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モビリティプラットフォームの未来を築く クラウド基盤 非機能要求を満たし続けるための設計と運用の進化 KINTOテクノロジーズ株式会社 古代 吉 (KOSHIRO Hajime) 2025年11月18日 CloudNative Days Winter 2025

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Scaling Together 個人の技術力、組織の開発力、プロダクトの品質、そして コミュニティの可能性——あらゆる「成長」

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自己紹介 古代 吉 / KOSHIRO Hajime プラットフォーム開発部 シニアクラウドエンジニア :X: @kodai1_jp KINTOテクノロジーズ株式会社 (2025.1-)

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Scaling Experience プライベートデータセンターから始まったKINTOが どうやって80サービスを超えるシステムをクラウド基盤で 管理できるようになったか

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アジェンダ 1. KINTOテクノロジーズについて 2. Scaling History 成長のプロセスと獲得したCloudNative技術 3. Scaling External グループ企業に広がる文化と技術 4. まとめ

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KINTOテクノロジーズについて

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会社紹介 • 社名:KINTOテクノロジーズ株式会社 • 設立:2021年4月 • 従業員数:約400名 • 事業内容:デジタル分野における情報システムの設計、開発、運用管理およ び販売等の情報処理サービス、企業経営戦略、マーケティング戦略の企画、 立案およびコンサルティングに関する業務 株式会社KINTOについて 設立2019年1月: 事業内容:自動車リース、自動車修理・点検、車両管理、中古車売買等、モビリティサービスに関わる 一切の事業

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グループ企業の構成 トヨタ自動車株式会社 トヨタファイナンシャルサービス株式会社(TFS) 海外販売金融 現地事業会社 世界40以上の国と地域で サービスを展開 KINTOテクノロジーズ 株式会社 株式会社KINTO トヨタファイナンス 株式会社 販売金融・クレジット カードなど 8

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サービス紹介: KINTO ONEとは? クルマにかかる諸費用がコミコミ! 他に必要なのは「ガソリン代・駐車場代・高速代」など 自動車税 自動車保険 車検 メンテナンス 消耗品 故障修理・代車 車両代+登録諸費用

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KINTOテクノロジーズが関わっているプロダクト KINTOで手軽にマイ カーを。車のサブスク リプションサービス クルマのオーナーに向 けた、愛車のカスタ ム・機能向上サービス KINTO ONEのリース アップ車を中心としたト ヨタの中古車サブスク あなたにぴったりの場 所を見つけ出す 、お出 かけ先インスピレー ションAIアプリ ユニークな体験プラン や多彩な商品が発見で きる、KINTOご契約者 向けの優待サイト あなたの移動はもっと 自由にもっと楽しく! おでかけコンシェル ジュアプリ クルマ好きなお客様と 一緒に楽しみ、旧車に 乗れる喜びを分かち合 う旧車コミュニティ トヨタのキャッシュレ ス決済アプリ 決済プラットフォーム でWoven Cityで生み出 される発明に貢献 開発支援 開発支援 「BtoC・DtoC領域に特化した内製開発組織」として 世界30ヵ国で展開するグローバルモビリティブランド『KINTO』関連プロダクトや、 新しいサービスの開発・運用など、 様々なプロジェクトに取り組んでいます。

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モビリティプラットフォームとは 私たちはIT・デジタルを駆使し今までのクルマの販売手法にイノベーションを起こし 未来のモビリティの可能性を追求しながら 様々なサービスを提供する「モビリティプラットフォーマー」でありたいと思っています。 これまでの常識にとらわれず、 KINTOは唯一無二の存在として、 一人ひとりの「移動」に「感動」をお届けできるよう どんどん広がるモビリティサービスの未来を創造していきます。 株式会社KINTO 代表取締役社長小寺信也 ビジョン・トップメッセージ|株式会社KINTO コーポレートサイト, https://corp.kinto-jp.com/company/message/

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Scaling History KINTOテクノロジーズは どのようにCloudNative技術を獲得してきたか

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数字で見るプラットフォーム 80 サービス数 3-10 環境数 250 合計システム数

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数字で見るプラットフォーム 80 サービス数 3-10 環境数 5人 インフラ担当 2000件 年間チケット数 250 合計システム数

