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テーマ:高校生ができる防災教育 防災パーク~体験型防災~ 愛媛県立八幡浜高等学校 防災地理部

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高校生ができる防災教育~体験型防災~ 幼児・小学生 小・中学生・高校生 大学生・成人 未来世代への防災教育 五感に訴える(知識から体験へ) 防災パークの開設 地 元 へ の 愛 着 ・ 関 心 防災すごろく 危機意識の向上 条件判断力 行動意欲 記憶の定着 防災的観点 地域愛着的観点 防災たいそう VR体験 3Dマップ避難シミュレーション 自助 共助 市民性を育む防災教育 公助 長期的なまちの維持・改善 大切な場所がある 地域とつながる 地域らしさを守る 体験型防災 対象年齢 未来世代への 教育の重要性 主 体 的 関 与 ( 自 分 事 )

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テーマ設定の理由 ○東北震災復興視察・熊本防災フィールドワーク ・八幡浜市合同調査での知見の広報 →被災者と未災者をつなぐ架け橋に 未来世代への防災教育の重要性 ○事前復興の大切さ(ソフト面の事前復興) →事前復興とはなにか、なぜ必要なのか 事前復興を知っていますか? 知っている 名前だけなら聞いたことがある 知らない 23% 15% 対象:高校生1~3年生 62% 知らない、詳しくは 知らない人が85%以上 n=151

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仮説(未来世代への効果的な防災教育) 頭で考えるだけではなく、体全体で体感 体験することで防災意識がより定着するので はないか?(体験型防災の提案) 危機意識の向上 条件判断力 行動意欲

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実践 小学生を対象に実施、定着実験(6月) 《実践例①》 幼児~成人を対象に11月の文化祭で開設。 《実践例②③④》 来場者に体験していただきアンケートを取る 防災たいそう 防災パーク

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実践例① 防災たいそう (6月24日 神山小学校訪問) 歌を歌うだけより、歌を聞きながら ぼうさい体操をするほうが楽しかった。→62% 歌を聞きながら体操をしたほうがわかりやすかった。→58% 協力:神山小学校4年生 実践例①(記憶の定着)

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防災パーク!(3つの体験型防災)

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防災すごろく 実践例② 防災パーク(行動意欲)

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防災すごろく とは? 災害発生前から災害発生後、そして復興まで災害が起こる前に知っておきたい知 識を楽しく学ぶことができるすごろく形式のボードゲーム 進め方 内容 【アイテムます】 【クイズます】 【説明カードます】 【カード】 サイコロを振り、止まったますの指示に従ってクイズに答えたり、アイテムやポイントを手 に入れる。 ゴールした時にポイントが一番多い人の勝ち。

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実際の映像

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実践例③ 防災パーク(危機意識の向上) 防災VR

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・八幡浜高校の校内を360度カメラで 撮影し、そこにいくつかの危険箇所を 入れこんだVRを作成。 ・日常と変わらないはず??でも、防 災という視点で見ると発見がある! ・危険個所を知っているだけでも避難 の時などに役立ってくる。 ・VRにすることでリアルに防災につ いて体験できるという利点がある。 実践例③ 防災パーク(危機意識の向上)

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VR体験(実際の映像)

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実践例④防災パーク(条件判断力) 八幡浜市の地形を3Ⅾプリン ターで作成した模型を使った避 難時の危険箇所の可視化 徒歩避難と車避難の二つの立場 を選択し自分ならどう避難する かを考えてもらう 研修やまちあるきで学んだこと を模型を通して伝えることがで きた 3Dマップ (模型を使って避難ゲーム)

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実践例④ 防災パーク(条件判断力)

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検証結果・考察(アンケート結果) 3Dマップ VR映像 防災すごろく Q.実施前と実施後の防災意識の変化はありましたか? A.すべてのアトラクションで85%以上の人が 「以前よりも防災への意識・理解が高まった」と 回答。

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検証結果・考察(防災すごろく) ・自分自身が駒となって体験できるようにしたこ とでより体感的にすごろくを楽しめた ・幼児は保護者と考えてもらうことで親世代へも 防災知識の発信ができた ⇒ふりがなや、易しい表現を使う必要性

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検証結果・考察(VR体験) ・ショッピングモールに行ったときやホテルに泊まっ た時などに避難場所や避難経路をVRで案内したらより 効果が高まるのではないか ・VRを体験してもらった後に行った危険箇所を書き出 してもらう質問では、見つけられた人が少なかった ⇒なぜ危険なのか?ということを解説して定着させる必 要がある

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検証結果・考察(3Dマップ) ・模型にしたことで八幡浜市の地形を理解しやす かった ・経路を立体的に考えられた ⇒避難対象者を明確にして、レイヤー階層を行う

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今後の展開 八幡浜市みなと交流館の イベント等情報提供フォーム を活用した 体験型防災に関する 情報発信・教材提供・実演

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八幡浜市の現地調査 意見交換会 普段なら見ることのない場所の見 学や今後の計画を聞き、事前復興 まちづくりや災害時の避難経路が より身近に感じた。 行政職員と市民の相違や学生な らではの考えなど自身の視点を 広げる貴重な機会となった。 まとめと今後の展望 (八幡浜の事前復興をもっと知ってもらうために)

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八幡浜市事前復興計画 (愛宕山プロジェクト)を広める Q.避難地の利用方法はどうするのか まだ計画していない、市民(特に若い世代)のリアル な声が欲しい Q.防潮堤を建てたり、防潮林を植える予定はあるのか 八幡浜市の地形上作ることができない ↓ ◎ソフト面の対策も重要 まとめと今後の展望 (八幡浜の事前復興をもっと知ってもらうために) ※避難道拡幅イメージ図 ※八幡浜市建設課の方からの説明

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まとめと今後の展望 (高校生が防災教育をする意義) 災害時に助け合える土壌 【実践の場】体験型防災 高校生による防災コンテンツの提供 すごろく・VR・たいそう等 小・中学生 大人・高齢者 高校生が 頼もしい! あこがれ 信頼 自己有用感 顔の見える関係性 あんな 高校生に なりたい! 未来世代と現役を防災でつなぐ