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チーム駆動採用で挑む エンジニア採用 2020/03/17 【オンラインセミナー】ジンジニアが話す理想の人事とエンジニアの協力体制     元エンジニア人事が語る #エンジニア採用カレッジ

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自己紹介 #エンジニア採用カレッジ

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てぃーびー ● 本名 - 田部井 勝彦 ● TaBei = TB = てぃーびー ● Twitter - tbpgr ● Blog - TbpgrBlog ● GitHub - tbpgr ● エンジニアから、人事へ。「ジンジニア」が目指す成長戦略 〜Forkwell エンジニア成分研究所 https://pr.forkwell.com/2019-11-06-engineer-component/ #エンジニア採用カレッジ

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主催・共催コミュニティ ● 転職透明化らぼ ● ジンジニア座談会 ● Growthfaction #エンジニア採用カレッジ

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● 約5年で109問の出題 ● 17,331名(述べ人数)の挑戦者が回答 CodeIQ 元出題者 #エンジニア採用カレッジ

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技術同人誌 #エンジニア採用カレッジ

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所属 ● 株式会社スタディスト ○ Teachme Biz という SaaS を提供している会社 ● コーポレートグロース部 ● 人事 - Recruiting Operations #エンジニア採用カレッジ

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チーム駆動採用で挑む エンジニア採用 #エンジニア採用カレッジ     元エンジニア人事が語る

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● チーム駆動採用とは? ● なぜチーム駆動採用が必要なのか? ● チーム駆動採用の4つのレベル ● 具体例 ● まとめ #エンジニア採用カレッジ

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● チーム駆動採用とは? ● なぜチーム駆動採用が必要なのか? ● チーム駆動採用の4つのレベル ● 具体例 ● まとめ #エンジニア採用カレッジ

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チーム駆動採用とは? ● 人事関係者、採用部門の関係者など採用に関わる関係者が 一丸となって挑む採用方法 ● 英語だと Team-based hiring (collaborative hiring) ○ おそらく決まった日本語訳は存在しないので チーム駆動採用という名前にした ● Google, Apple, Netflix でも行われている ● 日本だと HERP が提唱するスクラム採用が近そう #エンジニア採用カレッジ

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チーム駆動採用とは? ● 人事関係者、採用部門の関係者など採用に関わる関係者が 一丸となって挑む採用方法 ● 英語だと Team-based hiring (collaborative hiring) ○ おそらく決まった日本語訳は存在しないので チーム駆動採用という名前にした ● Google, Apple, Netflix でも行われている ● 日本だと HERP が提唱するスクラム採用が近そう #エンジニア採用カレッジ

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チーム駆動採用とは? ● 人事関係者、採用部門の関係者など採用に関わる関係者が 一丸となって挑む採用方法 ● 英語だと Team-based hiring (collaborative hiring) ○ おそらく決まった日本語訳は存在しないので チーム駆動採用という名前にした ● Google, Apple, Netflix でも行われている ● 日本だと HERP が提唱するスクラム採用が近そう #エンジニア採用カレッジ

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チーム駆動採用とは? ● 人事関係者、採用部門の関係者など採用に関わる関係者が 一丸となって挑む採用方法 ● 英語だと Team-based hiring (collaborative hiring) ○ おそらく決まった日本語訳は存在しないので チーム駆動採用という名前にした ● Google, Apple, Netflix でも行われている ● 日本だと HERP が提唱するスクラム採用が近い #エンジニア採用カレッジ

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チーム駆動採用の 詳細に触れる前に #エンジニア採用カレッジ

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● チーム駆動採用とは? ● なぜチーム駆動採用が必要なのか? ● チーム駆動採用の4つのレベル ● 具体例 ● まとめ #エンジニア採用カレッジ

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なぜチーム駆動採用が必要なのか? 1. 採用競争の激化 2. 前提の変化 #エンジニア採用カレッジ

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なぜチーム駆動採用が必要なのか? 1. 採用競争の激化 2. 前提の変化 #エンジニア採用カレッジ

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求人倍率 9 - 11倍 2019年の技術系職種の求人倍率 ※doda 2019年 転職求人倍率レポートを参照 転職求人倍率レポート(2019年度アーカイブ) - doda https://doda.jp/guide/kyujin_bairitsu/2019/ #エンジニア採用カレッジ

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なぜチーム駆動採用が必要なのか? 1. 採用競争の激化 2. 前提の変化 #エンジニア採用カレッジ

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転職潜在層 転職潜在層の段階でのアプローチが重要になった #エンジニア採用カレッジ

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転職潜在層とは? ● 転職顕在層 ○ 転職顕在可視層 ■ 転職する意志が明確にあり、転職媒体などの登録がある層 ○ 転職顕在不可視層 ■ 転職する意志が明確にあり、転職媒体などの登録がない層 ● 転職潜在層 ○ 転職する意志が明確ではない層 ここ #エンジニア採用カレッジ

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転職潜在層向けに必要になる活動 #エンジニア採用カレッジ

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どのような要素がより重要になったか? ● 採用ブランディング ● 採用マーケティング ● 候補者体験(CX = Candidate Experience)の向上 #エンジニア採用カレッジ

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どのような要素がより重要になったか? ● 採用ブランディング ● 採用マーケティング ● 候補者体験(CX = Candidate Experience)の向上 #エンジニア採用カレッジ

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採用ブランディング ● 組織として目指したい人材像 ● EVP の実現 ● EVP が外部から認知されている状態 #エンジニア採用カレッジ

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採用ブランディング - EVP とは? ● Employee Value Proposition ○ 組織が社員に提供できる魅力的な価値 ○ 例: 動機づけ要因, 衛生要因 #エンジニア採用カレッジ

