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2022.09.15 PharmaX 異職種が協働してプロダクト開 発するカルチャーの作り方

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(C)PharmaX Inc. 2022 All Rights Reserve 2 会社名変更&プレスリリースのお知らせ

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(C)PharmaX Inc. 2022 All Rights Reserve 3 目次 ● PharmaXについて〜会社紹介・事業説明〜 ● 異業種が協働してプロダクト開発するカルチャーの作り方 ○ プロダクト開発者が患者・ドメインに対して肌感覚を持つ ○ ドメインエキスパートを中心としたプロダクト開発をする ○ 協働を可能にする仕組みをプロダクト開発に盛り込む ● さいごに

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4 (C)PharmaX Inc. 2022 All Rights Reserve PharmaXについて 会社紹介・事業説明

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5 (C)PharmaX Inc. 2022 All Rights Reserve ミッション Design the world's most people-centered healthcare experience. PharmaXについて 世界で最も患者/生活者主体の医療体験を創造する

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(C)PharmaX Inc. 2022 All Rights Reserve 6 「薬局」は医療体験の中でもっとも身近な存在 日用品から処方薬まで。「薬局」は皆さまの日常の近くに存在している 実現したいこと ドラックストア 調剤薬局

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(C)PharmaX Inc. 2022 All Rights Reserve 7 「対物」から「対人」で患者さまのための薬局へ アナログ業務での忙殺による 物理的な制約 ✔ 丁寧な服薬指導 ✔ セルフケア支援などの健康サポート ✔ 継続的なアフターフォロー ✔ 紙の処方せん管理・保管 ✔ 医薬品の在庫管理業務 ✔ 調剤や薬剤監査 患者さまに寄り添った 日常的なサポートの充実化 実現したいこと 対物中心の業務 対人中心の業務 ・DX支援システムの活用 ・薬剤師のリモート化 薬局業務のDX

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(C)PharmaX Inc. 2022 All Rights Reserve 8 医療体験を横断する2つの事業領域 実現したいこと セルフメディケーション事業 調剤事業 未病・予防 治療

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9 (C)PharmaX Inc. 2022 All Rights Reserve セルフメディケーション事業 Self-medication Business Unit

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(C)PharmaX Inc. 2022 All Rights Reserve 10 IT活用により高効率・高品質なサポート体制を実現 独自のCRMにより、一人一人の利用者に高品 質な対応を高効率で行うことが可能に 個人の体質チェックの内容、服用歴、効果実感度 などによりパーソナライズした商材をご提案 セルフ メディケーション 事業 自社開発のCRM パーソナライズ提案アルゴリズム ※購入履歴等に基づいて医薬品を勧める際には希望者の同意を取得

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(C)PharmaX Inc. 2022 All Rights Reserve 11 図 画像 大きな反響を得ながら急速に拡大中 各種メディアに掲載 セルフ メディケーション 事業 \ 20万人 / 2019年 サービス 開始 雑誌・TVなど 2021年シルバー賞受賞 日本サブスクリプションビジネス大賞 ご利用登録者20万人を突破 薬局開設から2年足らずで

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12 (C)PharmaX Inc. 2022 All Rights Reserve 調剤事業 Medication Business Unit

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(C)PharmaX Inc. 2022 All Rights Reserve 13 変化を加速させるための法改正が進む 実現したいこと オンライン服薬指導 電子処方せん(2023年1月施行予定) 調剤の外部委託(検討中) オンライン診療 電話やオンラインでの薬の説明が可能に 
 ▶患者さまは薬局に出向かず、自宅にいながら薬を受け取ることができる 電話やオンラインでの診療が可能に ▶患者さまは病院に出向かず、自宅にいながら診療を受けることができる リモート薬剤師(2022年施行予定) 薬剤師の在宅勤務が可能に ▶薬剤師が服薬指導を行う場所の物理的制約が解除される 紙の処方せんの電子化が可能に 
 ▶紙の処方せんの物理的やりとりがなくなる リフィル処方せん(2022年4月施行) 1枚の処方せんで、診察なく上限内でくりかえしお薬の処方が可能に ▶処方せんをもらうためだけの診察が減る これまで薬局ごとに行っていた対物業務の物理的集約が可能に ▶対物業務の効率化により、対人へ充てる時間が増える 1 2 3 4 5 6

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(C)PharmaX Inc. 2022 All Rights Reserve 14 LINEから利用できるバーチャルな調剤薬局 調剤事業 最短 即日 ※ 処方せんのお薬をもっと手軽に、もっと安心して受け取れる「YOJO薬局四谷店」 お薬はお家までお届け LINEで薬剤師にいつでも相談 好きなときにお薬の説明 ※東京23区内のみ

