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ProductionでRails6 Multi DB対応を小さく始める 株式会社タイミー 宮城広隆

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自己紹介 宮城 広隆 Ruby/Rails歴は2年 @MH4GF

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平成Ruby会議のスポンサートークでマルチDB対応の 話を軽くしたところ、懇親会でどのように運用しているの かと聞かれることが多かったので 今回はその話をします

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話すこと - Multi DBの概要 - 導入の流れ - 導入後の結果

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話すこと - Multi DBの概要 - 導入の流れ - 導入後の結果

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● 複数の「primary」データベースと、それぞれに対応する1つの 「replica」 ● モデルでのコネクション自動切り替え ● HTTP verbや直近の書き込みに応じたprimaryとreplicaの 自動スワップ ● マルチプルデータベースの作成、削除、マイグレーション、やり とりを行うRailsタスク Multi DBの概要

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● 複数の「primary」データベースと、それぞれに対応する1つの 「replica」 ● モデルでのコネクション自動切り替え ● HTTP verbや直近の書き込みに応じたprimaryとreplicaの 自動スワップ ● マルチプルデータベースの作成、削除、マイグレーション、やり とりを行うRailsタスク Multi DBの概要

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話すこと - Multi DBの概要 - 導入の流れ - 導入後の結果

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● リードレプリカの導入 ● 特定のGETエンドポイントのみリードレプリカに接続 ● DatabaseSelectorは使わない 今回やったこと

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● Ruby2.6.1 ● Rails6.0.2.1 ● Amazon Aurora MySQL 環境

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なぜマルチDBが必要だったのか

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なぜマルチDBが必要だったのか ● 一番はCMによる負荷増大の保険のため ● 最悪の場合のフェイルオーバーの選択肢を作るため

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実戦投入 RDS RDSで「リーダーの追加」を選択し、リードレプリカのDBインス タンスを追加

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実戦投入 RDS クラスターのリード用エンドポイントが作られるので、こちらを 控えておく

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実戦投入 database.yml

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実戦投入 モデル 各モデルで継承している抽象クラス(デフォルトのままでは ApplicationRecord)で、databaseとroleを設定

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実戦投入 コントローラー リードレプリカを読みたい箇所でconntected_toを呼ぶ

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実戦投入 コントローラー 以上!!!!

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実戦投入 100行以下の修正で実装完了

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実戦投入 コントローラー around_actionで呼ぶこともできます

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DatabaseSelectorを使いたい場合 Railsガイドから引用 https://railsguides.jp/active_record_multiple_databases.html

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できたこと ● デフォルトでは変わらずprimaryのDBに接続し、叩かれる頻度 の高いSELECTクエリだけ明示的にreplicaのDBに接続でき るようになった ● クエリが詰まることもなくCMを乗り越えられた ○ 保険として用意していた形だが、何も問題が起きないことが 正義 ● 副次的な効果として、フェイルオーバーができるようになり再起 動が発生してもダウンタイムの短縮が期待できるようになった

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まだできていないこと/次にやる必要があること ● 開発/テスト環境でのリードレプリカ ● DBユーザーの適切な権限付与 ● DatabaseSelectorを使うかどうかの意思決定 ● フェイルオーバー時のコネクションプールをどうする