契約 契約DX 経理DX 法人向けDX

    必要な情報を すぐに見つけられる 情報の管理がしやすく すぐに共有できる 情報を分析・活用しやすく データに基づいた判断ができる SansanのDXサービスの活用で変わる働き方 名刺管理 名刺DX 個人向けDX
  3. 1. Bill Oneの概要 2. Bill Oneで学んだ組織運営 - 組織文化の維持と進化 - コミュニケーション戦略

    - 意思決定 - 目標設定 3. 400名超えのエンジニアリング組織の挑戦 - VPoEとしてのビジョンと目標 - 育成 アジェンダ 3
  4. - フラットではなく、ヒエラルキーな組織構造に進化 - 人数の増加数とコミュニケーションパスの増加数は違う > 4名の場合のコミュニケーションパス数: 6 > 40名の場合のコミュニケーションパス数: 780

    > 人数は10倍だが、コミュニケーションパスは130倍 - 組織構造とは別に、横断的な横串活動や全体を巻き込んでのOST実施 - チーム間でのシナジー効果の向上させる - サイロ化を防ぐ - 各自が組織課題を自分ごとにして、リーダーシップを発揮する コミュニケーション戦略 10
  5. - 意思決定は以下の順番で早いので、「特定者」を選択 1. 特定者: チームの誰か一人が最終的に意思決定する。 2. 多数決: チーム全員の投票で一番集まった案で意思決定する。 3. 合議:

    チーム全員が話して全員が納得したら意思決定する。 - 特定者を明確にするために、チームに観点ごと(テクニカル、プロダクト、 マネジメント)のリーダーを設置 - 意思決定の質を向上させるために、助言プロセス(≒相談して判断する)を成果に つながる考え方に組み込む 意思決定 11
  6. - エンジニアリング組織の経営チーム(部長の集まり)で、リーダー層の育成を実施 している - 成長スピード最大化にフォーカスして、評価を実施しない - 成長を足踏みさせず、常に高い目標を設定して成長を早める - 必要なら部署異動でのチャレンジも検討する -

    Sansanでのリーダー像を明確にして、目指すべきリーダー像に近しい 他部署の部長をメンターにする - リーダー層で、新卒の育成を実施している - ほぼ、観点は上記と同じ 育成 15