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JAWS-UG Morning #11 About Honeycode

JAWS-UG Morning #11 About Honeycode

Masanori Yamaguchi

July 22, 2020
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Transcript

  1. Amazon Honeycodeについて
    5分間で概要と所感を語ってみる
    JAWS-UG 朝会 #11
    フォージビジョン株式会社
    ⼭⼝ 正徳

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  2. ⾃⼰紹介
    ⽒名:⼭⼝ 正徳
    - AWS認定 SA Pro、Security、Networking
    - PMP、認定スクラムマスター
    - CISSP
    Japan APN Ambassador 2020
    2019/2020 APN AWS Top Engineers
    Fin-JAWS 、JAWS-UG千葉
    好きなAWSサービス:
    AWS Lambda
    ECS Fargate

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  3. 今⽇説明する内容はここで勉強できます
    Honeycode Courses
    https://honeycodecommunity.aws/c/Courses/17

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  4. Amazon Honeycodeとは
    チームの作業、業務効率を向上されるための
    アプリケーションをノーコードで開発できるサービス。
    例えば、タスク管理、リソース管理、簡単なワークフロー、
    プロジェクト管理などのアプリケーションを作ることに
    向いている。
    ※ 2020年7⽉22⽇現在ベータ提供

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  5. Amazon Honeycodeの構成要素
    ・Honeycode Teams︓
    Honeycodeの各リソースにアクセスできる権限が付与された⼈
    ・Honeycode Workbook︓
    Honeycode Tables, Honeycode Builders,
    Honeycode Automations をまとめた⼊れ物
    ・Honeycode Tables︓
    Honeycodeであつかうデータの格納場所
    DBでありスプレッドシート
    ・Honeycode Builder︓
    Honeycodeで構成するアプリケーション
    ・Honeycode Automations︓
    ⾃動化する処理の定義

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  6. Amazon Honeycode所感
    ・社内(20名程度のチーム)やクローズドな環境向け
    ・⼤規模な環境での利⽤には向いていない(理由は後述)
    ・複雑さをもとめずにシンプルに作成・運⽤することに向いている
    ・スプレッドシートやエクセルで管理していた業務/データが対象
    ・プログラミングの知識は不要(エクセル関数知ってるほうが強い)
    ・LambdaなどからHoneycodeを呼び出す事は可能だが、
    逆はいまのところ難しい

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  7. Amazon Honeycode所感
    ・社内(20名程度のチーム)やクローズドな環境向け
    ・⼤規模な環境での利⽤には向いていない(理由は後述)
    ・複雑さをもとめずにシンプルに作成・運⽤することに向いている
    ・スプレッドシートやエクセルで管理していた業務/データが対象
    ・プログラミングの知識は不要(エクセル関数知ってるほうが強い)
    ・LambdaなどからHoneycodeを呼び出す事は可能だが、
    逆はいまのところ難しい

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  8. ・各プランはデータ件数(row)、メンバー数で段階的になっている
    ・workbookあたりBasicプランで 2,500件まで、Proでも100,000件まで
    ・メンバーは20⼈までがデフォルト、21名以上は追加費⽤が必要

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  9. Amazon Honeycode所感
    ・社内(20名程度のチーム)やクローズドな環境向け
    → 利⽤者 = メンバーという登録が必要なため、
    不特定多数を対象としたアプリケーション開発⽤途ではない
    ・⼤規模な環境での利⽤には向いていない(理由は後述)
    → 最⼤でもデータ件数は10万件/workbook なので数百⼈が使うような
    環境ではデータ件数は溢れてしまう可能性がある
    (チームを分けて、workbookを分離する)

