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クラスメソッド株式会社 コンサルティング部 繁松 昂大 Amazon Connect入門 導入のメリットと活用方法

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2 ⚫ 今日お話しすること ⚫ Amazon Connectとは ⚫ オンプレミスと比較した導入メリット ⚫ Amazon Connectの活用方法 アジェンダ

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3 Amazon Connectとは

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Amazon Connectとは 4 ●スケーラブルで信頼性の高い顧客窓口 ●Amazon ECのカスタマーセンターと同じ技術を使用 「AWSが提供するマネージド型のクラウドコンタクトセンターサービス」

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Amazon Connectの特徴 5 マルチチャネル対応 - 音声電話 - ビデオ通話 - チャット - メール 簡単に構築、設定可能 - Webブラウザベースの 直感的なUI操作 - ドラッグ&ドロップで コールフローの作成も可 能 AWSサービスとの連携 - Amazon Lex:ボイス ボット、チャットボット 等 - AWS Lambda:SMS送 信、DBとの連携等

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6 オンプレミスと比較した導入メリット

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オンプレミスと比較した導入のメリット 7 ●コスト面のメリット ● オンプレミスでは高額な設備(サーバー等)が必要→初期費用がかからない従量課金制 ● 数カ月の導入期間が必要→数分で簡単に構築可能 ●運用面のメリット ● ハードウェアの保守・メンテナンスが必要→ハードウェアの保守やメンテナンスが不要 ● システム変更に時間とコストが必要→簡単なGUI操作で即座に変更可能

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8 Amazon Connectの料金

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Amazon Connectの料金 9 電話機能の利用で発生する料金 ●電話番号 ●通話料金

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Amazon Connectの料金 10 ●電話番号(東京リージョン) ●050、03番号:電話番号1つにつき $ 3.0/月、450円/月 ●0120、0800番号:電話番号1つにつき $ 14.4/月、2,160円/月 ※1ドル = 150円で計算

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Amazon Connectの料金 11 ●通話時間(東京リージョン) ●着信 ●通話料金(050、03番号):約4円/分 ●通話料金(0120、0800番号):約15円/分 ●発信 ●通話料金(発信先日本):約15円/分 ※1ドル = 150円で計算

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Amazon Connectの料金 12 電話機能以外で発生する料金 ● チャット: $ 0.004/メッセージ 1通 ● Eメール: $ 0.05/メール1通 ● ビデオ通話:$ 0.015/分 ● 画面共有: $ 0.015/分 ● Contact Lens(文字起こし、感情分析の機能):$ 0.015/分 など ユーザー数や、回線数による増額は無い

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13 コンタクトフロー解説

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コンタクトフロー解説 14

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コンタクトフロー解説 15

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コンタクトフロー解説 16 ログの有効化、通話音声の録音、自動音声の設定などの初期設定

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コンタクトフロー解説 17 営業時間内か時間外かを確認し処理を分岐

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コンタクトフロー解説 18 営業時間外の場合はアナウンスし切断

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コンタクトフロー解説 19 音声案内に対して、プッシュボタンで番号を入力 することで適切な部署や窓口への振り分け

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コンタクトフロー解説 20 担当のオペレーターへの転送

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営業時間の設定画面 21 曜日毎の営業時間設定 祝日設定

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エージェント画面(CCP) 22 ログイン時の画面 着信時の画面

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23 Amazon Connectの活用方法

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Salesforce、ZendeskなどのCRM(顧客管理システム)との連携 24 ●Salesforce:専用のアダプターを利用することでノーコードで連携可能 ●着信ポップアップ、クリックコール等の機能が利用可能

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Contact Lensを使った会話分析 25 ●文字起こし、感情分析、キーワードをトリガーにしたアラート通知

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Contact Lensを使った会話分析 26 ●Contact Lensはコンタクトフローで簡単に設定可能

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コールバック機能 27 ●Amazon Connectでは、コールバック機能が利用できます。 引用元:https://pages.awscloud.com/rs/112-TZM-766/images/AWS-Black-Belt_2022_AmazonConnect-FlowBlock_1231_v1.pdf

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コールバック機能 28 ●コールバック機能はコンタクトフローで簡単に設定可能 引用元:https://pages.awscloud.com/rs/112-TZM-766/images/AWS-Black-Belt_2022_AmazonConnect-FlowBlock_1231_v1.pdf

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Amazon Lex連携 29 ●Amazon Lexを連携させることで、簡易な問い合わせを自動化し、オ ペレーターの負担を低減できます。 ●Lambdaを利用し予約システムと連携も可能

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生成AIの利用 30 ●Amazon Q in Connectを利用したLex ボットの自動回答 ○ Amazon Lex ボットを活用し、チャットや IVR(自動音声応答)を通じて顧客の質問に対応 引用元:https://dev.classmethod.jp/articles/amazon-q-in-connect-customize-ai-prompt-gui/

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生成AIの利用 31 ●Amazon Q in Connectでオペレーターのサポート(ナレッジ検索) ○ 自然言語やキーワードを使って AI に直接質問可能 ○ AI がナレッジベースを検索し、最適な回答や関連情報を提示 ○ エージェントは必要な情報を素早く取得し、顧客対応の時間を短縮 引用元:https://dev.classmethod.jp/articles/aws-cli-amazon-q-connect-japanese-locale/

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32 まとめ

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まとめ 33 スピーディーな導入と 柔軟な運用 コスト最適化と リソース効率化 最新テクノロジーの 継続的な活用 ・数分でコンタクトセンター構築 が可能 ・UIベースの簡単な設定で迅速な 変更が可能 1 2 3 ・初期投資なしで始められる従量 課金制 ・保守・メンテナンス作業からの 解放 → 本来の業務に集中できる 環境の実現 ・AWS各種サービスとの連携によ る機能拡張 ・生成AI活用による顧客対応の品 質向上 ・アップデートによる機能追加

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ご清聴ありがとうございました