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  10分でわかるfreeeのQA フリー株式会社

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会社概要 Corporate Overview

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  3 フリー株式会社 会社概要 161億603万円 (資本準備⾦等含む) 従業員数 事業内容 「freee会計」「freee⼈事労務」「freee販 売」などの開発‧販売 資本⾦ 設⽴年⽉⽇ 2012年7⽉9⽇ 1,299名(2023年6⽉末、連結会社の総数) 「働きがいのある会社」 ベストカンパニートップ10に 8年連続でランクイン ※2022年2⽉時点

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4 拠点所在地 本社 〒141-0032  東京都品川区⼤崎1-2-2 アートヴィレッジ⼤崎セントラルタワー21F 札幌⽀社 〒060-0001  北海道札幌市中央区北⼀条⻄3-3 billage SAPPOROばらと北⼀条ビル10F 新潟⽀社 〒951-8055 新潟県新潟市中央区礎町通1ノ町1945-1 リアライズ万代橋ビル203号室 中部⽀社 〒453-0801  愛知県名古屋市中村区太閤3-7-76 ジユウノハコ2F 関⻄⽀社 〒534-0024 ⼤阪府⼤阪市都島区東野⽥町3-5-14 京橋フロントビル4F 九州⽀社 〒810-0001  福岡県福岡市中央区天神2-11-1 福岡PARCO新館5F The Company 中部 本社 関⻄ 九州 札幌 沖縄 新潟 沖縄⽀社 〒901-2225  沖縄県宜野湾市⼤謝名90-3 Link58 401

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5   freeeは「スモールビジネスを、世界の主役に。」をミッションに掲げ、 統合型経営プラットフォームを開発‧提供し、 だれもが⾃由に⾃然体で経営できる環境をつくっていきます。 起業やビジネスを育てていくことを、もっと魅⼒的で気軽な⾏為に。 個⼈事業や中⼩企業などのスモールビジネスに携わるすべての⼈が、 じぶんらしく⾃信をもって経営できるように。 ⼤胆にスピード感をもってアイデアを具現化できるスモールビジネスは、 今までにない多様な価値観や⽣き⽅、 新しいイノベーションを⽣み出す起爆剤だと私たちは考えています。 スモールビジネスが⼤企業を刺激し、社会をさらにオモシロク、 世の中全体をより良くする流れを後押ししていきます。 Mission スモールビジネスを、世界の主役に。

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6   だれもが⾃由に経営できる 統合型経営プラットフォーム。 だれもが⾃由に⾃然体で経営できる環境をつくるために、「統合型経営プラットフォーム」を開発‧提供します。 バックオフィス業務を統合することで、⾃動化と業務全体の効率化。さらに経営全体を可視化することで、 これまでにないスマートかつ最適なアクションまで実⾏できるプラットフォームへと進化させていきます。 また外部サービスとも連携したオープンプラットフォームとして、多様なビジネスニーズに対応。 ユーザーネットワークの中における相互取引の活性化も強化していきます。 プラットフォームの提供のみならず、スモールビジネスに携わる⼈の環境そのものを より良くしていく取り組みを⾏うことで、世の中の変化を促します。 Vision

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7   7 ユーザーにとって本質的な価値があると⾃信を持って⾔えることをする freeeはマジ価値を届けきる集団である マジ価値

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8   サービス Our Service

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9   電⼦稟議 経費精算 債権債務 管理 ⼈事労務 電⼦契約 固定資産 請求管理 会計 ⼯数管理 販売管理 会計‧⼈事労務‧販売管理を核とした 統合型経営プラットフォーム

