Slide 1

Slide 1 text

Amazon Honeycodeについて 5分間で概要と所感を語ってみる JAWS-UG 朝会 #11 フォージビジョン株式会社 ⼭⼝ 正徳

Slide 2

Slide 2 text

⾃⼰紹介 ⽒名:⼭⼝ 正徳 - AWS認定 SA Pro、Security、Networking - PMP、認定スクラムマスター - CISSP Japan APN Ambassador 2020 2019/2020 APN AWS Top Engineers Fin-JAWS 、JAWS-UG千葉 好きなAWSサービス: AWS Lambda ECS Fargate

Slide 3

Slide 3 text

今⽇説明する内容はここで勉強できます Honeycode Courses https://honeycodecommunity.aws/c/Courses/17

Slide 4

Slide 4 text

Amazon Honeycodeとは チームの作業、業務効率を向上されるための アプリケーションをノーコードで開発できるサービス。 例えば、タスク管理、リソース管理、簡単なワークフロー、 プロジェクト管理などのアプリケーションを作ることに 向いている。 ※ 2020年7⽉22⽇現在ベータ提供

Slide 5

Slide 5 text

Amazon Honeycodeの構成要素 ・Honeycode Teams︓ Honeycodeの各リソースにアクセスできる権限が付与された⼈ ・Honeycode Workbook︓ Honeycode Tables, Honeycode Builders, Honeycode Automations をまとめた⼊れ物 ・Honeycode Tables︓ Honeycodeであつかうデータの格納場所 DBでありスプレッドシート ・Honeycode Builder︓ Honeycodeで構成するアプリケーション ・Honeycode Automations︓ ⾃動化する処理の定義

Slide 6

Slide 6 text

Amazon Honeycode所感 ・社内(20名程度のチーム)やクローズドな環境向け ・⼤規模な環境での利⽤には向いていない(理由は後述) ・複雑さをもとめずにシンプルに作成・運⽤することに向いている ・スプレッドシートやエクセルで管理していた業務/データが対象 ・プログラミングの知識は不要(エクセル関数知ってるほうが強い) ・LambdaなどからHoneycodeを呼び出す事は可能だが、 逆はいまのところ難しい

Slide 7

Slide 7 text

Amazon Honeycode所感 ・社内(20名程度のチーム)やクローズドな環境向け ・⼤規模な環境での利⽤には向いていない(理由は後述) ・複雑さをもとめずにシンプルに作成・運⽤することに向いている ・スプレッドシートやエクセルで管理していた業務/データが対象 ・プログラミングの知識は不要(エクセル関数知ってるほうが強い) ・LambdaなどからHoneycodeを呼び出す事は可能だが、 逆はいまのところ難しい

Slide 8

Slide 8 text

・各プランはデータ件数(row)、メンバー数で段階的になっている ・workbookあたりBasicプランで 2,500件まで、Proでも100,000件まで ・メンバーは20⼈までがデフォルト、21名以上は追加費⽤が必要

Slide 9

Slide 9 text

Amazon Honeycode所感 ・社内(20名程度のチーム)やクローズドな環境向け → 利⽤者 = メンバーという登録が必要なため、 不特定多数を対象としたアプリケーション開発⽤途ではない ・⼤規模な環境での利⽤には向いていない(理由は後述) → 最⼤でもデータ件数は10万件/workbook なので数百⼈が使うような 環境ではデータ件数は溢れてしまう可能性がある (チームを分けて、workbookを分離する)

Slide 10

Slide 10 text

Amazon Honeycode所感 ・社内(20名程度のチーム)やクローズドな環境向け ・⼤規模な環境での利⽤には向いていない(理由は後述) ・完璧を求めて複雑にせずシンプルに作成・運⽤することに向いている ・スプレッドシートやエクセルで管理していた業務/データが対象 ・プログラミングの知識は不要(エクセル関数知ってるほうが強い) ・LambdaなどからHoneycodeを呼び出す事は可能だが、 逆はいまのところ難しい

Slide 11

Slide 11 text

Amazon Honeycode所感 Honeycode の良いところは、 「プログラミングの経験がなくても、Amazon Honeycodeを使⽤して、 ⾃分でアプリケーションを作れること」 すなわち、同じ業務でデータを扱うとしても各々にフィットした形で カスタマイズしたり、業務の変化に対して⾮エンジニアもアプリケー ションを作れることで業務効率を実現できること。 (Honeycode Teamで複数段階の権限を付与できる)

Slide 12

Slide 12 text

Amazon Honeycode所感 ・完璧を求めて複雑にせずシンプルに作成・運⽤することに向いている → 複雑に構成し、特定に⼈しかメンテナンスできない状況を作るのでは なく、最低限をベースにシンプルに作成し、Teamによるアプリケー ションの最適化、業務効率化の機会を与えることを考慮する

Slide 13

Slide 13 text

Amazon Honeycode所感 ・社内(20名程度のチーム)やクローズドな環境向け ・⼤規模な環境での利⽤には向いていない(理由は後述) ・完璧を求めて複雑にせずシンプルに作成・運⽤することに向いている ・スプレッドシートやエクセルで管理していた業務/データが対象 ・プログラミングの知識は不要(エクセル関数知ってるほうが強い) ・LambdaなどからHoneycodeを呼び出す事は可能だが、 逆はいまのところ難しい

Slide 14

Slide 14 text

Amazon Honeycode所感 Honeycodeでは、プログラミングの知識は必要ないが、データを どう扱うかという知識と考慮は必要になる。 Honeycodeで扱うデータは、「Honeycode Table」に集約される。 「Honeycode Table」は、スプレッドシート(+α)の集合体。 スプレッドシートには存在しないHoneycode独⾃の機能や、 データ整理のための機能が存在するが、もちろん関数も使える。

Slide 15

Slide 15 text

Amazon Honeycode所感 ・スプレッドシートやエクセルで管理していた業務/データが対象 → Honeycodeで扱うデータ特性上、スプレッドシート、エクセルで 管理していたデータが存在していた⽅がアプリケーションを作りやすい (存在しない場合にも最終的にはHoneycode Table化しないといけない) ・プログラミングの知識は不要(エクセル関数知ってるほうが強い) → アプリケーションからデータをどのように扱いたいのか、 業務で⼊出⼒するデータ、⼊出⼒の⽅法などが必要になる。 アプリケーションはHoneycode Builderで簡単に作れるため、 データの扱いに⻑けている⼈の⽅が業務効率化を⾏える可能性が⾼い

Slide 16

Slide 16 text

Amazon Honeycode所感 ・社内(20名程度のチーム)やクローズドな環境向け ・⼤規模な環境での利⽤には向いていない(理由は後述) ・完璧を求めて複雑にせずシンプルに作成・運⽤することに向いている ・スプレッドシートやエクセルで管理していた業務/データが対象 ・プログラミングの知識は不要(エクセル関数知ってるほうが強い) ・LambdaなどからHoneycodeを呼び出す事は可能だが、 逆はいまのところ難しい

Slide 17

Slide 17 text

Amazon Honeycode所感 HoneycodeはAPIが⽤意されているため、外部からHoneycodeと 連携する事は可能。 しかしながら、Honeycodeでデータの変更が発⽣した場合に実⾏できる アクション(Automation)は下記の5つのみ。 Notificationはメール通知でAPI実⾏などできないため、まだ連携は難し そう。

Slide 18

Slide 18 text

今⽇説明する内容はここで勉強できます Honeycode Courses https://honeycodecommunity.aws/c/Courses/17 再掲