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ログラスのAI開発戦略:組織‧チーム へのアプローチと未来への挑戦 2025年8⽉5⽇ 株式会社ログラス 1

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⾃⼰紹介 2 新卒未経験から、検索機能を強みとしたWEBアプリの開発を行う会社でフルス タックエンジニアとしてキャリアをスタート。 その後、SaaSビジネスに興味を持ち株式会社カケハシに転職。エンジニアチーム のリードとしてスクラムの導入なども行う。 2023年9月にログラスに入社。経営管理ログラスのテックリードをする傍ら、組 織横断的に使用できる基盤の構築、スケーリングフレームワークの導入推進を行 う。 直近ではAI活用推進タスクフォースにも所属し、AIをどのように開発に活かすか を日々考えている。 株式会社ログラス エンジニア 南部 豪 Go Nambu

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アジェンダ • ログラスの⽣成AI導⼊変遷 • チームへのアプローチ • 開発組織へのアプローチ • 現在の取り組み 3

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ログラスの⽣成AI導⼊変遷 4

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5 ログラスの⽣成AI導⼊変遷

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1月 少しずつ普及活動 CodyやCline Composerも 使い始める 2月 エンジニア全員に Cursorを配布 Cursor道場開始 🔥 🔥 🔥🔥 時間軸 ログラスの⽣成AI導⼊変遷

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1月 少しずつ普及活動 CodyやCline Composerも 使い始める 2月 エンジニア全員に Cursorを配布 Cursor道場開始 3月 🔥 🔥 🔥🔥 時間軸 ログラスの⽣成AI導⼊変遷 全員火がつき始める Cursor Rulesの 改善が一気に進む 🔥 🔥🔥 🔥🔥 🔥

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1月 少しずつ普及活動 CodyやCline Composerも 使い始める 2月 エンジニア全員に Cursorを配布 Cursor道場開始 3月 🔥 🔥 🔥🔥 時間軸 4月,5月 ログラスの⽣成AI導⼊変遷 一部Devinを使っ た開発も始まる 全員火がつき始める Cursor Rulesの 改善が一気に進む 🔥 🔥🔥 🔥🔥 🔥 🔥 🔥🔥 🔥🔥 🔥

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1月 少しずつ普及活動 CodyやCline Composerも 使い始める 2月 エンジニア全員に Cursorを配布 Cursor道場開始 3月 🔥 🔥 🔥🔥 時間軸 4月,5月 ログラスの⽣成AI導⼊変遷 一部Devinを使った 開発も始まる 全員火がつき始める Cursor Rulesの 改善が一気に進む 他職種も開発環境構築 ClaudeCode乗り換え 6月,7月 🔥 🔥🔥 🔥🔥 🔥 🔥 🔥🔥 🔥🔥 🔥 🔥 🔥🔥 🔥🔥 🔥

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チーム‧組織 に対してそれぞれアプローチ

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開発 PdM Des Eng 今回お話しする部分 チーム 開発組織 スコープ スコープ外 スコープ外 エンジニアリング - Claude Code - Cursor 開発プロセス - ドキュメント管理 - 仕組み化 Eng人格 AI推進人格

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チームへのアプローチ 12

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取り組み 1. AIの価値を感じてもらう 2. AIを⽤いた開発の夢を⼀緒に描く 3. AI活⽤についての振り返りを⽇常に取り込む

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AIの価値を感じてもらう ルール ● コードは書かない!全てAIに書かせる! AIペアプロ‧モブプロの実施 ● AIに対して抵抗感がある⼈がいる ○ ⾃⼰成⻑できないという誤解 ● ⾮効率なプロンプトを使っている⼈がいる ○ コード書くくらい⽂章を書いている 気づき AI活⽤に向けた意欲UP↑

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AIを⽤いた開発の夢を⼀緒に描く 15 ● 要求を書けば開発完了! ● プランニングの⽇にAIに 開発投げる ● 次の⽇にはスプリント ゴール達成! 短期的な夢 中⻑期的な夢 肌感のある⽬標にまで落ちてモチベーションUP↑ \何を⽬指せばいいんだろう?/

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● アジェンダなし ○ 夢に向かうためにどうしたらいい? ■ ドキュメント管理⽅法 ■ AIの参照するルールの更新 ■ 開発に不⾜している情報の提起 この回でNext Actionまで出さなくて良い →意外と後からこうしたいが出てくる AI活⽤についての振り返りを⽇常に取り込む AI活⽤レベルUP↑ 夢に向かって進めてる? AIブレスト回の実施

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開発組織へのアプローチ 17

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取り組み 1. 職種横断の推進チームを組成 2. AIを活⽤して価値提供する体験作り

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19 職種横断の推進チームを組成 CTO VPoE VPoP エンジニア チーム PdM チーム デザイン チーム 職種横断の AI推進チームを組成 プロダクト開発組織とAI活⽤推進プロジェクトチーム

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開発組織へのアプローチ AIを活用推進のための基盤やガバナンス整備 AI活用の実践と業務プロセスへの統合 ● ドキュメント管理方法の検討 ● ツールの整理 ● 運用ルールの検討 ● ナレッジ共有の仕組みと成功事例の横展開 ● AIが統合された業務プロセスの再設計 ● 改善と組織自浄作用が生まれる仕組み化 AIを活用してロールを超えた業務の染み出しをなめらかにする AI推進チームの⽬的

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開発組織へのアプローチ AIを活用推進のための基盤やガバナンス整備 AI活用の実践と業務プロセスへの統合 ● ドキュメント管理方法の検討 ● ツールの整理 ● 運用ルールの検討 AIを活用してロールを超えた業務の染み出しをなめらかにする AI推進チームの⽬的 ● ナレッジ共有の仕組みと成功事例の横展開 ● AIが統合された業務プロセスの再設計 ● 改善と組織自浄作用が生まれる仕組み化

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開発組織へのアプローチ ドキュメント管理 方法策定して社内へ訴求 (外部にも発信) AI活用ポータルを構築 知見を集める https://x.com/miyatti/status/1939133103307628684

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AIを活⽤して価値提供する体験作り AIハッカソンの実施 景品

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現在の取り組み 24

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現在の取り組み ● CSとの連携 ○ リリースノートの自動作成・レビュー ○ サポートサイトの自動作成 ● 要件検討時点での情報管理方法の検討 ○ PdM・デザイナー含めて情報を一元管理 ● 要望からの自動開発 開発のサイクル全てにAI導⼊を⽬指す

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現在の取り組み ● CSとの連携 ○ リリースノートの自動作成・レビュー ○ サポートサイトの自動作成 ● 要件検討時点での情報管理方法の検討 ○ PdM・デザイナー含めて情報を一元管理 ● 要望からの自動開発 開発のサイクル全てにAI導⼊を⽬指す 詳しくは是非懇親会で!