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お客様の「やりたい」の先を見通す 合意形成プロセス ~裏にある課題と不安を解きほぐすコツ~ KomeKaigi 2026 2026/10/31 小関 有香

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自己紹介 小関 有香(こせき ゆか)X:@Sara999M 株式会社メンバーズ デブオプスリードカンパニー DevOpsエンジニアリングアーキテクト SES・AIベンチャーを経て2021年10月から現職。 DevOps/SREやAI活用の推進をメインとしたDX・AX推進支援、 システムの設計・構築支援、社内メンバーの成長支援、AXサービス企画を担当。 生まれも育ちも北海道札幌市。 好奇心旺盛な性格で、様々なコミュニティや勉強会にも出没。 夫の在宅介護をしつつ、札幌市の自宅からフルリモートワークで勤務中。

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自己紹介 所属会社と最近メインのお仕事について 株式会社メンバーズ デブオプスリードカンパニー カンパニー制を採っている メンバーズ社内でも DevOps/SREを専門とする カンパニーです! 最近の担当案件 ・セキュアなDX/AXアプリ基盤の 設計・構築支援 ・AIディレクター、テクニカルPMO ・AXサービス企画 ・メンバーの技術成長支援

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自己紹介 他にもこんなことやってます! ・JaSST Hokkaido実行委員 毎年全国各地で開催している ソフトウェアテストシンポジウムの 北海道開催を担当しています! ・CDLEサポーター(AIコミュニティ運営) JDLA(日本ディープラーニング協会)が実施しているAI資格 G検定・E資格の合格者コミュニティ運営メンバーです!

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本日のポイント

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大切なのはこの3つ “本当のゴール“を 見極める 認識齟齬が 起きにくい仕組みを 整える 開発の“その先”を 見据えた 合意形成をする

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ここからは、、、 エンドユーザーの体験向上のため AIチャットボットを開発したいお客様と、開発者の私たち と仮定して解説していきます!

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“本当のゴール“を 見極める

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実はお客様自身も“本当のゴール”を知らないかもしれない ・「AIチャットボットを作りたい」がゴールなのか? お客様ご自身でも、元々は何かの目的のためにAIチャットボットを作ろうと していたはず! 単にプロジェクトを進めると、そこそこ回答精度の良いチャットボットを 作り上げること自体が目的になってしまうことがある。。。 やりたいことは いっぱい! ・エンドユーザーからの問い合わせを 効率化したい! ・エンドユーザーが問題に対して お客様 自己解決できるようにしたい! ・問い合わせ窓口の負荷を下げたい! ゴールを どこにしよう? エンドユーザーからの問い合わせを 効率化したいのはわかる。 でも、この案がどこまで実現すれば エンドユーザーにとって嬉しいか? 効率化されても問題解決できない精度だと 逆にイライラさせちゃうのでは? etc... 私たち

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お客様が本当にやりたいことは何だろう? ・開発作業に取り掛かる前に、本当にやりたいことを改めて確認 「カスタマージャーニー作成」「CX設計」「UX設計」などを通じて、 AIチャットボットを作った後も含めたプロジェクトのゴールを再確認する! →AIチャットボットは何かを実現するための手段のひとつのはず。 お客様が本当にやりたいことは、AIチャットボットだけで叶えられるか? 業務フローの 見直しも必要? データ基盤や データフローは 整備されている? 実は 別の手段の方が 効果的かも? 効果測定は どうする?

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お客様が本当にやりたいことは何だろう? 解決しようと していたこと 課題 解決策:AIチャットボット || 今作りたいもの 課題 課題 課題 課題 課題 お客様が エンドユーザーに 提供しようと していた価値 エンド ユーザーが 求めている 価値

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お客様が本当にやりたいことは何だろう? 「解決策:AIチャットボットを作る」が お客様が 解決しようと エンドユーザーに 目的になってしまう(手段の目的化) していたこと 提供しようと 課題 していた価値 解決策:AIチャットボット || 今作りたいもの 課題 課題 課題 課題 課題 エンド 作りあげること自体が ユーザーが ゴールなのではなく求めている 価値 お客様が本当にやりたいことがゴール

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お客様が本当にやりたいことは何だろう? お客様の目的は AIチャットボットだけで達成できるか? YES そのまま開発 進めよう! NO AIチャットボットだけで 目的達成できないかもしれない ことを伝える 目標達成するためのあらゆる選択肢を考える機会を作る

