Slide 1

Slide 1 text

花き業界の サプライチェーンを繋げる プロダクト開発の進め方 ユーザーライク株式会社 朝倉 達也 2023年1月18日

Slide 2

Slide 2 text

事業・業界紹介 プロダクト開発における当社の文化と仕組み テックチームの取り組み 2 目次 Chapter.1 Chapter.2 Chapter.3

Slide 3

Slide 3 text

事業・業界紹介 プロダクト開発する当社の文化と仕組み テックチームの取り組み 3 目次 Chapter.1 Chapter.2 Chapter.3

Slide 4

Slide 4 text

4 MISSION ユーザーさんの、うれしいを創る 特別な日ではない、日常の中に、 「ちょっと嬉しくなれる瞬間」を創れるサービスを、 様々な領域で展開して行きたいと考えています。 多くの人々に今あるものの延長ではなく、 次の当たり前となるようなサービスを ユーザーさんと一緒に創り上げていきます。

Slide 5

Slide 5 text

5 日本初・日本最大級のお花のサブスクサービス Point1 週替わりで楽しむ、新鮮なお花 Point2 ポストに届いて、受取ラクラク Point3 季節のお花を、かんたんに飾れる ※2022年 ESP総研調べ ※ ブルーミー(bloomee)とは

Slide 6

Slide 6 text

ブルーミー(bloomee)とは 6 サービス開始 2016年6月 ユーザーさんの数 10万世帯以上 届けたお花の本数 1,500万本以上

Slide 7

Slide 7 text

7 日本最大の花市場を運営する株式会社大田花きとの連携を強化 新しい花の流通規格「ブルーミー規格」に基づき「規格外」の花買い取りを拡大。 規格外の花も、生産コストに対する適正価格で取引し、継続的に年間を通した流通を実現。 ブルーミー 業界課題への挑戦

Slide 8

Slide 8 text

8 ■需要 1993年から約30年間伸びず、 急速に消費が減り続ける一 方。 ■ロス 一般的に、仕入れの30%ほど がロスになると言われてい る。 ■習慣化 自宅用などで継続的に買う人 が少ない。 業界課題 ブルーミー 業界課題への挑戦

Slide 9

Slide 9 text

9 ■需要 1993年から約30年間伸びず、 急速に消費が減り続ける一 方。 ■ロス 一般的に、仕入れの30%ほど がロスになると言われてい る。 ■習慣化 自宅用などで継続的に買う人 が少ない。 業界課題 ■新規層へリーチ 80%以上の会員が「今までお花を 飾る習慣がなかった」と回答。 ■DX化 仕入~飾るまでをデータベース化 し、必要な分だけ仕入てロス削 減。 ■CX最適化 サブスク体験や嗜好性の反映で体 験改善し、習慣化支援。 課題解決 ブルーミー 業界課題への挑戦

Slide 10

Slide 10 text

10 産業アップデート事例

Slide 11

Slide 11 text

事業・業界紹介 プロダクト開発する当社の文化と仕組み テックチームの取り組み 11 目次 Chapter.1 Chapter.2 Chapter.3

Slide 12

Slide 12 text

Webアプリケーションの機能マップ 12 社内向け機能 ・出荷の割り当て ・各種データの管理 など 花屋・自社工場向け機能 ・出荷リストの取得 ・出荷内容の登録 など ユーザーさん向け機能 ・新規登録 ・マイページ など

Slide 13

Slide 13 text

13 Webアプリケーションの仕様決定 には、複数の職種が関わります。 KPI・職種に合わせて部門があり、 施策は横軸で部門をまたぎ1つの チームとして進みます。 マーケ UX エンジ ニア 自社 工場 ・・・ 法務 LPO (新規獲得) 施策 ・・・ xxx (解約率) 新規獲得 解約率 ・・・ KPI 部門 プロダクト開発に関する当社の体制

Slide 14

Slide 14 text

14 マーケやCS、エンジニアなど目的 に合わせた強みを持ったドメイン エキスパートがオーナーとなって 施策をリード。 リードする部門によって、文脈が 揃うので目的を理解し易く、 部門内に目的別の(特定のKPI数値 を上げていく)ナレッジが溜まりや すい。 テックはシステムの実態を確認し 易いポジションなので、繋がりを 見て全体連携をフォローするな ど、施策の目的実現のために各メ ンバーが柔軟に連携しています。 マーケ UX エンジ ニア 自社 工場 ・・・ 法務 LPO (新規獲得) 施策 ・・・ オーナー xxx (解約率) オーナー 新規獲得 解約率 ・・・ KPI 部門 プロダクト開発に関する当社の体制

