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エンタープライズの リリース戦略 遠藤 功一郎 第三回 カスタマーサクセス天下一武闘会 予選 2019.05.22 Wed. BEDORE Customer Success Manager

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遠藤 功一郎 日立製作所 :Engineer ベンチャー :UI/UXデザイナー BEDORE   :Customer Success

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導入クライアント様(一部)

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導入 活用 運用 更新 ハイタッチのカスタマーサクセスの活動 ヘルス チェック コミュニ ティ運営 Success Map

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導入 活用 運用 更新 ハイタッチのカスタマーサクセスの活動 リリース 戦略

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「リリース」に考えの違い リリース基準の内容 リリース基準の有無 SMB エンター プライズ ー ◯ 柔軟 厳密

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リリースが遅延・頓挫した場合の影響は計り知れない ステークホルダー との関係が悪化 オンボーディング やり直し 解約

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リリース基準を満しても リリースが遅延・頓挫する場合がある 

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課題 原因 エンタープライズの特徴 リリースの遅延・頓挫 リリース基準のズレ 関係者や部署が多い 役割範囲が異なる

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課題 原因 エンタープライズの特徴 リリースの遅延・頓挫 リリース基準のズレ 担当範囲が異なる 関係者や部署が多い

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イメージ 導入 サービス 導入関係者が多い 弊社(SMB)に Zendeskを導入した場合 A社(エンタープライズ)に BEDOREを導入した場合 関係者 Zendesk 1部署、数人 BEDORE(弊社サービス) 複数部署、数十人 数倍

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課題 原因 エンタープライズの特徴 リリースの遅延・頓挫 リリース基準のズレ 担当範囲が異なる 関係者や部署が多い

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部署ごとに担当範囲やミッションが異なる 担当範囲 経営企画 ITヘルプデスク ミッション 企画・設計 〜 リリース スケジュール通りにリリース リリース 〜 運用・改善 KPI(お問い合わせ数)改善 イメージ

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課題 原因 エンタープライズの特徴 リリースの遅延・頓挫 リリース基準のズレ 担当範囲が異なる 関係者や部署が多い

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部署ごとに作成するリリース基準がズレる 経営企画 ITヘルプデスク 運用コストが高くなるので、 高い基準を完璧にクリアしたい リリース 基準 イメージ 運用しながら改善していけばOK リリース基準は標準レベル スピード重視 品質重視

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課題 原因 エンタープライズの特徴 リリースの遅延・頓挫 リリース基準のズレ 担当範囲が異なる 関係者や部署が多い

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課題 原因 エンタープライズの特徴 リリースの遅延・頓挫 リリース基準のズレ 関係者が多い 担当範囲が異なる 構 造 上 の 問 題

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セールスとカスタマーサクセスで連携 リリース基準を自社から提案

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● 過去のリリース基準の実績 ● ユーザ視点で重要な観点 ● リリース基準を満たすために、 必要なオンボーディング ● どの部署に対して ● どの程度のリリース基準で合意し、 ● どの様なオンボーディングを設計すべきか ● 導入に関係している部署は? ● 部署の担当範囲・ゴールは? ● 部署間のちから関係は? ① セールスとCSの持っている情報のANDを取る セールス カスタマーサクセス イン プット アウト プット ● 経営企画とITヘルプデスクに対して ● ITヘルプデスクが推奨する高い基準で合意し、 ● その基準を満たせるオンボーディングを設計する

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② 導入前から提案する 営業 キックオフ オンボーディング リリース Before オンボーディング 設計 リリース 判定 導入 リリース基準の 作成・確定 オンボーディングの再実施・リリース遅延 リリース 基準 未達 After リリース基準 作成・提案 導入 リリース 判定 リリース 基準 達成 オンボーディング 設計 リリース基準 確定

