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MedPeer, Inc. リモート環境下で エンジニア組織を支えた チームマネジメントのTips メドピア株式会社 エンジニアリーダー 平川弘通(arihh) 2021 / 4 / 27

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自己紹介 ■平川 弘通 ■ID: arihh ありひー ■スキル ➢Ruby, マネジメント ■メドピア入社してから2年半 入社してほぼ半分がリモート環境下

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agenda 1.リモート環境下での オンボーディング 2.リモート環境下での エンジニア組織の コミュニケーション 3.まとめ

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7 ⼊社はじめ

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リモート環境 8 ■「隣の⼈に聞く」ができない ■⽂字に表すハードル ➢雑談まじりのどうでもいい質問はハードルが⾼い

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質問の窓⼝を明確に 9 ■メンターをつける ➢「誰に聞けば良いか分からない」から 相談できる先輩社員をアサイン ■コミュニケーションを密にとる ■⽂化・思想を伝える

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⼊社したての1on1 10 ■最初は毎⽇でもやる ➢最初は業務以外のことでのつまづきも多い ➢毎⽇やらないときには すぐに会話できる環境は作る ■話すと何かしらの悩みは持っている ➢こちらが当たり前と思っていることでも 悩んでいることがある。 その場合、すぐに解決できることもある。

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「何を相談してもいいチャンネル」を作る 11 ■悩み・相談があったら書くチャット ➢誰でもなんでも気軽に相談していい空気 ➢技術・プロジェクトの事以外でもここで質問 ➢先輩もここで質問する ■早くリアクションする ➢わからない質問でもわからないリアクションをする

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歓迎ランチ 12 ■チームメンバーを知ってもらう ■とりあえずランチの予定を抑えれば なんとかなる ■「マンガ好き」という⼈が⼊場したので ⾃⼰紹介をマンガ縛りにしたら 思ったより盛り上がった。

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agenda 1.リモート環境下での オンボーディング 2.リモート環境下での エンジニア組織の コミュニケーション 3.まとめ

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14 リモート前から やってきたことの変化

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開発定例 15 ■⽉に1回社内の全エンジニアが集まる場 ■各プロジェクトの進捗の報告 ➢どんなエンジニアがなにをしているのか知れる ■その⽉に⼊社してきた⼈の⾃⼰紹介

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開発定例 リモートでの変化 16 👍よくなった ■会議室も抑えなくていい︕何⼈でもOK︕ 🥺つらくなった ■反⾯、⼊社してきた⼈を知るハードルは上がる ■⼀体感の難易度が上がる

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17 ■週1回、同じ本を読んで感想や解釈を会話する ■書かれた技術に共通の理解を持つ機会に ■本ではなくRailsイベント動画や スライドについて共通の理解を持つこともあり 輪読会

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輪読会 リモートでの変化 18 👍よくなった ■こちらでも会議室による制約がなくなる ■会議室への移動時間が減った ■参加⼈数制限もなくなった 🥺つらくなった ■継続して参加する意欲は減少

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19 ■週に1回社内のPull Requestを振り返る会 ➢コードの書き⽅・規約の話題 ➢ライブラリのアップデート ➢この⽅針でいくけど、どう︖ プルリクエスト振り返り会

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20 👍よくなった ■メンバーの⼤部分が参加してくれる 🥺つらくなった ■発⾔する⼈は固定化されつつある プルリクエスト振り返り会 リモートでの変化

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21 ■リモート環境下で重要性はより増した ■雑談重要。覚悟を決めて雑談をやる ➢拒否されない限りはやる ■雑談させる ➢最近体調がわるいです とか ➢実は結婚を考えているみたいな話が ポンとでてくる 1on1 リモートでの変化

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22 リモート環境下でやったこと

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リモートでのツラミ 23 ■チームメンバー外との会話が減った ■新しく⼊社した⼈の⼈物がわからない

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考えたこと 24 ■チーム外の⼈と会話できる場を作る ■飲み会などで愚痴を⾔える空気 ■⼈を知ってもらう

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リモートシャッフルランチ 25 ■エンジニアで横のつながりをもたせたい ■チーム構成 ➢同じチームの⼈をさけたいとか 話せるひとをいれるとか いろいろ考えてしまうがランダムでいい ■8名で構成して7割参加でちょうどよい⼈数

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リモートシャッフルランチ 26 ■評判良い ➢新規メンバーからはつながり持てると ➢「シャッフルランチで話したことがある」 というつながりもみれた ■新規メンバーのキャラクターがわかる ➢家で爬⾍類をたくさん育てている ➢ゲーム・ボードゲーム好き

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リモートゆる飲み会 27 ■業務後にゆるく集まって飲む ➢参加したくなったら飲んでいる⼈がいる温度感 ➢運営コストもあげたくない ■業務後なので参加は任意。強制⾊は出さない ■隔週で毎週やる ➢最初は⽔曜⽇開催だったが、 曜⽇固定だと参加しにくいとの声で 曜⽇は適当に変えるようにした

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リモートゆる飲み会 28 ■参加⼈数は固定化されつつある ➢リモート前からのメンバーの参加率のほうが⾼い ➢話がしたいから参加したいという⼈もいる ➢話ができる場を提供できた ■エンジニア以外の⼈からも参加したいとの声

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リモートエンジニア雑談会 29 ■隔週⾦曜⽇に実施 ■こちらは既存あるslackチャンネルの エンジニア雑談⽤のチャンネルの対⾯版 ■気分転換・他のメンバーとの絡みが⽬的 ■会社のこと・プロジェクトのこと、 最近の技術のニュースなどを雑に会話する

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リモートワークの感想 30 ■雑談のハードル⾼い ➢アイスブレイクの共感ネタは使えないものが増えた 「これおいしいから⾷べてみてよ」 ■⼤⼈数には強い半⾯、6⼈以上の雑談は弱い ➢発⾔しない⼈がでてくる ➢適度に⼈数が増えてきたら部屋を分ける⼯夫

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agenda 1.リモート環境下での オンボーディング 2.リモート環境下での エンジニア組織の コミュニケーション 3.まとめ

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まとめ 32 ■コミュニケーションの仕組みを作るの⼤事 ➢チーム外の⼈との繋がることができたと メンバーからも声がもらえた ■強いこころで雑談する ➢隣の席にいないからこそ、相⼿を知るには雑談

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リモートワークの感想おまけ 33 ■社内のボードゲーム部の活動が⽌まった ➢オンラインゲームはやってる。Amoug Usはやった。 ■メンバー同⼠をどんな名前で 呼んでいるのかわからない ➢実は下の名前で呼ばれているのに 名字での呼称になる ➢「平川さん」と呼ばれることが増えた

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リモートワークの感想おまけ 34 ■家庭とのバランスも重要 ➢⾃宅のなかで仕事しているのは家族も意識する ■⼈の雰囲気はつかみにくい ➢実際に会ってみて背が⾼いことに気づく ➢PCに貼ってあるステッカーとか ➢会議室から出るときの消灯とか椅⼦をしまうとか ■差し⼊れを持っていくことができない ■完全⾷ユーザーが増えた

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35 質問たいむ︕