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お客様が本当にやりたいことは何だろう? AIチャットボットだけで 目的達成できないかもしれない ことを伝える 目標達成するためのあらゆる選択肢を考える機会を作る ↓ 答えはお客様の中にしかないが 私たちは仮説を立てて促すことはできる ↓ 実現したいことを丁寧にヒアリング 時間はかかるが この段階でかけるべきコストでもある

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認識齟齬が 起きにくい仕組みを 整えよう

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認識齟齬が起きやすい状態 ・言葉の定義があいまい(たぶん一番多い!) お客様と私たちでは前提知識が違うはず。 そこを意識したコミュニケーションが重要です! AI回答の 「精度」の基準が 違っているパターン 例)プロトタイプのAI回答精度についての合意にて、、、 「まずはプロトタイプだから、AIの精度は気にしていないよ」 お客様 xxxの手続きはどうすればいい? xxxの手続きはどうすればいい? といった質問に、 といった質問に、 少しくらい間違えてもいいから どこまで答えられればいい?? 「yyy画面からzzz申請をお願いします」 「よくわかりません」とか とか回答できれば、まぁいいかな。 「こんにちは」とかはダメだよね? 私たち

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認識齟齬が起きやすい状態 ・言葉の定義があいまい(たぶん一番多い!) お客様と私たちでは前提知識が違うはず。 そこを意識したコミュニケーションが重要です! AI回答の 「精度」の基準が 違っているパターン 私たちからは違和感に気付いているが 「まずはプロトタイプだから、AIの精度は気にしていないよ」 お客様は気付いていないことが多い 例)プロトタイプのAI回答精度についての合意にて、、、 お客様 xxxの手続きはどうすればいい? xxxの手続きはどうすればいい? といった質問に、 といった質問に、 少しくらい間違えてもいいから どこまで答えられればいい?? 「yyy画面からzzz申請をお願いします」 「よくわかりません」とか とか回答できれば、まぁいいかな。 「こんにちは」とかはダメだよね? 私たち

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認識齟齬が起きやすい状態 お客様 WBSを早く出してほしい では、このフェーズで どの機能までやるかを 決めましょう! その後にWBSを急ぎ作成します! お客様 他にも。。。 私たち or 機能を絞り込む前に WBSを決めてから 取り掛かりたい ??? WBSを作成するために 何が必要なのかが分かっていないかも WBS ≒ 開発スケジュールの詳細版 と思っているかも 私たち

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認識齟齬が起きやすい状態 お客様 WBSを早く出してほしい では、このフェーズで どの機能までやるかを 決めましょう! その後にWBSを急ぎ作成します! お客様 他にも。。。 私たち WBSを作成するために 何が必要なのかが分かっていないかも 私たちからは違和感に気付いているが or 機能を絞り込む前に お客様は気付いていないことがある WBSを決めてから WBS ≒ 開発スケジュールの詳細版 と思っているかも 取り掛かりたい ??? 私たち

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認識齟齬が起きやすい状態 お客様 他にも。。。 違和感がある(=認識がそろっていない可能性がある)と WBSを早く出してほしい 率直にお伝えする WBSを作成するために では、このフェーズで 何が必要なのかが分かっていないかも どの機能までやるかを 私たち その違いがどこにあるのか・・・ 決めましょう! 基本のキ・大前提・常識(だと思っていること)から その後にWBSを急ぎ作成します! or 丁寧にすり合わせていくことが重要 お客様 対策するなら 今! 機能を絞り込む前に WBSを決めてから 取り掛かりたい ??? WBS ≒ 開発スケジュールの詳細版 と思っているかも 前提となる認識がそろっていないと 私たち 目的達成できないかもしれない or 後戻りが大きくなる可能性 を伝える

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認識齟齬の解消の仕方の一例 ・認識齟齬があるよね!という存在確認を最初にすること! これがない状態で話を進めても、平行線のまま不満だけが溜まっていきます。 ・なんで今更こんな話してるの?? ・いいから速く進めてよ! etc... 言葉の定義 やることの 呼称・範囲 資料や説明の 粒度 誰のボールか

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認識齟齬の解消の仕方の一例 お客様も ・認識齟齬があるよね!という存在確認を最初にすること! このままでいいのかと不安かもしれない これがない状態で話を進めても、平行線のまま不満だけが溜まっていきます。 こんな初歩的なこと聞いてもいいのかわからない ・なんで今更こんな話してるの?? ・いいから速く進めてよ! etc... ↓ 正論パンチでガンガン殴りにいくのではなく 不安やモヤモヤに共感し解きほぐす やることの 呼称・範囲 資料や説明の 粒度 誰のボールか 感情論も実は大切 寄り添う姿勢で本音を語ってもらう 言葉の定義