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10 スモールビジネスの ⼈事管理市場において  売上⾦額シェアNo.1(3) スモールビジネス向けに統合型クラウド(1)ERPを提供 注: 1. クラウドサービス:ソフトウェアやハードウェアを所有することなく、ユーザーがインターネットを経由して ITシステムにアクセスを行えるサービス 2. リードプラス「キーワードからひも解く業界分析シリーズ:クラウド会計ソフト編」( 2022年8月) 3. 「freee人事労務」は ITRが今年調査発行した「 ITR MARKET VIEW:人事・給与・就業管理市場 2022」の人事管理市場において、従業員 100人未満および従業員 100~300人未満の企業で売上金額シェア No.1(2020年度)を獲得しています。 統合型クラウド会計ソフト 統合型クラウド⼈事労務ソフト その他サービス 2013年3⽉〜 請求書 経費精算 決算書 予実管理 ワークフロー 内部統制 勤怠管理 ⼊退社管理 給与計算 年末調整 マイナンバー 管理 2014年10⽉〜 2022年11⽉〜 ⽇本のクラウド 会計ソフト市場  シェアNo.1(2) 統合型クラウド販売管理ソフト 【国内初】 クラウド会計ソフトと ⼀体型で使える 販売管理サービス ⽀出管理 ⼈事労務 ⼯数管理‧労務費管理 社宅制度の導⼊ 申告書作成 ⾒積‧発注‧請求 法⼈⼿続き クレジットカード 開業⼿続き 電⼦契約

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11 2019年 6月期 2020年 6月期 2017年 6月期 2018年 6月期 2021年 6月期 有料課⾦ユーザー企業数(件) 有料課⾦ ユーザー企業数(1)は 約 45万事業所 2022年 6月期 45.1万 2023年 6月期 ※(1) 2023年6⽉末時点。有料課⾦ユーザー企業数には個⼈事業主を含むまたfreeeグループ全体で集計。 37.9万 29.3万 22.4万 16万 12.1万 8.3万 ユーザー基盤拡⼤に向けた取り組み

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  12 パブリックAPIによる拡張性/ freeeアプリストア アプリストア掲載数(1) 注1:2023年3⽉末時点 161件 freee機能拡張 経営分析‧可視化 購買‧⽀払(*2) 請求書‧証憑 決済サービス(*2) ⼈事マスタ‧勤怠 業務システム POS‧EC(*2) リピート取引/外貨 決算サポート/借⼊⾦

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13 ⾦融機関との連携 50の⾦融機関と業務提携 120の銀⾏‧923のその他⾦融機関 (信⾦、労⾦、信組、JAバンク等) 契約数ベースでは120の銀⾏‧994のその他⾦融機関 (信⾦、労⾦、信組、JAバンク等) 計 1043社とAPI連携 1114社の銀⾏‧ その他⾦融機関とAPI契約締結済み ※いずれも2023年6⽉末時点

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14 成⻑企業セグメントにおける強固なポジショニング(上場企業) 東証 プライム・ スタンダード グロース TOKYO PRO Market freeeを利用し IPO実施

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15   freeeのエンジニアリングについて Engineering

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17 Culture of Developers チームで扱う課題について、特定の技術や領域 に固執せずオールラウンドに取り組めている か。アプリもインフラも、サーバサイドもフロ ントエンドも、早さも正確さも。 チームの中で⾃分が貢献できる特徴を理解して 発揮しているか。また、その特徴を増やしてい けるか。 学びのある失敗をして最速で成⻑しよう。学び のある失敗とはチームやプロダクトの成⻑につ ながる失敗。学びのある失敗をしていないのは 挑戦が⾜りない。 失敗して攻めよう 何でもやれる、何でもやる 必殺技 freeeの開発⽂化は、開発をする上で実際に全員が意識している判断基準です

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18 Culture of Developers チーム内外問わず周囲を⾃分の知⾒で助けられている か。レビューしているか、システムor⼈間のアラートに 疾⾵迅雷のごとく反応しているか。 最低限はここまで、に満⾜せず⾃分がやりたいことを載せ ていけるか。システムのボトルネック、負債に対する怒り をプラスの⽅向に関⼼を持ち、解決できるか。 カッとしてシュッとやる 世話を焼いていくスタイル freeeの開発⽂化は、開発をする上で実際に全員が意識している判断基準です

