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「スタートアップで 1 度は崩壊 しかけたチームが、これから チームになっていくための第 一歩」 カイゼン Tips LT会 #kaizenlt @kawanamiyuu すたこれ!

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自己紹介 ● かわなみゆう ● @kawanamiyuu ● BABY JOB 株式会社 / 2021.11 入社 ● おむつのサブスクサービス「手ぶら登園」の 開発エンジニアリングマネージャー 2

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会社、サービス紹介 3

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4 (2021/12/15 現在) https://tebura-touen.com/

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入社直前のあれこれ(課題) ● 私が入社する直前の 3 ヶ月間で、退職や中途入社により、メン バーの半分が入れ替わり ● サービス立ち上げに関わった開発初期メンバーが残っておら ず、業務知識が失われる寸前 ● リリースなどの運用作業をできるメンバーは 1 人だけ(トラックナ ンバー 1) 5

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入社直前のあれこれ(課題) ● タスクが開発者個人にアサインされ、お互いが今何を開発してい るか分からない(= 開発チーム 開発グループ) ● 指揮系統がバラバラ、かつ、全社チャットツールや開発者用 Slack にコミュニケーションが分散(しかも全部プライベートチャン ネル) 6

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入社して最初に取り組んだこと ● まずメンバー全員と話す ○ 現在の業務内容 ○ メンバー各自の目線での課題感 ● 私(マネージャー)の目線で感じた課題に早々に対処 ○ 交通整理(コミュニケーションパス、開発プロセスの再設計) ○ 情報の透明化 ○ 属人性の緩和 7

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入社して最初に取り組んだこと(具体例) ● 開発プロセスや会議体を Working Agreement として明文化 ● 毎日オンラインで朝会、夕会を始める ● 振り返り・レビュー会を始める ● タスクの個人アサインをやめる ● リリース作業できる人を 1 人→ 2 人に増やす ● Slack のプライベートチャンネルをやめる ● BitBucket から GitHub に乗り換える 8

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取り組んだ結果 ● アジャイル開発のプラクティスを参考に ● 「チーム開発」のスタート ● メンバーも好意的に受け入れてくれた 9

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めでたし、めでたし? 10

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これらはカイゼン なのか? 11

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これらはカイゼンなのか? ● チームやメンバー個々人に致命的な問題があったわけではな い ○ ※マネジメントが機能していなかったという問題はあった ○ ※スタートアップという、なにもかもを急がなければならない環境下で、部署間 や担当者間の視座や視点の違いによるコミュニケーションの行き違いはあっ た 私「これ誰も悪くなくね?すごいもったいない。。」 12

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上手いやり方を知らなかっただけ ● チームとして必要なコミュニケーション ● チームとしての仕事(開発)の進め方 ● チームに適したツールと使い方 そして、 ● 価値にフォーカスしたプロダクト開発の手法、マインド → 今回はアジャイル開発の価値観、プラクティスが適していた。 13

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大事なこと ● 過去を否定しても仕方がない ○ その時々で必要な意思決定だったはず ● 今のやり方にとらわれない ○ 今の良い所も悪い所もこれまで積み重ねてきたコトの結果生じた1つの事実で しかない ● 未来をカイゼンする ○ 過去を否定せず、今にとらわれず、未来を良くしていく ○ 当事者意識が必須 14

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カイゼンは誰かがやってくれるもの ではない。 自分たちが望む未来をつかむため に、自分たちでやっていくことだ。 15

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エンジニア大募集中! 一緒にチームづくりをしていけるエンジニアを大募集中! せびカジュアル面談のご連絡ください! ● 開発エンジニア ● SREエンジニア 16