要件定義・デザインフェーズでもAIを活用して、コミュニケーションの密度を高める
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KazukiHayase
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要件定義・デザインフェーズでもAIを活用して、 コミュニケーションの密度を高める 2025.09.11 チーム開発を加速する!エンジニア・デザイナー・PdMの職種間連携【D-Plus Tokyo #18】 ©2025 Dr.'s Prime ,Inc.
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自己紹介 @KazukiHayase 早瀬和輝(Kazuki Hayase) 2025年4月ドクターズプライム入社 フルスタックエンジニア Go / TypeScript / React(Next.js) / GraphQL アオアシが完結して悲しいです ©2025 Dr.'s Prime ,Inc.
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会社概要 ©2025 Dr.'s Prime ,Inc.
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会社概要 ©2025 Dr.'s Prime ,Inc.
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01 背景と課題 02 具体的な取り組み 03 まとめ ©2025 Dr.'s Prime ,Inc.
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1. 背景と課題 ©2025 Dr.'s Prime ,Inc.
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背景と課題 AIによるエンジニアの開発生産性の向上 今年の6月からエンジニア全員にClaude Codeを導入 コーディング、レビュー、テストなど多岐にわたり活用 エンジニアの開発生産性は向上した ©2025 Dr.'s Prime ,Inc.
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背景と課題 ©2025 Dr.'s Prime ,Inc.
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背景と課題 より上流の工程がボトルネックに 開発スピードの向上により、要件定義が追いつかない バリューストリーム全体では、そこまで早くなっていない チームサーベイのスコアにも表れている ©2025 Dr.'s Prime ,Inc.
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背景と課題 Biz側からPdMを抜擢 組織全体で、PdMが2名->6名に増員 自分のチームでは1名->2名 多くがPdM未経験 全員がそれぞれ要件定義とFigmaのデザインを担当 ©2025 Dr.'s Prime ,Inc.
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背景と課題 組織体制の変化に伴う懸念 情報共有の複雑化、コミュニケーションコストの増加 成果物の品質のばらつき ツールやプロセスの標準化不足 ドメイン知識の属人化 ©2025 Dr.'s Prime ,Inc.
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人が増えてもコミュニケーションの密度を下げない対策が必要
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背景と課題 AIを活用してベースラインを引き上げる AIを思考の補助や単純作業の自動化に活用 人間は本質的な議論や創造的な対話に集中 ©2025 Dr.'s Prime ,Inc.
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2. 具体的な取り組み ©2025 Dr.'s Prime ,Inc.
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具体的な取り組み 1. Figma MCPを使ったデザインレビュー 2. ChatGPTを使った要件定義 ©2025 Dr.'s Prime ,Inc.
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具体的な取り組み 1. Figma MCPを使ったデザインレビュー 2. ChatGPTを使った要件定義 ©2025 Dr.'s Prime ,Inc.
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具体的な取り組み - Figma MCPを使ったデザインレビュー なぜデザインレビューが必要か Figmaの品質はFigma MCPでのUI実装の精度に直結 実装時の細かいやり取りが多発 e.g. variablesの使用、デザインの詳細調整、コンポーネントの整合性 精度は上げていくとして、最低限の品質は担保したい ©2025 Dr.'s Prime ,Inc.
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具体的な取り組み - Figma MCPを使ったデザインレビュー Figma MCPとは MCP (Model Context Protocol): AIとツールを連携させるプロトコル Figmaの構造化されたデザインデータを正確に取得できる AIがデザイン情報とコンテキストを理解しやすくなる ©2025 Dr.'s Prime ,Inc.
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具体的な取り組み - Figma MCPを使ったデザインレビュー デザインレビューの仕組み MCPサーバーと連携するためにClaude Desktopを使用 FigmaのURLを指定してレビューを依頼 ©2025 Dr.'s Prime ,Inc.
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具体的な取り組み - Figma MCPを使ったデザインレビュー プロンプトイメージ 下記のヒューリスティック評価をもとにFigmaのデザインレビューをしてください。 Figma: ## レビュー観点 - デザインは一貫しているか? - エラーを防ぐ仕組みがあるか? - 情報は認識しやすいか? ... ©2025 Dr.'s Prime ,Inc.
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具体的な取り組み - Figma MCPを使ったデザインレビュー 応答イメージ ©2025 Dr.'s Prime ,Inc.
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具体的な取り組み - Figma MCPを使ったデザインレビュー 取り組みの感想 運用を開始して1ヶ月ほど経過 実装者目線では、最低限の品質は担保できている 今後はデザインシステム観点でのレビューも組み込む予定 ©2025 Dr.'s Prime ,Inc.
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具体的な取り組み 1. Figma MCPを使ったデザインレビュー 2. ChatGPTを使った要件定義 ©2025 Dr.'s Prime ,Inc.
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具体的な取り組み - ChatGPTを使った要件定義 ChatGPTを選択した理由 特にないです GPT-5出たから、使ってみるかくらいの温度感 精度よりも導入の速度を優先 ツールは変える前提で、フローの定着とコンテキストの育成が狙い ©2025 Dr.'s Prime ,Inc.
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具体的な取り組み - ChatGPTを使った要件定義 プロジェクト機能の活用 カスタム指示と関連ファイルをまとめられる プロダクトの概要と仕様をマークダウンで作成して保存 ©2025 Dr.'s Prime ,Inc.
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具体的な取り組み - ChatGPTを使った要件定義 要件定義の流れ 1. 機能の概要と背景を伝える 2. GPTが深掘りしてくれるので、対話しながらブレスト 3. 内容がまとまったら要約するように指示 4. チーム内レビュー ©2025 Dr.'s Prime ,Inc.
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具体的な取り組み - ChatGPTを使った要件定義 実行イメージ ©2025 Dr.'s Prime ,Inc.
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具体的な取り組み - ChatGPTを使った要件定義 取り組みの感想 想定してない観点の質問->要件漏れの防止に繋がる チーム内レビューの段階で、初歩的な指摘は減らせている カスタム指示は無視されがちなので、プロンプトのチューニングは必要 ©2025 Dr.'s Prime ,Inc.
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具体的な取り組み - ChatGPTを使った要件定義 今後の展望 出力される情報の精度向上 知見をためつつ、他チームへの横展開 AIエージェントによる、仕様書の自動更新 ©2025 Dr.'s Prime ,Inc.
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3. まとめ ©2025 Dr.'s Prime ,Inc.
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まとめ AIによってコミュニケーションの密度を高められている 単純作業や不毛な議論を削減 人間同士は本質的な議論に集中 品質の標準化 ©2025 Dr.'s Prime ,Inc.
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まとめ まだまだ課題は山積み AIで代替できないクリエイティブな能力の強化 デザインのAI生成 リードタイム計測による定量的な改善効果の検証 ©2025 Dr.'s Prime ,Inc.
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We Are Hiring! ぜひドクターズプライムの魅力を覗きにきてください! ©2025 Dr.'s Prime ,Inc.