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採用ブランディング- EVP が成立するまで ● Step1. 組織が求める人材像を明確にする ● Step2. 実現するための施策、採用が行われていること ● Step3. 社員がその EVP の価値を実感していること #エンジニア採用カレッジ

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どのような要素がより重要になったか? ● 採用ブランディング ● 採用マーケティング ● 候補者体験(CX = Candidate Experience)の向上 #エンジニア採用カレッジ

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採用のマーケティング化 ● 転職潜在層からの候補者ナーチャリングが必要 ● 採用がマーケティング化 #エンジニア採用カレッジ

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採用広報 ● 採用マーケティングの入り口として認知が必要 ○ 会社のことを知ってもらうこと ○ 社員が実感している EVP を外部に発信すること #エンジニア採用カレッジ

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採用広報 - Employee Advocacy ● 社員自ら自発的に行う採用広報 ● 会社の公式な広報 < 社員の自発的な広報 ○ 訴求力が強い ※たったひとりから始める自発的自社発信、Employee Advocacyの伝播 https://blog.vtryo.me/entry/mazrica-employee-advocacy #エンジニア採用カレッジ

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どのような要素がより重要になったか? ● 採用ブランディング ● 採用マーケティング ● 候補者体験(CX = Candidate Experience)の向上 #エンジニア採用カレッジ

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候補者体験の向上 - アトラクト要素 激しい採用競争において候補者によりよい体験を してもらうことが内定受諾につなげる条件の一つ #エンジニア採用カレッジ

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候補者体験の向上 - 評判要素 ● 選考辞退や不採用になった場合でも評判の影響がある ● 選考体験を友人・知人に話す候補者は多い https://twitter.com/tbpgr/status/1183894201827610624 #エンジニア採用カレッジ

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チーム駆動採用が必要な理由 ● 採用競争が激化している ● それにより採用活動の前提の変化がある ● 変化した状況に適応し、採用競争を勝ち抜くには組織内の人々の連携が重要 #エンジニア採用カレッジ

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● チーム駆動採用とは? ● なぜチーム駆動採用が必要なのか? ● チーム駆動採用の4つのレベル ● 具体例 ● まとめ #エンジニア採用カレッジ

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チーム駆動採用の4つのレベル 1. レベル1 - 人事採用担当中心 2. レベル2 - 人事採用担当主導・現場採用責任者支援 3. レベル3 - 人事採用担当・現場採用責任者協業+部門関係者関与 4. レベル4 - 全員が採用活動に積極参加 #エンジニア採用カレッジ

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レベル1 - 人事採用担当中心 人事の採用担当者が採用活動のほとんどを担当する状態 #エンジニア採用カレッジ

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レベル2 - 人事採用担当主導・現場採用責任者支援 採用活動の主体は人事だが、求人要件の作成や面接などで現場も一定協力してく れる状態 #エンジニア採用カレッジ

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レベル3 - 人事採用担当・現場採用責任者協業+部門関係者関与 人事・現場双方が必要に応じて連携し、担当の分担を行いつつ、 現場部門の責任者以外も採用に関わってくれる状態 #エンジニア採用カレッジ

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レベル4 - 全員が採用活動に積極参加 組織の全員が採用を自分の業務の一部として捉えていて、 自発的に関与し、必要な連携が実施されている状態 #エンジニア採用カレッジ

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● チーム駆動採用とは? ● なぜチーム駆動採用が必要なのか? ● チーム駆動採用の4つのレベル ● 具体例 ● まとめ #エンジニア採用カレッジ

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人事が担当 ● 採用業務自体の作り込み ● 採用チャネル選定・契約・設定 ● 面談・面接の案内 ● 採用広報戦略 ● 初期フィルタ ● マッチングインタビュー #エンジニア採用カレッジ

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現場が担当 ● 求める人材像作成 ● 選考の詳細作り込み ● 面談 ● 選考 ● スカウト #エンジニア採用カレッジ

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協業 ● 採用チーム定例 ● 個別候補者の進行に関わる調整 ● 求人要件定義 ● 採用広報コンテンツ作成 #エンジニア採用カレッジ

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詳細情報 ● Recruiting Operations のお仕事 Part 1 - 質向上編 ○ http://tbpgr.hatenablog.com/entry/studist-advent-2019-1 ● Recruiting Operations のお仕事 Part 2 - プロセス改善編 ○ http://tbpgr.hatenablog.com/entry/studist-advent-2019-2 ● Recruiting Operations のお仕事 Part 3 - 可視化編 ○ http://tbpgr.hatenablog.com/entry/studist-advent-2019-3 #エンジニア採用カレッジ

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● チーム駆動採用とは? ● なぜチーム駆動採用が必要なのか? ● チーム駆動採用の4つのレベル ● 具体例 ● まとめ #エンジニア採用カレッジ

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まとめ ● 元エンジニアである私が考える理想の採用 ○ レベル4のチーム駆動採用 ● 理想の分担は ○ 組織レベルの採用戦略は経営層+人事 ○ 職種を問わない採用戦略、採用プロセス構築などは人事 ○ 現場特有の知識が関わる部分、候補者とのマッチング、 候補者のアトラクトをする部分は現場 ○ 連携が必要な部分は協業 #エンジニア採用カレッジ

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Appendix #エンジニア採用カレッジ

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Appendix #エンジニア採用カレッジ ● Guide for Collaborative Recruiting and Hiring ○ https://www.talentlyft.com/en/blog/article/210/guid e-for-collaborative-recruiting-and-hiring ● スクラム採用 ○ https://seleck.cc/1307 ● 転職潜在層と転職顕在層の定義は? ○ http://tbpgr.hatenablog.com/entry/2019/06/14/151534 ● Employee Value Proposition (EVP)とは? ○ https://hr-tech-lab.lapras.com/knowhow-organization/evp/