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岩手県釜石市唐丹町本郷の
高台移転の歴史
釜石市唐丹本郷地区は、1933年の昭和三陸大
津波の被災を機に高台移転を実施しました。
一方その後、低地への居住も拡大した。
東日本大震災では,浸水域も昭和津波より広
いものであったが、被災率でみると人的被害
は0.9%、住宅被害も33.7%であり、昭和津波
の被災率を大幅に下回り、昭和移転地では浸
水被害は生じなかった。一方で、低地は壊滅
的な被害を受けた。
聞き取り調査において「海が見えなくなった
から漁がしにくくなった」などの意見は得ら
れず、「海外の近くに居住することでの有利
せはない」あるいは「不便に感じない」との
発言が複数得られている。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/tga/73/2/73_77/_pdf/-char/ja