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19 仮説定義 課題整理 設計 実装 テスト コード レビュー リリース 効果測定 振り返り 開発サイクル 市場と⾒積りの不確実性に強いアジャイル開発を採⽤。 エンジニアだけでなくPMやUXとチームを組みながら短いサイクルで改善を繰り返すことでプロダクトは強くなる。 QA テスト

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20 進化の軌跡:プロダクトとチーム プロダクト リリース freee会計 API公開 サービス 分割開始 チーム制 導⼊ クラウド ERP コンセプト 発表 マイクロ サービス化 開始 基盤投資 加速 プラット フォーム 元年 新規 プロダクト 加速 グローバ ル開発 freee ⼈事労務 freee 会社設⽴ freee開業 freee申告 freee finance lab設⽴ freee アプリストア freee プロジェクト 管理 freee カード Unlimited

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21 レイヤ 2012 - 2013 現在 バックエンド Ruby Rails3.2 Ruby Go Rails 6.x Webフロントエンド CoffeeScript Backbone.js Sprockets TypeScript JavaScript (Flow) React Vite / webpack モバイルアプリ - - Swift / Kotlin SwiftUI / Jetpack Compose インフラ‧構成管理 Heroku -> AWS Chef AWS Kubernetes Terraform ML‧データ分析 - - Python TensorFlow BigQuery 進化の軌跡:技術スタック 全領域で技術⼊れ替えがほぼ⼀巡。Railsは3.2 ⇒ 6.xへ

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22 ⽬的志向を⼤切にしながら最新技術を積極的に導⼊ 特定の技術に執着せずユーザーの課題を解決する最適な技術を選ぶ

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23 - 2024年1⽉より、各チームで働き⽅のスタイル(Working Agreement)を定義し、プロダクトやチームの状況 に応じて週3⽇程度の出社⽇数を定めています。もちろん、突発的な事情(家族/本⼈の体調不良)や⼦育て、 介護などの個別の事情がある場合はそれぞれの状況に合わせ柔軟に対応しています。会社⽅針としては原則 出社なので、増える可能性もあります。 - コミュニケーションツールはSlackを利⽤しています。 - QAチームmtg - weeklyで開催しており、QAに関する情報共有や相談をする機会があります。mtgに限らず、⾮同期でも 相談しやすい環境があります。 - QAオフサイト - 3ヶ⽉に1度、QA社員全員集まって、⼀つのテーマについて議論します - 過去のテーマ:障害から学ぶには、ワクワク健康的に働くためには、年間⽬標をやっていくためには - 出社⽇や席 - 担当しているプロダクトチームのエンジニアと同じ出社⽇、近い席で働きます - 1on1 - ⼊社1-3ヶ⽉はdailyやweeklyなど⾼頻度な1on1を設定し、聞きやすい環境を作っています。 - JMと定期的な1on1は通年で継続して実施します。 安⼼してチーム開発できる環境について

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  freeeのQAとは

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25 freee QAのミッション‧ビジョン ミッション ○ 起こしちゃいけない不具合が起きにくい体質にすることでマジ価値※を継続的に届け続ける ※マジ価値:ユーザーにとって本質的に価値があると⾃信を持って⾔えること ■ 込めた意志 ● 当たり前品質にフォーカス。品質という⾔葉は広くいろいろやると中途半端になってしまうので、どこに⼒ を⼊れていくかが重要。 ● リリーススピードにこだわりたい。継続的にマジ価値を届けていくことが重要。 ビジョン ○ 当たり前品質の⾼速フィードバックの実現 ■ どのフェーズでも⽬指すべき品質とのGAPを⾼速フィードバックすることで、⼿戻りがなく⾼頻度にユーザに価 値を届けられるようにしていく 仮説定義 課題整理 設計 実装 テスト コード レビュー リリース 効果測定 振り返り QA テスト フィードバック フィードバック フィードバック フィードバック QAテストも フィードバック の⼀つ もっと速く、もっと⼿前で!!

