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諸国・浪漫 / OpenStreetMap Foundation 坂ノ下 勝幸 facebook: K.Sakanoshita / Twitter: @K_Sakanoshita 2019年3月10日公開版

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改めてOpenStreetMap  OpenStreetMap は、フリー、かつ編集可能な 世界地図であり、数多くのボランティアによって ゼロから作られ、オープンコンテンツのライセン スのもとで提供されています。  OpenStreetMapのライセンスは、私たちの地 図画像や、地図画像の元になる地図データへの 無料(またはほぼ無料の)アクセスを認めていま す。このプロジェクトは、このデータを使った新し く面白い利用方法を想像することを目的としてい ます。 https://wiki.openstreetmap.org/wiki/JA:OpenStreetMap_%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6

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OpenStreetMapはみんなで作る地図

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「みんな」は昔に比べて増えている 【日本国内】2015年は50名/日、2019年は100名/日

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京都の建物は2017年度比 213% https://qiita.com/higa4/items/4eabe1f18cc1ce32049f

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しかし、伏見稲荷周辺でもこんな感じ © OpenStreetMap contributors

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興味が無い場所を描くのは面倒

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みんな色んな想いで描いていく  地元への愛着で  旅先の思い出として  好きな作品への想い  もっと上手く描きたい  使ってばかりなので  懇親会で呑むため

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好きな場所を描くのは楽しい

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好きなことが、みんなの役にたっている 丸亀市の「バスきよん?」 岡山県真備町の「まびケア」

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日本に来る旅人の役にも立っている MAPS.ME

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こんなことにも役立つと良いな

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インドアマッピングもぼちぼちと https://openlevelup.net/

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防災アプリも少しづつ進化している https://www.osmhydrant.org/ja/

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誰でも手軽に地図を使えるように https://www.netfort.gr.jp/~saka/accessmap/

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自由な地図が色んな活動を支える マッパーが地図を描く 地図を活用したアプリを作る 防犯・防災の役に立つ 各種活動の役に立つ グッズやアプリで金儲け 色んな方たちの役に立つ 地図を描く意義やメリット、楽しさを知る マッパーになる 地図が充実する(循環)

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オープンソースは既に成功している  オープンソースを使わないソフト開発は困難  そもそも、スマホのOSからオープンソース  インターネットそのものがオープンソース  企業の独自プロトコルでは、インターネットを作る ことは出来なかった  オープンソースは単なる共産主義的な活動 では無く、業界内の標準化に必要な仕掛け  例えば、会社毎にネジが規格が違うと何も作れない 【オープンソース】 ソースコードを商用、非商用を問わず利用、修正、 頒布を許し、それを利用する個人や団体の努力 や利益を遮ることがないソフトウェア開発手法 (ウィキペディア日本語版:オープンソースより)

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オープンデータも同じこと オープンな仕組みがあることで、様々な組織や個人が 連携して活動(ビジネス含む)することが出来るように 各自治体でも、オープンデータの推進を初めている。

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OSMはオープンデータのど真ん中  自治体のデータは、その70%が位置情報を有す る地理空間情報であるといわれている 出典:[地理空間情報とこれからの自治体GISの課題] http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/3853/00191141/01%20kouen1.pdf  自治体が持っている膨大なデータを可視化、 分析、市民に共有するには自由な地図が必要  自治体データの70%位置情報が含まれている ので、民間データにも位置情報があるはず  仮に位置情報が無くても、これまでの地図は一方通 行なやりとり(地図を読むだけ)しか無いため、活用 方法に気づいていない可能性が考えられる

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みんなと一緒なら、きっと進むはず

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