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(C)PharmaX Inc. 2022 All Rights Reserve 15 ソフトウェアに閉じないプロダクト開発 調剤事業 独自の薬局オペレーションシステムを構築し、最適化されたオンライン薬局を実現 × 自社薬局をプロトタイプラボ化 ソフトウェア オペレーション リモート 薬剤師組織 薬局業務を効率化す るオペレーションシス テム(薬局OS) 質の高い患者さま対応 のためのオンライン特 化組織 対人業務の質を高め るための対物業務効 率化 「ソフトウェア×オペレーション×薬剤師組織」を プロダクトとして開発

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16 (C)PharmaX Inc. 2022 All Rights Reserve わたしたちのカルチャー Culture

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(C)PharmaX Inc. 2022 All Rights Reserve 17 チームが一丸となり患者さまに向けたプロダクトづくり 薬剤師 エンジニア 異なる専門性を活かし 患者さまにとって何がベストかを思考 わたしたちの カルチャー 実際に患者さまに向き合う薬剤師と、エンジニア・PdMがチームを組んだプロダクト開発

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18 (C)PharmaX Inc. 2022 All Rights Reserve プロダクト開発者が 患者・ドメインに対して肌感覚を持つ

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(C)PharmaX Inc. 2022 All Rights Reserve 19 プロダクト開発者が患者・ドメインに対して肌感覚を持つ 患者さまに実直に向き合い一次情報を手に入れる 「ひとり」の患者さまを深く理解するために インタビューでの定性調査 患者さまからのフィードバックをもとに、プロダク ト改善の施策を徹底的に議論 NPSやSean-Ellis Testなどの定量指標を サービスの評価として活用 ペイシェントディープダイブ 患者エンゲージメントの定量観測 N1分析・インタビュー 生の患者情報を手に入れることを重視、エンジニアであってもインタビューを実施することも多い。 患者さまを定性/定量、ミクロ/マクロ、様々な観点から観測する

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(C)PharmaX Inc. 2022 All Rights Reserve 20 プロダクト開発者が患者・ドメインに対して肌感覚を持つ 勉強会を開催し、開発者のドメイン知識を底上げ 出典:Speaker Deck: PharmaX(旧YOJO Technologies)開発チーム 薬剤師エンジニアが複数名所属。日頃からドメイン知識について頻度高くディスカッションするタイミングを持つだけではな く、定期的に勉強会などでまとめてナレッジを共有する文化を醸成。

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21 (C)PharmaX Inc. 2022 All Rights Reserve ドメインエキスパートを中心とした プロダクト開発をする

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(C)PharmaX Inc. 2022 All Rights Reserve 22 ドメインエキスパートを中心としたプロダクト開発 透明性の高いスクラム・開発体制を構築し、異職種が参加できるよう プロダクト開発のフローを可視化、透明性高いタスク管理をするだけでなく、リリース前にオペレーションがどう変化す るのかの共有・ディスカッションするなど、ソフトウェアに閉じない開発ノウハウを蓄積。

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(C)PharmaX Inc. 2022 All Rights Reserve 23 ドメインエキスパートを中心としたプロダクト開発 オペレーションメンバーの課題を吸い上げ、優先順位に落とし込む 薬剤師チーム(PSチームを起点とした)を中心とした患者・PSチーム双方の課題を吸い上げ、施策の優先順位付け などの起点とする 薬剤師メンバー

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(C)PharmaX Inc. 2022 All Rights Reserve 24 業務支援のためのITリテラシー共有会、勉強会等の開催によるスキル交換・知識交流を起こす。 エンジニアが一方的に聞きに行くのではなく、垣根を超えて議論が巻き起こる組織を創りたい。 ドメインエキスパートを中心としたプロダクト開発 積極的にスキル交換を行うことを推奨 非技術職向けの勉強会等の開催

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(C)PharmaX Inc. 2022 All Rights Reserve 25 ドメインエキスパートを中心としたプロダクト開発 PharmaXの強みであるリモート薬剤師の対応の高速な改善のためには、エンジニアに頼らず、薬剤師チーム(PS チーム)主導でPDCAを完結できることも必須 簡単なSQLなら薬剤師自ら実装できるサポート体制の構築

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26 (C)PharmaX Inc. 2022 All Rights Reserve 協働を可能にする仕組みを プロダクト開発に盛り込む

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(C)PharmaX Inc. 2022 All Rights Reserve 27 データ分析の民主化 結果の可視化・共有 誰でもデータ分析できるようにする 結果を全員が分かるようにする 透明性の高い開発サイクル 誰でも開発に参加できるようにする 協働を可能にする仕組みをプロダクト開発に盛り込む 向かう方向性を明確にし、透明性高い開発サイクルでデリバリーしたプロダクトのデリバリー後の結果が客観的に判 断できるような仕組みを構築する 共通の目標設定 明確な優先順位付け 自分たちの向かうべき方向を明確にする データを取得できる仕組みを プロダクト内に埋め込む 患者行動をデータで追えるように プロダクトを作る 同じ目標に向かって異職種が連携し合うための仕組みを構築

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(C)PharmaX Inc. 2022 All Rights Reserve 28 カジュアルにお話しませんか?