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26 組織におけるQA ビジネス プロダクト 経営‧バックオフィス ⼈事労務‧福利厚⽣ 契約 PdM Eng QA 経 営 管 理 経 営 企 画 取 締 役 会 アドバイザー事業 会計‧申告 ⾦融‧決済‧⽀払管理 販売‧債権管理 ⼈ 事 採 ⽤ QAエンジニアはQA部⾨に所属し、通常の活動はプロダクト、サービスごとに分かれて、PdM:プロダクトマネージャー、PD:プロダクトデザイ ナー、Eng:開発エンジニア、QAエンジニアで開発チームを組み、企画から開発、運⽤までを対応 中規模法⼈事業 ⼩規模法⼈事業 個⼈事業 基盤 ⼠業向け会計‧業務管理 PD 開発チーム

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27 開発チーム例 QA TEAM A PD Eng TEAM B TEAM C TEAM D TEAM E TEAM F freee会計 TEAM G TEAM H TEAM I freee⼈事労務 TEAM J freee申告 凡例:1名分 QAとPdM、PD、engで専任の開発チームを組み、QAは開発規模に応じて業務委託メンバー(BP)と協⼒しながら活動 SMB スモール‧個⼈事業主向け TEAM L … TEAM K プロダクト 基盤 … freee ⼯数管理 PdM

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28 開発チームにおけるQAエンジニアの役割 QAエンジニアは、多くの開発プロセスに関わり、品質⾯で開発プロセスをリードしていく PD Eng 開発プロセス QAエンジニア ビジョン‧ ロードマップ 調査‧分析 要件定義 実装 PdM QA‧UIテスト 設計 効果測定、 品質分析

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29 ● リリース頻度が⾼いので、リスクベースドテストを中⼼に⾏っている。 ○ 各プロダクト、サービスごとに重篤度(リスクレベル)を定め、開発チーム全体で認識をあわせている。 ● アジャイル開発しているチームが多く、QAエンジニアも上流⼯程から参加している。 ○ QAエンジニアが各開発チームにアサインされているため、企画段階から関わり、さまざまな意⾒を⾔い合える 環境がある。 ○ ドメイン知識のない領域にチャレンジするメンバーも少なくないため、開発チームで勉強会を開催するなど、 チームで知識を⾼めていく活動も盛ん。 ● リグレッションテストを⾃動化し、QAエンジニアも⾃動テストをコーディングして活⽤し ている。 ○ Seleniumなどいくつかのオープンソースを活⽤してfreee独⾃のテストフレームワークを構築している。 freee QAの活動の特徴

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30 ● 社会貢献につながるミッション実現に関わることができる。 ○ 提供しているサービスすべてがスモールビジネスのペインの解消につながるもののため、QAエンジニアとしての 活動を通じて社会貢献している実感が持てる。 ● 複雑な業務知識(ドメイン知識)を⾝に着けられ、今後のキャリアにプラスにできる。 ○ 財務、税務、労務をはじめ複雑なドメイン(業務)が多いが、個⼈‧法⼈とわず事業経営に必須の知識のため今 後に活かせる。 ○ 複雑なドメインで統合型クラウドERPが構成されていることから、サービス間連携に関わるテストの経験もでき る。 ● 失敗を許容する⽂化があり、チャレンジする機会が豊富にある。 ○ ⾃分の成⻑⽬標と会社への貢献がマッチすれば、さまざまなチャレンジが可能な環境がある。 ○ 開発チーム単位で活動しているため、チーム内で了承されれば、新しいことにチャレンジできるという環境があ る。 freee QAのやりがい

