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AIエージェントは Azureインフラも構築できるのか? ~結果は出たとこ勝負です。~ @ebi Masahiko Ebisuda

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日本ビジネスシステムズ株式会社 胡田 昌彦(えびすだ まさひこ) Youtube https://youtube.com/@ebibibi 自己紹介 日本ビジネスシステムズ株式会社 こんな方にオススメ!  企業の情報システム部で働く方  一般ユーザーだけど、コンピューターに興味 があって、もっと詳しくなりたい方  Windows, Azure, M365等のMicrosoft 関連技術に興味がある方 チャンネル登録よろしくお願いします!

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AIエージェントはAzureインフラも構築できるのか? •AIエージェントとは? •コーディングの自動化の現状 •Azureインフラに使えるエー ジェントやツールの状況 •AIを活用してAzureインフラを 構築する方法 •実際にやってみる!

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Chatbots 喋る Reasoners 論理的思考 Agents 自発的行動 Innovators 新規発見 Organizations 組織化

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RPAも「AIエージェント」?

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定義にはこだわらず行きます。

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LLMを活用して 自律的に判断・行動して 目標を達成するソフトウェア

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人間がすべての コードを書く - 予測して自動補完 - 依頼してコード全体を生成 - バグ,セキュリティ修正 AIが全自動で すべてのコードを書く コーディングの世界は激変 ~2020年 2021~24年 2024,25年 GitHub Copilot GitHub Edits Tabnine …など多数 Devin GitHub Copilot Workspace GitHub Copilot Agent Mode Replit Agent Cline Cursor Jules …など多数 ※他にも多数あると思います。変化早すぎて追いつけない…。

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人間がすべての コードを書く - 予測して自動補完 - 依頼してコード全体を生成 - バグ,セキュリティ修正 AIが全自動で すべてのコードを書く コーディングの世界は激変 ~2020年 2021~24年 2024,25年 GitHub Copilot GitHub Edits Tabnine …など多数 Devin GitHub Copilot Workspace GitHub Copilot Agent Mode Replit Agent Cline Cursor Jules …など多数 ※他にも多数あると思います。変化早すぎて追いつけない…。 AIエージェント

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引用元:https://www.oreilly.com/radar/the-end-of-programming-as-we-know-it/

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引用元:https://zenn.dev/mizchi/articles/all-in-on-cline

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なぜコードの世界は 変化が早いのか?

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コードは大量の学習データがあり、AIの学習が進みやすい。 コーディングはルールやパターンが明確で、AIが得意とする分野。 物理的要素(設備や材料)がなく、実験や導入が容易。 ソフトウェアはAPIやインターフェースが明確で、AIが自律的に扱いやす い。 エラーが明確に出るため、AIが結果を自己評価・修正しやすい。 動作が意図どおりかどうか(成功・失敗)が明確で評価しやすい。 開発効率やコスト削減のメリットが大きく、市場の需要が高い。 多くの企業やコミュニティが競争的にAIツール開発を進めている。 オープンソース文化の影響で技術進化や情報共有が速い。 AI自身の進化がソフトウェア開発に直接反映されやすい。 エンジニアが自身の作業効率向上のため、積極的に新しい技術を取り入 れる傾向がある。 ……などなど、他にも色々。

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インフラ領域も時間の問題

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例:Amazon Q Developer CLI Agent

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引用元:https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/introducing-the-enhanced-command-line-interface-in-amazon-q-developer/

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引用元: https://qiita.com/moritalous/items/09b7461044f8ff55bc05

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動画:https://www.youtube.com/watch?v=eD_HvJ2VhiA

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(Model Context Protocol)で 外部のツール/サービスとの連携の 標準化

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前提 Azure Portalの操作をAIにやらせるのは(現状)ハードルが高い&筋が悪い 「画像認識→マウス、キーボード操作の自動化」 ※そのうちなんでもできるようになっちゃうかもですが。 Azureにはしっかりと自動化のための仕組みがある(理屈上できないこと は無い) Azure REST API Azure CLI Azure PowerShell Azure SDK ARM Template Bicep Terraform for Azure Azure Arcでオンプレも対象

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Microsoft 公式AIツール  Microsoft Copilot in Azure (限定パブリックプレビュー)→4月9日にGAしました!  https://azure.microsoft.com/ja- jp/products/copilot  ニーズに合ったインサイトの生成  新しいクラウド機能の発見  リソース間のシームレスなオーケストレー ション  現状はまだまだ…。  VSCodeからも@Azureで呼べる。

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Microsoft 公式AIツール  AIShell(パブリックプレビュー)  https://learn.microsoft.com/ja- jp/powershell/utility- modules/aishell/overview PATHを通してしま えば起動したが?

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1. 【人間主体】AIを相談相手として利用 質問やアドバイスをもらい、手作業で実装 メリット:設計や検討作業を効率化 2. 【協働】AIにコードやスクリプト生成を任せる AI生成コードを人間がレビュー・修正して適用 メリット:単純作業削減、重要部分に集中可能 3. 【AI主体】AIエージェントが完全自動構築 人間が高レベルな指示を出し、AIが自動で環境構築 メリット:究極の自動化(ただし現状は人間の確認が必須)

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1. 【人間主体】AIを相談相手として利用 質問やアドバイスをもらい、手作業で実装 メリット:設計や検討作業を効率化 2. 【協働】AIにコードやスクリプト生成を任せる AI生成コードを人間がレビュー・修正して適用 メリット:単純作業削減、重要部分に集中可能 3. 【AI主体】AIエージェントが完全自動構築 人間が高レベルな指示を出し、AIが自動で環境構築 メリット:究極の自動化(ただし現状は人間の確認が必須) ドライバー=人間 ドライバー=人間 ドライバー=AI

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Tips • 毎回おこないたい指示や使ってほしい手法な どはファイルに書いておくと便利。 • GitHub Agent • .github/copilot-instructions.md • Cline • .clinerules

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新規にlinux VMを1台展開してください。 東日本リージョンに作成をお願いします。 作成にはAzure CLIを用いてください。 作成に用いたコマンドはdeploy.ps1に保存しそれを実行する形で展開でき るようにしてください。 実際に構築を実行し、該当のlinux VMに非対話型SSHコマンド実行できる ことを確認するところまで実行してください。 進捗は日本語で教えてください。 ※このくらいは楽勝です。

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下記のレポジトリの内容を確認し、サンプルアプリケーションを展開して ください。 https://github.com/Azure-Samples/azure-search-openai-demo 進捗は日本語で教えてください。 ※このくらいは楽勝です。

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Azure WebAppsを使って企業用のWebサイトをホストするようにしてく ださい。その際、最低限のセキュリティの構成も行ってください。 リソースグループ名やリージョン等は自由に決めてください。名称の重複 は避けるようにしてください。 ※このくらいは楽勝です。

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実際の動作の様子は ライブ配信を御覧ください。 https://www.youtube.com/live/m6 UmaJN4_RU?si=zQdyOoNI1yjv7zQv