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エンジニアとチームを組んで 見えないものをデザインする TokyoGirls.rb #02 2019.12.21 羽野めぐみ

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...って何でしょう? 見えないもの エンジニアとチームを組んで をデザインする

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「 」 まずは 見えるもの の デザインを紹介します

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食べるのが好き!で集まる グルメアプリ「キッチハイク」 プロダクトデザインを 担当しています \見えるもの/

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プロダクト開発での デザインってなに?

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人のことを考えること プロダクトを使ってくれる 人によって答えはいろいろあるけど...

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どんな背景があって どんなニーズがあって どんなキモチで どんな使い方をしてくれるのか 何に価値を感じてくれるのか?

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プロダクトそれ自体は みえるけど、 背後にある 人のことは見えにくい

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背後にある 人のことは見えにくい プロダクトそれ自体は みえるけど、

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今日のテーマ

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チームのことを考える プロダクトをつくる

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自己紹介 何をしてきたか

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羽野めぐみ @featherplain プロダクトデザイナ フリーランスを2年経験したあと、 キッチハイクのデザイナとして入社しました

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いつかは自分の手から離れていってしまう寂しさを感じていた フリーランス時代は、 受託制作をやっていた 受託経験者あるあるかも 当時のおしごと

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プロダクトを育てるのが楽しかった 自分自身でOSSをつくってリリース・メンテナンス 多数の人と関わりながら、 ひとつのモノを作り上げるのが楽しかった テックカンファレンスの運営に深くコミットした経験 一方、業務外活動

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チームを組んでサービスに コミットすることに興味が湧いた

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食べるのが好き!で集まる グルメアプリ プロダクトデザインを 担当しています \キッチハイクに入社/

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フリーランス時代の チームと向き合うきっかけ 失敗談

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失敗談 自分のせいでチームが 炎上しかけた話

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あるプロジェクトで、チームメンバーから提案があった 提案の内容そのものは、実行に移せるものではなかった 提案に対して、 正論だけを振りかざして相手を否定する ような冷たい態度を繰り返してしまっていた 経緯

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当時の自分の考え 客観的にみて自分が正しい。 正しいことを 言って何がいけないの?

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何がおこったか

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No content

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「もう、あなたと仕事したくありません。 」

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何がおこったか 幸い、 チームリーダーがすぐに気づいて鎮火 自分の冷たい対応に対して、相手の不満が爆発 やりとりしていた Facebook のグループ上で、 「もうあなたと仕事したくありません」の怒りの投稿

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失敗談ではないけれど... 無言マージで メンタルが辛かった話

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辛かったこと あるのは機械的な無言マージ 自分のプルリクエストに対して、相手から何も反応がない

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何が辛かったのか 相手の感情が見えない 理由がわからない

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なぜ、 辛いことが 起こるのか

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炎上しかけたときも 無言マージのときも

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体温のある コミュニケーションが なかった

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体温のある コミュニケーション 文脈の共有

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「 」 わたしが考える 体温

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文脈を共有すること 「コンテキスト」とも言います 「 」 わたしが考える 体温

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どんな背景があって どんなニーズがあって どんなキモチで どんな使い方をしてくれるのか 何に価値を感じてくれるのか?

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デザインする上での大事な視点

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デザインの考え方や視点を チームに応用してみる

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チーム全体の体験を 良くした話 事例

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今年の3月にデザインの 共有ツールを移行しました Figma inVision

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発端はデザイナの課題感 作業効率や デザイン共有プロセスが 煩雑化してしまう

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発端はデザイナの課題感 あれ?Figma触ってみたら いい感じだぞ

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発端はデザイナの課題感 ぜひチームに導入したい

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ツールを使う 「ユーザー」は 自分だけではない

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実際に使う人のことを考えたい ツールを使う 「ユーザー」は 自分だけではない

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自分だけではなく エンジニアの体験も上がるのか? 確かめたい

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まずは、 文脈の共有 文脈を共有 課題感と解決したいことなどデザイナ側の 相手の文脈も把握する エンジニア全員に感想をヒアリングして、 試用期間として2週間ほど確保した

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結論 満場一致でFigmaいいね

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結論 満場一致でFigmaいいね エンジニアは何に価値を感じてくれた?

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みんな口を揃えて言ったこと 俯瞰して画面遷移を 確認できるのがGOOD でも、 以前はそれができていなかった

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ここで、一歩踏み込もう どうして俯瞰して 画面遷移を見たいの?

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デザイナ エンジニア データ データ あ、 この画面で名前をinputして submit するんだな。次の画面で submitした が表示される から、画面遷移のときに を 引き継ぐ処理をしなきゃ。 この質問設計で、 ユーザーさんは 違和感ないかな?ユーザース トーリーに沿っているかな? やっぱりこの質問は最初に聞い た方が良さそう。質問のことば 選び大丈夫かな?他にいいライ ティング考えられそう。

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あれ 、 考えてることが 違う...?

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この質問設計で、 ユーザーさんは 違和感ないかな?ユーザース トーリーに沿っているかな? やっぱりこの質問は最初に聞い た方が良さそう。質問のことば 選び大丈夫かな?他にいいライ ティング考えられそう。 デザイナのキモチ

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この質問設計で、 ユーザーさんは 違和感ないかな?ユーザース トーリーに沿っているかな? やっぱりこの質問は最初に聞い た方が良さそう。質問のことば 選び大丈夫かな?他にいいライ ティング考えられそう。 あるべき体験になって いるか確認したい 一連のユーザー操作を 線で捉えたい デザイナのキモチ

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データ データ あ、 この画面で名前をinputして submit するんだな。次の画面で submitした が表示される から、画面遷移のときに を 引き継ぐ処理をしなきゃ。 エンジニアのキモチ

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データ データ あ、 この画面で名前をinputして submit するんだな。次の画面で submitした が表示される から、画面遷移のときに を 引き継ぐ処理をしなきゃ。 一連の画面遷移での データの流れを知りたい 入力するデータの型を 知りたい エンジニアのキモチ

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を使っていても で語ることがある 同じ言葉や手段 違う意味や視点

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文脈を共有しないと分からない を使っていても で語ることがある 同じ言葉や手段 違う意味や視点

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見つめる先は違っていたりする 同じモノを見ていても

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見つめる先は違っていたりする 同じモノを見ていても 表層的な「ことば」に囚われない

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「見えない」デザイン まとめ

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視点の異なるメンバーと どう一緒に作っていくか

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体温のあるコミュニケーション 文脈を共有しながらお互いを知る 相手のことを解像度高く 複雑なまま理解する

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体温のあるコミュニケーション 相手の関心ごとや 大切にしている視点を引きだす ユーザーインタビューに近い

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「一緒に作る」スタンスを忘れない コミュニケーションを 繰り返す 他者へのリスペクトや想像力

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本質は同じ チームデザインも プロダクトデザインも

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「他者と向き合うこと」 デザインの手法を用いて

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おまけ と言う名の宣伝です

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https://note.com/kitchhike/m/m8390f5bac470 キッチハイクチームの 取り組みとして noteに関連記事を 公開しています 今回お話した事例について 詳しく知りたい方へ URL

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ありがとうございました