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プライベートデータセンターからCloud Nativeへ • 2019年: 開発委託先のプライベートデータセンターでKINTOサービスが開始 • 2025年: すべてのサービスがクラウドのコンテナやマネージドサービスで稼働

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Cloud Native Trail Map での現在地 一部サービスでService Meshを使った通信を実施しているところまで Containerization CI/CD Orchestration & Application Definition Observability & Analysis Service Proxy, Discovery, & Mesh Networking, Policy, & Security Distributed Database & Storage Streaming & Messaging Container Registry & Runtime Software Distribution

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Phase-1: オーナーシップの獲得( 2019-2020年 ) 課題 • ツギハギのシステム • アーキテクチャへの理解不足 • トラディショナルなシステム構成

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内製化によって組織・文化の根幹を形成 • 解決策 • 構築・運用体制の内製化 • 成果 • クラウドへの Lift-and-shift • アーキテクチャの理解 • 短期間(約半年)での完全移行 • 獲得したもの • ITエンジニアの価値を経営層が理解 • 様々なチャレンジを内製で実施していく方針に転換

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CloudNativeの実践を進めていくために 内製開発組織は必要条件

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CloudNativeの実践を進めていくために 内製開発組織は必要条件 使いこなすための 組織文化と価値観が重要

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Phase-2: CloudNative技術の採用( 2021-2022年 ) 課題 • アプリケーションはEC2で動作 • IaC化されておらず管理は画面から • 加速する事業成長を阻害することなくインフラを提供する必要性

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Traditional から CloudNative な構成へ システム開発のアジリティの向上を実現 AWS ECS on Fargate Amazon EC2 GitHub Actions Jenkins Prometheus AWS Lambda AWS Step Functions

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Root Module 専用のTerraform Libraryによる基盤品質の向上 • IaCの導入に加え、頻出する構成をライブラリ化 • セキュアな基盤をスピーディに構築できるように Root Modules Pack Module Root Module Controller Module Child Module Child Module Child Module Env Module *.tf recipe.tf main.tf

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共通ライブラリにより簡単にインフラ構築が可能に • インフラ担当はルートモジュールにレシピを登録して適用するだけ • 実績のある構成をすべてのシステムで利用可能に recipe.tf main.tf

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• Terraform Libraryに与えるレシピの内容次第で、様々なアーキテクチャを構築 • 一般的なWeb-DB構成からManaged Serviceを活用した構成まで 検証済みのシステム構成をスピーディに提供

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インフラの初期構築にかかる時間を大幅に削減 120 0.5 2022 年 2025 年 時間 年 初期構築にかかる時間の変化 作業時間 30分 3週間

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• 多くのサービスを大量にリリースすることが可能に • 少人数で多くのシステムを構築・保守運用が可能に 獲得したもの

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Phase-3: プラットフォーム機能の拡充( 2022-年 ) 課題 • インフラだけでなくDevOpsやセキュリティ、DB、信頼性確保の必要性 • 拡大する組織とノウハウの蓄積 • 小規模で実験的なサービス群をどのように支えるか

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サービス立ち上げを確実にするための中央集権組織 • トヨタ自動車グループの一員として一定基準以上のセキュリティを満たす必要性 • 統制と品質を担保しながら、素早くサービス立ち上げするスピードの維持 セキュリティ組織 プラットフォーム開発部 Cloud Infrastructure SRE, DBRE Platform Engineering Security Operation SCoE A プロダクトシリーズ B プロダクトシリーズ C プロダクト X プロダクト サービス サービス サービス サービス サービス サービス サービス

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• すべてのログの自動取得 • 自作サイドカーコンテナを設定するだけでログだけ でなくメトリクス・トレースも取得可能 • ダッシュボード機能 • すべてのデータが1つのダッシュボードで分析可能 • 統合監視機能 • サービスごとに監視設計する手間が不要 新サービスでもすぐに使えるログ基盤