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31 freee QAの軌跡 - QAチーム誕⽣ - ⾃動E2Eテスト運⽤開始 - 不具合データを JIRAに⼀元化 - 品質KPI誕⽣ - リスク洗い出し 会の運⽤開始 - 網羅的テストから⽬的重 視のテストチャーターへ - 全プロダクトの重篤度を 定義 - SEQチーム誕⽣ - ジュニア採⽤と育成体制 構築 - QAテストプロセス標準 化 - グローバルQA誕⽣ - 新卒QA採⽤開始

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32 現状の課題 ● ⽬指すべき品質のブレ ○ プロダクト増、組織拡⼤に伴って、みんなが同じ品質⽬標に向かってるとはいえない。当たり前なことかもしれ ないが、これが難しい。みんな⼀丸となって品質⽬標に向かっていけるようにしたい。 ● ⼈材の育成と流動性 ○ 最低限の育成体制は構築したが、育成のPDCAを回せておらず、QAのキャリアパスもこれから定義する段階。 ○ 1チーム1⼈QAの体制が多く、属⼈性が強い組織になっている。⼈材の流動を容易にすることで、変化に強い、 チャレンジしやすい組織にしていきたい。 ● テストアーキテクチャの最適化 ○ 統合ERPでは連携機能が多く、機能開発時の影響範囲も広い。このままだとテスト⼯数も増えていき、スピード のある開発が難しくなってくる。今は、ユニットテスト、結合テスト、システムテストが個別に設計しているの で、テスト全体で最適化をしていきたい。 ⼀緒にこれらの課題解決してみませんか!

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freeeのQAメンバー Iさん freee⼈事労務 年末調整を中⼼に勤怠や給与に 関わる開発 経歴:ベンチャーでのテストエ ンジニアやPM、スタートアップ での1⼈⽬のQAを経てfreeeへ 得意:探索的テスト、開発 フェーズに応じたリスク低減 freeeで働く魅⼒: ⼤規模なQA組織とベンチャー的 な速度感の両⽅を体験でき、⼿ を挙げれば何でもチャレンジで きる Yさん Rさん freee⽀払 カード決済や銀⾏振込プロダク トの開発 経歴:ITベンチャーでのQAエン ジニアを経てfreeeへ 得意:テスト設計、課題特定と 論点整理 freeeで働く魅⼒: 理想ドリブンで、Engineerや PdMと共に品質と向き合い、 チャレンジできるところ Aさん freee会計 法⼈向けを中⼼とした仕訳⼊⼒ やワークフロー機能の開発 経歴:SIerでのSE、ベンチャー でのQAエンジニアを経てfreeeへ 得意:E2Eテスト、ナレッジの共 有 freeeで働く魅⼒: 輪読会などメンバー同⼠の⾃発 的な学習機会が多くあるので、 モチベーション⾼く⾃⾝の成⻑ に繋げられる 多様なバックグラウンドの⽅がいて、半数が若⼿メンバーで構成されている組織です。 権限管理基盤 統合型プラットフォームに向け た、freeeプロダクトの権限基盤 経歴:基幹業務ソフト会社での SEを経てfreeeへ 得意:探索的テスト、E2Eテスト freeeで働く魅⼒: 品質とスピード向上のために試 ⾏錯誤するQAエンジニアの多い 環境で様々な情報が得られるこ とや、チャレンジしやすいとこ ろ

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34 QAの外部公開記事 記事 Meetup登壇/主催 ● 2023年末にfreee QAとしてアドベントカレンダーを実施し、⾒事に⾛り切りました! ○ freee QA Advent Calendar 2023 ● freeeのQAの⽬指す姿 ● QAのスキルアセスメントシートを作って適⽤してみた ● 中村洋とゆもつよのここだけの話 〜アジャイルQAって実際どうなん?〜 ● freee QAが初めて新卒インターンシップをやってみたら、全員選考を希望、NPS 3.8だったよ ● 今年もfreeeのQAエンジニアのインターンシップを開催しました! ● freee Tech Night 「品質を追及するfreeeの守護神、QAエンジニアのお仕事」 ● JaSST’21 Tohoku ゆもつよワークショップ ● JaSST’23 Tokyo 複数セッション登壇 ● JaSST’23 Niigata 基調講演、事例発表、パネルディスカッション