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  10. Amazon Honeycode所感
    ・社内(20名程度のチーム)やクローズドな環境向け
    ・⼤規模な環境での利⽤には向いていない(理由は後述)
    ・完璧を求めて複雑にせずシンプルに作成・運⽤することに向いている
    ・スプレッドシートやエクセルで管理していた業務/データが対象
    ・プログラミングの知識は不要(エクセル関数知ってるほうが強い)
    ・LambdaなどからHoneycodeを呼び出す事は可能だが、
    逆はいまのところ難しい

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  11. Amazon Honeycode所感
    Honeycode の良いところは、
    「プログラミングの経験がなくても、Amazon Honeycodeを使⽤して、
    ⾃分でアプリケーションを作れること」
    すなわち、同じ業務でデータを扱うとしても各々にフィットした形で
    カスタマイズしたり、業務の変化に対して⾮エンジニアもアプリケー
    ションを作れることで業務効率を実現できること。
    (Honeycode Teamで複数段階の権限を付与できる)

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  12. Amazon Honeycode所感
    ・完璧を求めて複雑にせずシンプルに作成・運⽤することに向いている
    → 複雑に構成し、特定に⼈しかメンテナンスできない状況を作るのでは
    なく、最低限をベースにシンプルに作成し、Teamによるアプリケー
    ションの最適化、業務効率化の機会を与えることを考慮する

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  13. Amazon Honeycode所感
    ・社内(20名程度のチーム)やクローズドな環境向け
    ・⼤規模な環境での利⽤には向いていない(理由は後述)
    ・完璧を求めて複雑にせずシンプルに作成・運⽤することに向いている
    ・スプレッドシートやエクセルで管理していた業務/データが対象
    ・プログラミングの知識は不要(エクセル関数知ってるほうが強い)
    ・LambdaなどからHoneycodeを呼び出す事は可能だが、
    逆はいまのところ難しい

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  14. Amazon Honeycode所感
    Honeycodeでは、プログラミングの知識は必要ないが、データを
    どう扱うかという知識と考慮は必要になる。
    Honeycodeで扱うデータは、「Honeycode Table」に集約される。
    「Honeycode Table」は、スプレッドシート(+α)の集合体。
    スプレッドシートには存在しないHoneycode独⾃の機能や、
    データ整理のための機能が存在するが、もちろん関数も使える。

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  15. Amazon Honeycode所感
    ・スプレッドシートやエクセルで管理していた業務/データが対象
    → Honeycodeで扱うデータ特性上、スプレッドシート、エクセルで
    管理していたデータが存在していた⽅がアプリケーションを作りやすい
    (存在しない場合にも最終的にはHoneycode Table化しないといけない)
    ・プログラミングの知識は不要(エクセル関数知ってるほうが強い)
    → アプリケーションからデータをどのように扱いたいのか、
    業務で⼊出⼒するデータ、⼊出⼒の⽅法などが必要になる。
    アプリケーションはHoneycode Builderで簡単に作れるため、
    データの扱いに⻑けている⼈の⽅が業務効率化を⾏える可能性が⾼い

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  16. Amazon Honeycode所感
    ・社内(20名程度のチーム)やクローズドな環境向け
    ・⼤規模な環境での利⽤には向いていない(理由は後述)
    ・完璧を求めて複雑にせずシンプルに作成・運⽤することに向いている
    ・スプレッドシートやエクセルで管理していた業務/データが対象
    ・プログラミングの知識は不要(エクセル関数知ってるほうが強い)
    ・LambdaなどからHoneycodeを呼び出す事は可能だが、
    逆はいまのところ難しい

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  17. Amazon Honeycode所感
    HoneycodeはAPIが⽤意されているため、外部からHoneycodeと
    連携する事は可能。
    しかしながら、Honeycodeでデータの変更が発⽣した場合に実⾏できる
    アクション(Automation)は下記の5つのみ。
    Notificationはメール通知でAPI実⾏などできないため、まだ連携は難し
    そう。

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  18. 今⽇説明する内容はここで勉強できます
    Honeycode Courses
    https://honeycodecommunity.aws/c/Courses/17
    再掲

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