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組織を強固にする “社内報”のつくりかた スライド版 テレワークが主流の今こそ大事!

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 ▼ note  @kaririririn はじめに  ▼ Twitter  @KARINattakarin 本スライドは、HR NOTEさんにも寄稿した記事を元にしています 詳しくはぜひ記事の方もご覧ください https://hrnote.jp/contents/soshiki-basic-syanaiho-20211124/ かりん(株式会社ベーシック 人事広報部)

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ベーシックの社内報 ◆ 概要 ・Web社内報『b-ridge』 ・2名体制で週1ペースで公開 ・2018年より創刊。2019年に廃止の危機に瀕し、  そこから9割の社員に読まれるまでに。 ◆ アワード受賞実績 ・ウィズワークス株式会社主催  「社内報アワード」にて3年連続受賞 ・経団連主催  「経団連推薦社内報審査」で総合賞を受賞

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社内報のつくりかた 1 社内報として 目指すゴールの 明確化 2 安定した 運用体制の構築 3 「読みたい」と 思ってもらうた めの仕掛け作り

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社内報として 目指すゴール の明確化 01

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ゴールの明確化 目的が明確ではない場合や、 運営メンバーの間で腹落ちしていない場合、 ・記事のクオリティの低下 ・方向性の統一されていない記事の量産 ・運営メンバーの疲弊 等により、運用の継続が難しい事態に。 (過去にベーシックで廃止の危機に瀕した時はそうでした) 目的を徹底的に議論し、 社内報運営についての共通認識を持つことが大切です。 まずは、何を軸に社内報を運営していくかを考え抜く ベーシックの社内報の目的

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☝ 紹介しているもの ・制度 ・福利厚生 など これらはオンラインミーティングやSlack等で全社に共 有はするものの、理解度が低ければ利用されず、その 後新入社員が増えた際にも浸透しません。 社内報を通じ、記事として網羅的かつ分かりやすく説 明をすることで、社員への情報共有と浸透を行ってい ます。 目的① 社内情報共有

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☝ 紹介しているもの ・新入社員/復職社員など 共に働く社員の人柄(入社理由・趣味)や、 その社員と交流するきっかけになるようなコンテンツ を紹介しています。 社員同士のコミュニケーションが活性化され、 それぞれの社員が早期に環境に馴染みやすい状態にな ることを目指しています。 目的② 定着

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☝ 紹介しているもの ・MVP受賞者/昇進者など 行動規範が社内でも優れている社員の考えや 仕事に対する姿勢をインタビュー形式で紹介していま す。 これにより、記事を見た他の社員が刺激を受けたり、 模範として心掛けたりすることで、会社として目指し ている行動規範の浸透・強化を図っています。 目的③ コンピテンシー強化

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客観的に社内報を評価してもらうために、 社員に対して定期的にアンケートを取っています。 (四半期もしくは半期) 社内報が当初設定した目的から逸脱した内容になって いないかを確認し、仮に目的として設定していた課題 が既に社内で解決しているようであれば、その時の最 新の経営課題に応じて、ゴール自体を再度適切に見直 しています。 社内アンケートの実施 アンケートへの回答結果から、目的を達成しているかを確認

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安定した 運用体制の構築 02

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記事の「型」を作成する 運営の目的やゴールを定めても、毎週・毎月のようにネタをゼロから探すのは、 特に少人数で運営している場合、担当者のストレスにもなり、定期的に記事を更新することは難しくなります。 都度ネタを考えるのではなく、ゴールから逆算したコンテンツをあらかじめ用意しておくことで、 ネタを考える時間が削減でき、”ゴール”から逸脱した記事になることを避けられます。

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最も工数がかかるのは、インタビュー形式の記事です。 一人で取材・書き起こし・執筆・確認依頼・修正・入稿・公開 …となると、1記事の公開にあたり6時間以上を費やすこともあ りました。 取材ではなく、取材対象者がアンケートに回答する形で文章化 し、それを元に編集部が肉付けすることで、 取材時とほとんど変わらないクオリティの記事を、 これまでの1/3の時間で公開できるようになりました。 取材ではなくアンケートの形式を活用 アンケートのツールとしては、自社 サービスであるフォーム作成管理ツール 「formrun」を使っています

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「頻度を重視するあまり、行き当たりばったりな記事にな る」「事業部・編集メンバー共に他の業務で逼迫して更新 頻度を守れない/更新が後ろ倒しになる」などの課題は発生 しがちです。 マイルストーンとその締め日(曜日)を固定することで、 クオリティを担保した記事を余裕を持って公開できるよう にしています。 マイルストーンを組み、守る

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「読みたい!」と 思ってもらうため の仕掛け作り 03

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☝ 徹底していること ・投稿時間の最適化(金曜日の12時) ・記事タイトルへの徹底的なこだわり ・目を引くOGP画像の選定 ・記事カテゴリーの分類 特に、早く会社に馴染むためにあらゆる手段で情報の キャッチアップをしている新入社員にとっては、 知りたい情報を探しやすくなります。 メディアとしての基本を徹底

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☝ 徹底していること ・中身を見たくなるような告知文章の作成 ・該当記事内で取り上げたメンバーのメンション ・自分で投稿したスレッドに自らスタンプで  リアクションする 特に、自分で投稿した全社案内スレッドに自らスタンプ をつける(リアクションする)ことで、他のメンバーも スタンプを押しやすくなり、スタンプ数が増えることで 盛り上がっている感も表現できるため、記事を読んでも らえる確率もあがりやすくなります。 公開後に全社案内をする

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反応に応じて適宜内容を変更する ☝ 徹底していること ・出社時に社員から感想を聞く ・Slackで「社内報」という言葉が呟かれたら  通知がくるように設定する ・その上で改善点がわかれば、  リード文・内容・編集後記などで改善を行う 反応を元に改善を繰り返すことで、記事を公開にして 終わりになるのではなく、社内報をきっかけにコミュ ニケーションが生まれるようにもなります。 新入社員の紹介記事では、 新入社員と共通の趣味を持っているメンバーをわかる範囲で 編集後記に書き出しています。

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最後に 新型コロナウイルスをきっかけに多くの企業がテレワークに移行し、社員同士がコ ミュニケーションを取る機会は相対的に減っていると思います。 それにより、「社員が働きやすいような制度を整えても利用されない」「新入社員が 組織に馴染めず早期退職に至ってしまう」「チームワークが弱まり組織成果の最大化 に至っていない」などの弊害が生まれるリスクもあると考えています。 withコロナの時代においては、社員にとって必要な情報を着実に届けることの重要性 は高まっており、その手段として社内報の重要性はますます高まっていると感じてい ます。ベーシックでも、今後もさらなる会社の成長のために、社内報の運営には引き 続き力を入れていきたいと思っています。 このスライドが、皆様のお役に立てたら幸いです。 ぜひTwitterでの情報交換もお待ちしています^^ @KARINattakarin