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  Appendix

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開発情報キャッチ プロダクトマネージャーが新たな企画を検討しドキュメントを作成 それをもとに仕様理解、影響範囲の把握を開始 開発内容の理解 開発の⽬的、やること、やらないことなど、開発内容の詳細を理解 開発エンジニアが設計のために作成したドキュメントをレビューし仕様の取り違えはないかを確認 リスク洗い出し あらゆる観点、視点で、今回の開発に関するリスクを洗い出す プロダクトマネージャー、開発エンジニア、プロダクトデザイナー、ビジネスチームを巻き込んで実施 テスト計画 テスト対象範囲、誰が何をやるか、やらないかをチームで共通理解することを⽬的として、テスト計画を 作成 テスト設計 リスク洗い出しやテスト計画をもとに、ユーザーのユースケースも考慮してテストケースを設計 テスト実⾏ テスト管理ツールを利⽤し、設計されたテストケースを実⾏ より重要な機能、影響範囲が⼤きい箇所からテストするなど⼯夫 品質分析 テスト段階で⾒つかった不具合、本番環境で発⽣した不具合について、原因、混⼊フェーズなどの分析を ⾏い再発防⽌策を検討‧実施 freee QAエンジニアの仕事の流れ

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37 11:00 テスト計画 13:00 (テスト分析) テスト対象範囲や重点的にテストする箇所の⽐重設計など 影響範囲や仕様の⾒落としがないかもチェック 13:00 お昼 14:00 (もぐもぐ) 14:00 テスト計画 15:00 (テスト分析) テスト対象範囲や重点的にテストする箇所の⽐重設計など 影響範囲や仕様の⾒落としがないかもチェック 15:00 テスト⽅針共有 16:00 MTG 開発チーム(主にPdM,eng)とテスト計画内容について合意を形成する テストケースが複雑かつ重要な箇所は単体テストで実装できないかengに相談するケースもある 16:00 テスト設計 17:30 テスト計画の内容に沿って具体的なテストケースを設計していく 場合によっては単体テスト⽤のテストケースを作ることもある 17:30 QAチーム 18:15 MTG 各開発チームQA間での情報共有の時間 他のチームでの開発内容や進捗、困り事や雑談など 18:15 テスト設計 19:00 テスト計画の内容に沿って具体的なテストケースを設計していく 場合によっては単体テスト⽤のテストケースを作ることもある 10:00 開発チーム 11:00 MTG PdM, PD, engと開発の進捗や困りごと、今後の予定について共有 仕様相談や具体的な修正内容など、内容はチームによって異なる ⼤体 10:00出社 - 19:00退勤 の⼈が多いイメージ QAエンジニアの1⽇

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38 社内異動制度(異動戦国) - 1年に1回⾃分の希望するチームに異動の⽴候補をすることができる制度です。(毎年7⽉に実施) - 前例として、WEBアプリ内でサービスを変えた⽅もいれば、WEBアプリからSREやアプリ基盤、 UXデザイナーに異動した実績もあります。 - freeeにいながらエンジニアとしてのキャリアの幅も深さも広げられる環境を⽬的としています。 書籍購⼊制度(つばめ図書館) - 業務に必要な書籍については⽉3冊まで⾃由に購⼊OK! - フロアに図書館スペースも併設しているので、必要な本は⾃由に借りることも可能です。  制度などのご紹介 freeeでは、エンジニアが憧れるエンジニア組織を本気で⽬指し様々な施策の実施や制度の設計‧実⾏を⾏なっています。

