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しくじりジャーマネ おれみたいになるな!! まっつー 2023年4⽉16⽇

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ここに円に切り抜いた画像を入れてく ださい まっつー 2019年4⽉新卒⼊社。2021年からPublic API チームでマネージャーを勤める。現在はfreee ⼈事労務の給与計算チームに異動し、2023年 1⽉から同チームのマネージャーをしている。 ⼈事労務開発船 給与ヨット AJM

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ジャーマネって? ● freeeではマネージャーはメンバーの上に⽴つ⼈ではなく、 メンバーをサポートする存在であるという意味をこめ、芸能 界のタレントのマネージャーをイメージしジャーマネと呼ば れている。

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freeeのカルチャー「あえて共有」 ● freeeにはマジ価値指針という、freeeのメンバーとして「こうあ ろう」というような⽇々の判断基準‧⾏動原則がある。 ● 「あえて共有」は情報をオープンにし、お互いフィードバックし あい⼀緒に成⻑しようというもの。

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freeeのカルチャー「あえて共有」 今⽇は僕の「ジャーマネ」としての失敗談を 「あえきょう」します

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  しくじりジャーマネ おれみたいになるな!! 1. チームの意思決定 2. 新メンバー受け⼊れ 3. チームビルディング

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チームの意思決定 ● リポジトリ内の構成の⽅針を決めるmeetingを⻑いことしていた。 ● ⾃分はファシリテーションを担当。全員が合意した上で実装に⼊りた かったので、みんなの意⾒をすりあわせられるよう頑張っていたがな かなか結論にいたらなかった。

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チームの意思決定 全員が納得する結論を 出したい 間違った意思決定を したくない

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チームの意思決定 全員が納得する結論を 出したい 間違った意思決定を したくない 結果としてプロジェクト開始が遅れてしまう

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チームの意思決定でのしくじり ⾃分の判断で技術的な意思決定をする 責任から逃げていた。

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チームでの意思決定のしくりじからの学び ● タイミングによっては全員の合意は得られなくても、間違っている可能 性があっても、⾃分の責任でどちらかに意思決定をして次に進んでいく 必要がある。

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  しくじりジャーマネ おれみたいになるな!! 1. チームでの意思決定 2. 新メンバー受け⼊れ 3. チームビルディング

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新メンバー受け⼊れ ● 新しいメンバーAさんを受け⼊れてチームに参加してもらった時の 話。 ● 環境構築が終わり、いくつか実装もこなした後に、今までより少 し重めの実装タスクをお願いした。

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新メンバー受け⼊れ ⾃分 Aさん 重めのタスクだし、 初めて使うツールやライブラリもあるので、 ⾃分の理解のために時間を使うのは全然OKですよ! 1on1で

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新メンバー受け⼊れ ⾃分 慣れないこと、わからないことが多くて、 期限がないと無限に調べごとしてしまうんですよね。 ボーダーラインがあった⽅がむしろやりやすいかも。。 Aさん

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新メンバー受け⼊れでのしくじり まだわからないことが多い状態のメンバーに タスクの期⽇を設定せずにアサインして、 むしろ困らせてしまった。

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新メンバー受け⼊れ freeeの全体像 タスクで必要な知識 タスクで必要な知識 + 周辺知識

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新メンバー受け⼊れ freeeの全体像 タスクで必要な知識 タスクで必要な知識 + 周辺知識 全体に対する薄い知識 (⻩⾊)をつけた上 でタスクで必要な部分を補強していく と、しばらく使わないような知識もつけ る必要があり、効率的ではない。 巨⼤すぎる全体像 しばらく必要になることがない知識

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新メンバー受け⼊れ freeeの全体像 タスクで必要な知識 タスクで必要な知識 + 周辺知識 各タスクに対して必要な知識 + その周辺 の知識をつけることを繰り返すことで、 その重なりあいによって、濃淡をつけな がら知識を広げていく。

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新メンバー受け⼊れ freeeの全体像 タスクで必要な知識 タスクで必要な知識 + 周辺知識 各タスクに対して必要な知識 + その周辺 の知識をつけることを繰り返すことで、 その重なりあいによって、濃淡をつけな がら知識を広げていく。 周辺の境界を決めるのに、タスクの期⽇ は有効。 どこまでひろげたらいいの?

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新メンバー受け⼊れのしくじりからの学び ● タスクの期⽇を設定すると「⼀旦調べるのはここまでにしよう」という 理由になる。 ● コードベースやドメイン全体が巨⼤で、調べ出すと次々わからないこと が出てくるような環境では良い働きをすることもある。

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  しくじりジャーマネ おれみたいになるな!! 1. チームでの意思決定 2. 新メンバー受け⼊れ 3. チームビルディング

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チームビルディング https://www.scholar.co.jp/aboutus/offsite

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チームビルディング ● チームのジャーマネになってすぐの頃、オフサイトミーティングをやりたい と思っていた。 ○ チーム全員でプロダクトの未来の話をして、全員で共通のビジョンを 持ってそれに向かって仕事をしていきたいと思っていた。 ● しかし、なかなか踏ん切りがつかなかった。

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チームビルディング メンバーから やりたくないと いわれないかな チームの性質的に オフサイトは あわないかも

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チームビルディング メンバーから やりたくないと いわれないかな チームの性質的に オフサイトは あわないかも 1年くらいこの思考に陥っていた

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チームビルディングのしくじり 理想のチームになるためのアクションではなく、 現在のチームに受け⼊れられそうなアクションを 選んでしまった

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チームビルディングでのしくじりからの学び ● 今のチームが理想のチームでないのはメンバーのせいではなくジャー マネの責任。理想のチームを描き、その実現のために必要なことはメ ンバーの反対があるかもと思ってもやりぬくべき。

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