Slide 1

Slide 1 text

スペシャリストになれなくて も成長する方法 kyon_mm 2022.08 #scrumsendai #5000dai

Slide 2

Slide 2 text

No content

Slide 3

Slide 3 text

スペシャリストになれなくて も成長する方法 kyon_mm 2022.08 #scrumsendai #5000dai

Slide 4

Slide 4 text

No content

Slide 5

Slide 5 text

上を見ればキリがないこの世界 ソフトウェア開発者としてのキャリアやスキルをどのように広げていくかについて 悩むことは多い。 kyon_mmがこの10年間でソフトウェア開発者として、アジャイルコーチとしてジェ ネラリストを選択した理由、やっていることを共有する試み みなさんへの強要ではなく、とあるストーリー

Slide 6

Slide 6 text

みなさんが今日聞きたいこと

Slide 7

Slide 7 text

10 Years As A Generalist • 2009 – 2022 の話 • 2009 – 2015 は #5000dai • 2016 – 2022 を含めて再構成 2年 スペ シャリスト を⽬指した 4年 ジェネ ラリストを ⽬指した 6年 アジャ イルコーチ を始めた

Slide 8

Slide 8 text

社会人って勉強必要なんですかね? 2008年とかそれ くらいの頃 コピペ、Excel、 動かない 設計ってDBと UI以外あるの? 21歳のkyon_mm(写真はイメージです)

Slide 9

Slide 9 text

勉強必要でしたー>< 書籍の読み方 プログラムの書き方 設計の仕方

Slide 10

Slide 10 text

めっちゃ勉強するぞ • トップレベルのエンジニア • 難しい書籍 • 短時間で難しい問題を解く

Slide 11

Slide 11 text

上には上がいる問題 • 遅まきながらも勉強した • だがしかし、圧倒的な時間と 才能の差にどうしようもなく なる • この業界で食べていけるの?

Slide 12

Slide 12 text

目指す方向性を考え直した時のイメージ • Specialist • 特定領域に特化している人 • 達人 • その分野なら任せろって感じ • Generalist • いろんな領域をできる人 • 万能な感じ • だいたい任せろって感じ

Slide 13

Slide 13 text

このスペシャリスト達を つなげられれば仕事になる? 全ての分野のトップレベルの人たちの話を理解すればいいかもしれない?

Slide 14

Slide 14 text

むしろ脱専門家指向 “メディアラボに着任して最初に学んだ言葉のひとつに 「antidisciplinary」(脱専門的)というものがある。新設の教 員職の求人情報に、必要条件として記載されていたのだ。異なる 専門の人々同士が連携することを「interdisciplinary」(学際 的)と言うけれど、脱専門的なプロジェクトというのは、いくつ かの専門分野の総和ではなく、真新しい何かを意味している。” https://joi.ito.com/jp/archives/2014/10/02/005560.html

Slide 15

Slide 15 text

学習でもパレートの法則ってありえる? “パレートの法則(パレートのほうそく)は、イタリアの経済学 者ヴィルフレド・パレートが発見した冪乗則。経済において、全 体の数値の大部分は、全体を構成するうちの一部の要素が生み出 しているとした。80:20の法則、ばらつきの法則とも呼ばれ る。” Wikipediaより引⽤

Slide 16

Slide 16 text

ジェネラリストとしてやっていくぞ! • スペシャリストが100かけて100点をとっているなら 自分は20かけて80点を5つの分野でとっていく • ROIのいいところでやめる覚悟が大事

Slide 17

Slide 17 text

書籍や論文の偉大さ • 技術書を見ていると、著者の3年くらいの経験がつまっている ものが多いように思う。 • 1冊読んで実践すれば3年ショートカットできる。 • 10冊読めば30年ショートカットできる!

Slide 18

Slide 18 text

1年で100年以上のショートカット • 読んでは脳内シミュレーションをひたすら繰り返す • どうやったら実践できるか • どういうつまづきがあるのか • これがあっても実践できない理由はなにか • 書籍などは年間40冊以上(実際には60冊程度) • 論文は年間50本以上(実際には100本程度)

Slide 19

Slide 19 text

技術書の読み方 • 1周目はさらっと3日以内で読んで、脳内にインデックス化した り、著者の傾向を知る。 • 2周目はゆっくりと精読する。ここで脳内シミュレーションす る。

Slide 20

Slide 20 text

学んだことはアウトプット • ブログ、プレゼン、仕事 1. 仮説 2. シミュレーション 3. やり方修正 4. シミュレーション 5. やり方修正 6. やってみる 7. フィードバックもらう 8. 次のやり方につなげる

Slide 21

Slide 21 text

からの10年やってきたこと • 参考書籍のツリー • 身近なコミュニティ • 自信たっぷりのプレゼン • 10年チーム • チーム移籍 • アジャイルコーチ

Slide 22

Slide 22 text

なんとなく入門できている分野 • コンピューター科学 • プログラミング • ソフトウェアテスト • アジャイル開発 • UXデザイン • 経営戦略 • 哲学 • 言語学 • 教育心理学 • 発達理論 • 教育科学 • メディアミックス • 人事 • 建築 • 蟻

Slide 23

Slide 23 text

読書 -> 教養 -> 楽しい会話 -> 仕事

Slide 24

Slide 24 text

(スペシャリストではない自分には) 楽しいことをやるには 手段の多様性と 相手が盛り上がる会話のボタン を持つことが重要だった

Slide 25

Slide 25 text

あなたの10年間を、この仙台で。 “10 Years After 10年後の私はどうしているだろう 10 Years After 10年後のあなたを見つめてみたい STAY TOGETHER きっとその場で微笑んでいたい” 10 Years After 米倉千尋

Slide 26

Slide 26 text

まとめ ジェネラリスト的な振る 舞いを10年ほどやってみ たら 脱専⾨家に近くなれた気 がする 01 ある分野でトップレベル になれなくても⼤丈夫 02 アジャイルコーチや エンジニアとして働くの は楽しい 03