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 エンタープライズには厳密に「リリース基準」が存在する  しかし、基準を満たしても、リリースが遅延・頓挫する   ① 関係者が多く、     ② 部署ごとに役割やミッションが異なる  ③ リリース基準がズレる Summary 課題 カテゴリ 原因 施策 予選:セールスとカスタマーサクセスの連携  セールスとカスタマーサクセスの連携による、リリース作成  ① 2者が持っている情報のANDを取る  ② 導入の前段階から提案を行う

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エンタープライズの オンボーディング戦略 遠藤 功一郎 第三回 カスタマーサクセス天下一武闘会 決勝 2019.05.22 Wed. BEDORE Customer Success Manager

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チャーン

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投資対効果が 合わない 利用・運用 されない チャーン チャーンまでの流れ バリューが 発揮されない

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投資対効果が 合わない 利用・運用 されない チャーン チャーンまでの流れ(SMB) バリューが 発揮されない オンボーディ ング 失敗

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投資対効果が 合わない 利用・運用 されない チャーン チャーンまでの流れ(SMB) バリューが 発揮されない チャンピオン の離脱

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チャーンまでの流れ(エンタープライズ) 導入自体が 目的化する 投資対効果が 合わない 利用・運用 されない チャーン バリューが 発揮されない

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導入が目的化する2つの情報共有不足 縦 の情報共有不足 横 の情報共有不足

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着手すべきポイントは? 投資対効果が 合わない 利用・運用 されない チャーン バリューが 発揮されない 導入自体が 目的化する

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導入自体が 目的化する 「利用・運用されない」ことに着手 投資対効果が 合わない 利用・運用 されない チャーン バリューが 発揮されない 構 造 上 の 問 題

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2つの施策 管理者 利用者

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ハイタッチのオンボーディング施策 ① 【管理者】 担当者の可処分時間を考慮した運用設計

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① 担当者の可処分時間を考慮した運用設計 オペレーション カスタマイズ コミュニケーション 業務プロセス理解 可処分時間を算出 ×

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① 担当者の可処分時間を考慮した運用設計

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① 担当者の可処分時間を考慮した運用設計 【ハイタッチポイント】 Face to Face でコミュニケーションすることで 担当者の業務プロセスを深く理解できる

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ハイタッチのオンボーディング施策 ② 【利用者】 自社サービスを染み出した提案

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② 自社サービスを染み出した提案 自社 サービス 自社サービス 以外

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② 自社サービスを染み出した提案 自社 サービス 自社サービス 以外 ×

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② 自社サービスを染み出した提案 自社 サービス 自社サービス 以外 【ハイタッチポイント】 LTVの期待値が高いので、 包括的な提案ができる

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② 自社サービスを染み出した提案(事例) ×

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② 自社サービスを染み出した提案(事例) 自社サービス以外(Teams)の利用率が上がらない場合、 自社サービス(BEDORE)も利用されない ※年齢幅も広く、ITリテラシーにもバラツキがあることがある ① Teamsのチュートリアル資料を作成し、全社展開 ② 社内チャットツールの活用事例セミナーに参加し、   社内展開のノウハウをキャッチアップし、担当者へ共有 具体 施策 想定 課題

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② 自社サービスを染み出した提案(事例) 自社サービス以外(Teams)の利用率が上がらない場合、 自社サービス(BEDORE)も利用されない ※年齢幅も広く、ITリテラシーにもバラツキがあることがある ① Teamsのチュートリアル資料を作成し、全社展開 ② 社内チャットツールの活用事例セミナーに参加し、   社内展開のノウハウをキャッチアップし、担当者へ共有 すべて、自社サービス外の提案 具体 施策 想定 課題

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 製品本来のバリューが発揮されず、  チャーンする Summary カテゴリ 決勝:オンボーディング  導入自体が目的化するため、  想定通りに利用・運用されない  ハイタッチのオンボーディング施策  ① 【管理者】担当者の可処分時間を考慮した運用設計  ② 【利用者】自社サービスを染み出した提案 課題 原因 施策

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