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• 時限的なDBアクセス経路 • Slackからオンデマンドで踏み台サーバを作 成し、予定時間で自動で削除 • 統制ルールに従った承認フロー • 作業者からプロダクト責任者への承認依頼と 承認実行のフローを実現 • 安全なアクセスとログの記録 • 時限的なDBユーザーの払い出しと承認記録 、作業記録のログ記録 踏み台サーバの課題を解決するDBアクセスツール 2025−01-26: SREKaigi「実践: Database Reliability Engineering ~ クラウド時代のデータベースエンジニ アの役割 ~」, https://speakerdeck.com/_awache/srekaigi?slide=29

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開発チームの要望に柔軟に対応する体制 Platform Engineering as a Service (PEaaS) のような形でサービス要件に合わせて インフラストラクチャを調整する仕組みを社内に提供 開発チームs Platform Engineering T Cloud Infra T DBRE&SRE T Security T

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急成長の中で生まれた課題

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• Fat Controller と 複雑な依存関係をもつChild Module • コンウェイの法則 との向き合い方 Root Module 課題-1: 中央集権組織のTerraformレポジトリ Root Modules Pack Module Root Module Controller Module Child Module Child Module Child Module Env Module *.tf recipe.tf main.tf

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• 環境ごとにプロダクトがネットワークを共有 • 最小権限の原則を維持するための厳密なメンテナンス 課題-2: 共通ネットワークの功罪 Virtual private cloud (VPC) Public subnet Public subnet Public subnet Private subnet Private subnet Private subnet Private subnet Private subnet Private subnet AWS account Role Permissions Role Permissions Dev Team Dev Team

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固有の課題を抱えながらも 組織の置かれた環境の中で CloudNativeを最大限活用

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Scaling External CloudNativeな考え方を広げてゆくために

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モビリティカンパニーへの変革 「移動」に関するあらゆるサービスの提供

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変革への貢献 内製化によって獲得した能力をグループ企業全体へ

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• ゼロからのスタート • 「システムは依頼すれば期限通りできあがるもの」 • ツギハギだらけで拡張性のないシステムが生み出される • 文化も体制も無い状態 • 内製化によって自分たちでサービスを作り上げられる体制へ • ビジネスを理解し、システムを作ることのできる能力の獲得 • 技術を適切に判断できる体制 • 必要なシステムをスピーディに構築 • CloudNative技術を手段としてとらえ、目的化させない システムは依頼したらできあがるもの?

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KINTOテクノロジーズの 技術力/ ナレッジをトヨタグループ全体へ提供 グループ企業全体へ広がるCloudNative Practices CloudNative Mobile AI Cloud Engineer 各社 Engineer Community 内製化支援 プロダクト企画 トヨタ グループ コミュニティ運営 勉強会登壇

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まとめ

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1. Platform Engineering as a Service (PEaaS) 体制 ⁃ 基準を満たしたシステムを次々と生み出し成長させることができるようになった 2. 組織の状況に応じたサポートと文化作り ⁃ CloudNative技術を最大限に活用するためには必須 3. グループ企業とのコラボレーション ⁃ トヨタグループ全体でソフトウェアエンジニアリングやクラウド活用を発展させる未来 組織・システムともに大きくスケールした7年間

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ビジネス観点 技術観点 今後の展望 • 新しいモビリティサービスへの挑戦 • 培ってきたCloudNativeスキルをグループ会 社に展開 • 高度なマイクロサービス化 • 統制とセキュリティを考慮したプラット フォームの再構築 事業環境の変化に対応 技術の進化をビジネスに反映

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Scaling Together 個人の技術力、組織の開発力、プロダクトの品質、そして コミュニティの可能性——あらゆる「成長」

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ブースを出展しています! ぜひお話ししましょう! ココ

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このあと Track B 17:20-18:00 でも発表があります 同じプラットフォーム開発部のメンバーが発表します! 明日、LT大会でもお話しします! トヨタグループのエンジニアコミュニティ TURTLEの紹介! 2023年に発足されたトヨタグループ約3000人のエンジニアが集うクラウドコミュニティ TURTLEを紹介します! LT三種盛り Track B 2025/11/19 16:20-17:00

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We are hiring KINTOテクノロジーズでは、一緒に 働く仲間を募集しています! KINTOテクノロジーズ株式会社 クラウドエンジニア の求人一覧, https://hrmos.co/pages/kinto-technologies/jobs?category=2037393016523087872

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ありがとうございました!