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認識齟齬の解消の仕方の一例 ・認識齟齬があるよね!という存在確認を最初にすること! この認識齟齬は今後も発生するかもしれない これがない状態で話を進めても、平行線のまま不満だけが溜まっていきます。 話し合ったことを忘れちゃうかもしれない ・なんで今更こんな話してるの?? ・いいから速く進めてよ! etc... ↓ 後から参加した人も含め やることの 資料や説明の 言葉の定義 誰のボールか 呼称・範囲 粒度 全員がすぐに確認できる場所にメモしておく

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開発の“その先”を 見据えた 合意形成をしよう

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再掲:お客様が本当にやりたいことは何だろう? 解決しようと していたこと 課題 解決策:AIチャットボット || 今作りたいもの 課題 課題 課題 課題 課題 お客様が エンドユーザーに 提供しようと していた価値 エンド ユーザーが 求めている 価値

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今やるべきはここ 解決しようと していたこと 課題 解決策:AIチャットボット || 今作りたいもの 課題 課題 課題 課題 課題 お客様が エンドユーザーに 提供しようと していた価値 エンド ユーザーが 求めている 価値

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でも ここも意識して動かないと 後戻りが大きくなってしまう 解決しようと していたこと 課題 解決策:AIチャットボット || 今作りたいもの 課題 課題 課題 課題 課題 お客様が エンドユーザーに 提供しようと していた価値 エンド ユーザーが 求めている 価値

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開発の“その先” お客様が 開発して終わりではない 解決しようと エンドユーザーに していたこと 提供しようと していた価値 課題 課題 解決策:AIチャットボット 開発すると保守運用が始まる || 今作りたいもの エンド ユーザーが 課題 PDCAを回しながら“本当のゴール“に近づける 求めている 価値 課題 課題 課題

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開発の“その先”を最初に考えておく ・AIチャットボット開発はあくまで手段 ・手段ができたら、“本当のゴール”に向けて進めていく必要あり ・いつまでにどこまで進めるか のイメージを持っていただく 開発後に考え始めるのではなく 開発中から準備しておく お客様が やっていくことを イメージしてもらう やることの 具体化 改善サイクルの 進め方 誰が進めていくか

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開発の“その先”を最初に考えておく ・AIチャットボット開発はあくまで手段 お客様にとっては未知のこと ・手段ができたら、“本当のゴール”に向けて進めていく必要あり ・いつまでにどこまで進めるか のイメージを持っていただく お客様が具体的にイメージできる 開発後に考え始めるのではなく “その先”を提示 開発中から準備しておく 私たちがどのように支えていくかを伝え やることの 改善サイクルの 誰が進めていくか 具体化 進め方 安心感と主体性を持ってもらう お客様が やっていくことを イメージしてもらう

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開発の“その先”を最初に考えておく ・AIチャットボット開発はあくまで手段 お客様にとっては未知のこと ・手段ができたら、“本当のゴール”に向けて進めていく必要あり ・いつまでにどこまで進めるか のイメージを持っていただく お客様が具体的にイメージできる 相手の社内事情 開発後に考え始めるのではなく (上席・決裁者への説明等)に “その先”を提示 配慮した伴走提案で 開発中から準備しておく 安心感UP 私たちがどのように支えていくかを伝え やることの 改善サイクルの 誰が進めていくか 具体化 進め方 安心感と主体性を持ってもらう お客様が やっていくことを イメージしてもらう

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まとめ

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大切なのはこの3つ “本当のゴール“を 見極める 認識齟齬が 起きにくい仕組みを 整える 開発の“その先”を 見据えた 合意形成をする

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おまけ チームを伸ばす「慎重な背伸び」の判断軸

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おまけ:チームを伸ばす「慎重な背伸び」の判断軸 ・とはいえ、最適なメンバーがいつも確保できるとは限らない ・あまりにもスキルミスマッチだとお客様にも他メンバーにも 迷惑が掛かってしまう 目指すポイント: 最低限を確保し 少し背伸びをした人材配置! チーム全体で 必要スキルを満たす 最適メンバーを軸に ローテーション メンバーが SOSを出せる 心理的安全性の確保 丸投げされた感を 感じさせない サポート体制

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Thank You! ご質問は、気軽にお声がけください!