Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
スタートアップで 1 度は崩壊しかけたチームがこれからチームになっていくための第一歩 / re...
Search
Yu Kawanami
December 15, 2021
Business
2
920
スタートアップで 1 度は崩壊しかけたチームがこれからチームになっていくための第一歩 / re-startup team
「カイゼン Tips LT会 #kaizenlt 」の発表資料
https://rakus.connpass.com/event/229144/
Yu Kawanami
December 15, 2021
Tweet
Share
More Decks by Yu Kawanami
See All by Yu Kawanami
数字で表すシリーズ 〜開発規模(工数⇔期間)の見積もり編②〜 / practice of estimate part2
kawanamiyuu
0
110
数字で表すシリーズ 〜開発規模(工数⇔期間)の見積もり編①〜 / practice of estimate part1
kawanamiyuu
0
130
開発チームの自走力を育む「イテレーションマネージャー」という取り組み / iteration manager
kawanamiyuu
1
1.5k
PHP でもアーキテクチャテストしたい! / #phperkaigi / PHPerKaigi 2021
kawanamiyuu
6
4.9k
3 つの “はじめて” から始まった OSS 活動。のその先で / OSS LT会 #osscontributelt / turning point of joy as a developer
kawanamiyuu
0
770
腕力と瞬発力(新年の抱負 超LT会- vol.2 #ultral)/ New Year’s Resolution 2021
kawanamiyuu
2
420
ArchUnit で始める Java アプリケーションアーキテクチャの自動テスト / 自動化大好きエンジニアLT会 / LT for Engineers who love Automation
kawanamiyuu
0
890
マイクロサービスアーキテクチャをあきらめないための、モノリスで始めるアーキテクチャテスト / #jjug_ccc_b #ccc_b8 / JJUG CCC 2020 Fall
kawanamiyuu
5
3.7k
Contribution to OSS
kawanamiyuu
0
130
Other Decks in Business
See All in Business
メルカリグループ行動規範
mercari_inc
0
580
CREFIL Inc. / Company Profile
crefil
0
320
enechain company deck_english
enechain
PRO
0
110
株式会社Cake.jp Company Deck
cakejpcorp
0
1.5k
LaiBlitz/corporateinformation
laiblitz
0
26k
社内請負スクラムから脱却する〜複雑性に適応するスクラムチームの作り方〜
yasuhirokimesawa
1
180
宣言やガイドを示したってよくならない!スクラムチームが回るようにするためにはきっかけが必要だ!
abe2014
0
150
【27新卒フィールドセールス職採用】BuySell Technologies会社紹介資料
buyselltechnologies
0
250k
Kyash TechTalk #8 Kyashにおけるクレジット事業部とは
sayueda
0
130
採用案内2025年ver2
hdn_tocci
0
250
朝日新聞社 ITエンジニア キャリア採用 紹介資料
asahi_cto
0
850
【会社紹介資料】25年7月度
creativeinfinity
0
1.4k
Featured
See All Featured
Optimising Largest Contentful Paint
csswizardry
37
3.5k
XXLCSS - How to scale CSS and keep your sanity
sugarenia
249
1.3M
jQuery: Nuts, Bolts and Bling
dougneiner
65
7.9k
Balancing Empowerment & Direction
lara
5
700
Raft: Consensus for Rubyists
vanstee
140
7.2k
GraphQLとの向き合い方2022年版
quramy
49
14k
Unsuck your backbone
ammeep
671
58k
Facilitating Awesome Meetings
lara
57
6.6k
Building a Modern Day E-commerce SEO Strategy
aleyda
44
7.8k
The Cult of Friendly URLs
andyhume
79
6.6k
Building Flexible Design Systems
yeseniaperezcruz
329
39k
Practical Orchestrator
shlominoach
190
11k
Transcript
「スタートアップで 1 度は崩壊 しかけたチームが、これから チームになっていくための第 一歩」 カイゼン Tips LT会 #kaizenlt
@kawanamiyuu すたこれ!
自己紹介 • かわなみゆう • @kawanamiyuu • BABY JOB 株式会社 /
2021.11 入社 • おむつのサブスクサービス「手ぶら登園」の 開発エンジニアリングマネージャー 2
会社、サービス紹介 3
4 (2021/12/15 現在) https://tebura-touen.com/
入社直前のあれこれ(課題) • 私が入社する直前の 3 ヶ月間で、退職や中途入社により、メン バーの半分が入れ替わり • サービス立ち上げに関わった開発初期メンバーが残っておら ず、業務知識が失われる寸前 •
リリースなどの運用作業をできるメンバーは 1 人だけ(トラックナ ンバー 1) 5
入社直前のあれこれ(課題) • タスクが開発者個人にアサインされ、お互いが今何を開発してい るか分からない(= 開発チーム 開発グループ) • 指揮系統がバラバラ、かつ、全社チャットツールや開発者用 Slack にコミュニケーションが分散(しかも全部プライベートチャン
ネル) 6
入社して最初に取り組んだこと • まずメンバー全員と話す ◦ 現在の業務内容 ◦ メンバー各自の目線での課題感 • 私(マネージャー)の目線で感じた課題に早々に対処 ◦
交通整理(コミュニケーションパス、開発プロセスの再設計) ◦ 情報の透明化 ◦ 属人性の緩和 7
入社して最初に取り組んだこと(具体例) • 開発プロセスや会議体を Working Agreement として明文化 • 毎日オンラインで朝会、夕会を始める • 振り返り・レビュー会を始める
• タスクの個人アサインをやめる • リリース作業できる人を 1 人→ 2 人に増やす • Slack のプライベートチャンネルをやめる • BitBucket から GitHub に乗り換える 8
取り組んだ結果 • アジャイル開発のプラクティスを参考に • 「チーム開発」のスタート • メンバーも好意的に受け入れてくれた 9
めでたし、めでたし? 10
これらはカイゼン なのか? 11
これらはカイゼンなのか? • チームやメンバー個々人に致命的な問題があったわけではな い ◦ ※マネジメントが機能していなかったという問題はあった ◦ ※スタートアップという、なにもかもを急がなければならない環境下で、部署間 や担当者間の視座や視点の違いによるコミュニケーションの行き違いはあっ た
私「これ誰も悪くなくね?すごいもったいない。。」 12
上手いやり方を知らなかっただけ • チームとして必要なコミュニケーション • チームとしての仕事(開発)の進め方 • チームに適したツールと使い方 そして、 • 価値にフォーカスしたプロダクト開発の手法、マインド
→ 今回はアジャイル開発の価値観、プラクティスが適していた。 13
大事なこと • 過去を否定しても仕方がない ◦ その時々で必要な意思決定だったはず • 今のやり方にとらわれない ◦ 今の良い所も悪い所もこれまで積み重ねてきたコトの結果生じた1つの事実で しかない
• 未来をカイゼンする ◦ 過去を否定せず、今にとらわれず、未来を良くしていく ◦ 当事者意識が必須 14
カイゼンは誰かがやってくれるもの ではない。 自分たちが望む未来をつかむため に、自分たちでやっていくことだ。 15
エンジニア大募集中! 一緒にチームづくりをしていけるエンジニアを大募集中! せびカジュアル面談のご連絡ください! • 開発エンジニア • SREエンジニア 16