Slide 15

Slide 15 text

15 「ユーザー起点」を大事し、 意思決定は「データドリブン」で行う文化 プロダクト開発に関する当社の文化

Slide 16

Slide 16 text

16 ユーザー起点 ユーザー起点とは

Slide 17

Slide 17 text

17 ユーザー起点とは

Slide 18

Slide 18 text

18 ■ ユーザーヒアリング報告会 ドメインエキスパートを含め全職種が集まり、 ヒアリングの報告を聞いたり、 ヒアリングの報告内容からユーザーさんになり、ユー ザーさんの気持ちやサービスのことについて話し合った りしています 他にも、 ドメインエキスパートと近い距離で部門関係なく連携す る機会があります 「ユーザー起点」を大事し、意思決定は「データドリブン」で行う文化

Slide 19

Slide 19 text

19 ■ データドリブン 意思決定に必要なデータは、オープンにやり取りされて います。 ■ イシュー 施策ごとに、背景や目的・検証方法を含め、テンプレー トに沿ってイシューを作成しています。 施策は検証目的である事も多く、検証結果も都度オープ ンに共有されます。 「ユーザー起点」を大事し、意思決定は「データドリブン」で行う文化

Slide 20

Slide 20 text

20 ■ 健康指標 サービスのKGI以外にも、各チームのKPIやサービスの健 康指標として経過を見ておく指標があります。 健康指標を各チームが持ち寄り、横断的に情報を共有し 合うMTGが定例で行われています。 ブーケの 作成スピード 面接の通過率 CPA 「ユーザー起点」を大事し、意思決定は「データドリブン」で行う文化

Slide 21

Slide 21 text

21 ■ Redash データ分析にはRedashを使用することが多く、エンジニ ア以外がローデータを取得して分析したり、集計クエリ を作成してダッシュボードを作成する事も多いです。 デイリーで200以上のクエリがスケジューリングされて います。 「ユーザー起点」を大事し、意思決定は「データドリブン」で行う文化

Slide 22

Slide 22 text

22 鮮度が大事な商品を安定して扱う難しさはあるものの、社内外に頼れるエキスパートがいる環境です。 ゴールが明確な状態でエキスパートたちとコミュニケーションが行えるので、職種が異なっても目線を合わせ たプロダクト開発を進めることができます。 普段から密に連携しているので困った時、とても頼りになります。 解決に向けて「ユーザー起点」で話し合い、お互いの気づきを反映してプロダクト開発を進めています。 プロダクト開発する当社の文化と仕組み

Slide 23

Slide 23 text

事業・業界紹介 プロダクト開発する当社の文化と仕組み テックチームの取り組み 23 目次 Chapter.1 Chapter.2 Chapter.3

Slide 24

Slide 24 text

24 テックチーム内の取り組み ■ ドメイン理解を深めてもらうために、課題を残した状 態で施策の担当を割り当て システム外の動きも理解して仕様を検討できるようにな れるように、きっかけ作り。 (1) 事前の開発懸念だし  どういう課題が潜んでいるか、とっかかり作り (2) 問題の解決方法を教える  誰にどう聞くかのサポート など

Slide 25

Slide 25 text

25 テックチームから他チームに対する取り組み ■ 開発に関する情報の数値化 ・要件定義から開発、リリースまでのフロー効率  ・依頼からのリードタイム  ・d/d/d(デプロイ頻度)  ・レビュー待ちd/d/d(d/d/dのレビュー待ち版)  ・不具合率 ・実行された施策の振り返り  ・KPIごとの依頼数  ・KPIごとの消化率  ・リソース割合 など ダッシュボード

Slide 26

Slide 26 text

26 「ユーザー起点」と「データドリブン」で積み上げたオペレーションや ノウハウを活用して、日常の中に「ちょっと嬉しくなれる瞬間」を創れ るサービスを、様々な領域で展開して行きたいと考えています。 もっと詳しく知りたい、 カジュアルに話を聞いてみたい、 という方はお気軽にお問い合わせください! 公式HP Thank you. https://userlike.jp