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39 カンファレンス参加費⽤補助 - イベント‧カンファレンスの登壇はもちろん、参加費⽤も⼀部会社が補助します。 - 2022年はDevelopers Summit,Go Conference,CloudNative Days,iOSDC,JassT,アクセシビ リティの祭典,GAAD Japanなどへの登壇‧参加実績があります。 委員会制度 - ⽴候補で委員会に⼊ることが可能です。 - フロントエンド委員会やマイクロサービス委員会のほかに、障害から学ぶ開拓者の集い、 freee Tech Nightなど様々な委員会があります。 制度などのご紹介 freeeでは、エンジニアが憧れるエンジニア組織を本気で⽬指し様々な施策の実施や制度の設計‧実⾏を⾏なっています。

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40 制度などのご紹介 freeeでは、エンジニアが憧れるエンジニア組織を本気で⽬指し様々な施策の実施や制度の設計‧実⾏を⾏なっています。 マジ価値DeepDiver‧ワンマンNavy制度 (旧巨匠制度) ‒ 挙⼿制で取り組む⼈を決定。対象者は1カ⽉、通常業務から離れ⾃由を与えられます。 ‒ 巨匠は期間内でサービスや会社に「⾮連続な成⻑」をもたらす施策を考え実⾏することをミッ ションとします。 ‒ 期間終了後、その結果を全社へフィードバックします。 ‒ マジ価値DeepDiverは若⼿〜中堅向け、ワンマンNavyはシニア向けに設計した制度です。 開発合宿 - freee の開発合宿ではプロダクトチームがメインタスクから離れて, 普段感じている課題や技術的 な負債を解決するために 2 ⽇間フルで集中して開発する取り組みです。 - プロダクト全体の品質向上や⽣産性向上に寄与することを⽬的としています。 

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41 その他福利厚⽣について freeeでは、エンジニアが憧れるエンジニア組織を本気で⽬指し様々な施策の実施や制度の設計‧実⾏を⾏なっています。 開発環境改善補助 - グローバル開発に関わる⽅向けの英語学習補助制度や、有料エディター購⼊の補助 (年間2万円、intelliJは5万円まで)などをご⽤意しています。 freeeではGithub Copilotをeng希望者全員にアカウントを付与しています。 engの提案でボトムアップで導⼊が数週間で決まるなどボトムアップカルチャーが根付いています。 更に詳しい資料はこちら -ミッションにワクワク、信頼できる仲間との繋がりを築く、インパクトを通じて成⻑する、という 3軸を基に、福利厚⽣を拡充しております。ボトムアップで作られた制度なども多く存在しています。

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freee 技術の⽇ 技術的な発信事例 freeeで利⽤している技術、開発組織、開発⽂化などを広く知ってもらえるように様々な発信をしています。 freee 技術の⽇は、freee主催のテックカンファレンスです。エンジニアリング、 デザイン、QA、プロダクトマネジメント、組織作りなどさまざまな技術につい てのセッションを⾏っています。 ▶freee 技術の⽇ 2023の動画はこちら ▶freee 技術の⽇ 2023の登壇資料はこちら freee Tech Night freeeのエンジニアが主催しているfreeeの技術やエンジニアを紹介し、外部の技 術者の⽅々との経験やノウハウの共有や、交換のネットワークを広げるきっかけ になれるようにするイベントです。現在はおよそ⽉に1回のペースでオフライン/ オンラインのハイブリッド形式で開催しています。

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技術的な発信事例 freeeで利⽤している技術、開発組織、開発⽂化などを広く知ってもらえるように様々な発信をしています。 freee Developers Hub freeeの開発組織を紹介するメディアです。freee Developers Blog、技術イベン トの開催‧登壇情報、技術発表資料、エンジニア採⽤情報などを掲載していま す。 公式YouTubeチャンネル 開発者向け情報を発信するfreee developersの公式チャンネルです。 各種イベントアーカイブや、開発者向け情報発信を⽬的として制作した動画を公 開しています。

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スモールビジネスを、世界の主役に。