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エンジニアが成長できる環境とは? ecosystem編 Gotanda.EM #2

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自己紹介 2 高山 穣 @minoti112 - 株式会社インターファクトリー - ソフトウェアエンジニア(主にJava) - チームマネージャー - エンジニアリングマネージャー

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設立 本社 社員数 2003年6月 東京都千代田区富士見2-10-2 飯田橋グラン・ブルーム4F 約100名 五反田じゃなくて すいません、、

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ECでより便利に楽しい社会をつくるシステム 登録会員数 2000万人以上 クラウドEC プラットフォーム として 国内シェアNo1

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※今日話す内容は、 弊社特有の事象も含まれています。 そして、まだまだ改善の途中です。

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6 エンジニアが成長 できる環境とは?

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新しい技術を 学びたい キャリア アップしたい 違う環境で 開発がしたい エンジニアには様々な成長欲求がある プログラミング に集中したい

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エンジニアが成長するために 必要なことは何ですか?

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私が現在、エンジニアが成長する ために必要だと思うことは

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向上心 と 環境

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11 向上心

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元も子もないですが、 私は他人の向上心を高める ことはできないと思ってます。

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ただし、 他人の向上心を下げることは できます。

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向上心を下げる要因 ※向上心はモチベーションと同じ意味として捉えてもOKです

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⚫ 冷暖房が効かないオフィス ⚫ 周りが騒がしい ⚫ 低スペックPC etc 身体的なストレスを与える

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⚫ 人間関係 ⚫ レガシーな開発環境 ⚫ 形式的な手続き etc 精神的なストレスを与える

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⚫ 評価されない ⚫ 感謝されない ⚫ やりたいことができない etc 承認欲求が満たされない

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こういう事象は徹底的に 改善する 必要があります。

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では、このような課題を どのように発見して どのように改善するのか?

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⚫ 1on1でメンバーからヒアリング ⚫ 自分自身で仮説を立てて検証 ⚫ 実際の業務を体験する などを通じて、課題を見つけ出す。 課題の見つけ方

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で、ここまでは何とかなりますが、 組織改善をしようとすると、

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社内調整が必要だったり、 ややこしい人間関係に巻き込まれたり、 「自分はなぜこんなことをしているのか?」 と自問自答し始めたりして、 いろいろ大変です。。。

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そして、エンジニアがマネージャー になりたくないなと思われてしまう 場面でもあります。

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ただ、このあたりがEMに対する 適正がわかる場面でもあります。

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組織改善をしてチーム全体のアウトプットを最大化したい EM志向 エンジニアとしての道をきわめていきたい スペシャリスト志向 これはどちらが良い悪いではありません。

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26 環境

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会社はエンジニアが成長するように 様々な制度を作っています。 ⚫ 研修 ⚫ 勉強会参加 ⚫ 資格手当 ⚫ 書籍購入補助 etc

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このような制度を通じて、 エンジニアが 刺激 を受けることはありますが、 成長するとは限りません。

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成長するには、 刺激 を受けて 行動する ことが重要です。

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そして、行動は促すのではなく、 自然と 行動せざるを得ない状況 を作る ことができればベストです。

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例えば、エンジニアには プログラミングをする業務を やってもらう。

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これ当たり前ですよね?

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実は、以外と難しかったりします

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システム開発にも様々な種類がある。 ⚫ 新規開発 ⚫ 追加開発。サービス改善。 ⚫ 保守(問い合わせ、不具合対応) ⚫ QA ⚫ 研究開発 etc そもそも開発を外注していて、 開発に携わるの機会すらない場合もあり

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業務内容によっては、 エンジニアとしてのスキルが 身につかない可能性があります。

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ではどうするか?

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正直、試行錯誤してます。。。

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現在やっていること/考えていること 1on1を通じてキャリア志向をヒアリング 希望に合った配属をして満足感をアップ チームローテーション 業務に飽きさせない 新規開発を行っているチームの業務を、他チームのメンバーにも関与させる 新しい技術に触れる機会の創出

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まだまだ改善途中です

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40 まとめ

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① 向上心やモチベーションを 上げることは難しいので、 下げないように努力する。

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② メンバーの意識次第で 成長できる環境を作るのではなく、 成長せざるを得ない環境を作る。

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ご清聴ありがとうございました