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未経験者も即戦力にする
 フォルシアの技術教育
 多田 佳也乃 
2021.08.10 FORCIA Meetup #3 エンジニアとして技術を「伝える」技術


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自己紹介 ● 多田 佳也乃 (Kayano Tada) ● ソフトウェアエンジニア@フォルシア株式会社 ○ MRO業界etc ○ 新卒5年目 ○ マイブームはボードゲームのhanabi ● 活動領域 ○ webアプリケーション開発 ○ 技術教育チームリーダー 新人技術研修の企画・運営 2

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ソフトスキルに焦点を当てて ご紹介します! 3 教育の観点て、色々あると思うんですが 


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本日のアジェンダ ● FORCIAの新人研修の概要 ● 残ってほしいソフトスキル ● 実施していること ● まとめ 4

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FORCIA新人研修の概要 ● 参加者のスキルはバラバラ ○ 未経験者からのスタートを前提とした研修 ● ゴール ○ 配属後スムーズに動き出せるようになる 自走できるようになる ● 構成人数 ○ 新入社員 6名 ○ 新卒2年目 8名 教育チーム 3名 (他業務と並行)  5

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FORCIA新人研修の前提・概要 6    4月    5月    6月    7月    8月  全体研修 OJT        技術研修   配属

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FORCIA新人研修の前提・概要 7    4月    5月    6月    7月    8月  全体研修 OJT   後半     技術研修 前半  配属 ● 前半は個人課題 ○ Progate(外部サービス) ○ JavaScript/SQL実装課題 ○ 技術講義 ○ アプリ開発 ○ 要件定義課題 ● 後半は実務体験 ○ 1チームに1人配属 ○ チーム開発

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残ってほしいソフトスキル ● 自走する力 ○ 疑問や問題にあたった際、自ら行動して解決する力 ○ 調査力・質問力 ● 先輩社員・同期との関係性 8

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実施していること1:自走が必要な課題 9 ● 自走を促す課題のポイント ○ ゴールの大枠は示す ○ ゴールまでの達成方法は問わない ■ 最終的なゴールの設定・解決の道筋は自分でたててもらう

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10 「名簿課題」 フレームワークを用い、初期状態から検索アプリを1人で実装 - ゴールとプラスアルファの課題を提示 - ゴールの設定、ゴールまでの達成方法は任せる 「要件定義課題」 社員が顧客役となり、顧客の要望から「名簿アプリ」へ 機能追加を実施。 追加機能は顧客とのやりとりを通じ決定し実装まで行う。 詳しくはブログ「 19卒エンジニアが奮闘 名簿アプリ開発研修」 https://www.forcia.com/blog/001376.html   「フォルシア 名簿」で検索! 実施していること1:自走が必要な課題

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実施していること2:メンター制度 11 ● 目的・趣旨 ○ 「気軽に相談できる」「気軽に意見を言える」相手・場所をつくる ○ 一番身近な先輩との関係性を構築する ● 運用方法 ○ 新卒2年目の社員が担当 ○ 複数メンター:複数メンティー(メンター:メンティー 3:2や2:2) ○ 質問や相談にのってサポート。日々の振り返り会。

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実施していること2:メンター制度 12 ● 情報を小出しにしてみたり、質問の仕方をアドバイスしたり ● メンティー側からも相談を依頼

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実施していること3:KPT振り返り会 13 ● 目的・趣旨 ○ 振り返りの機会 ○ 同期との交流 ○ 教育チームとの関係性を構築する ● 運用方法 ○ 1週間に1度 1時間 ○ KPT法(Keep, Problem, Try) ○ Google Jamboardを使用して発表

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実施していること3:KPT振り返り会 14 ● 気をつけている点 ○ 和やかな雰囲気で(1週間おつかれさま~) ○ 不要な自信喪失を防ぐ ○ 先輩だけでなく、同期からも吸収できると伝える ○ 質問の仕方にヒント ○ 研修でトライ&エラーを推奨

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まとめ ● 自走できることを重要視し、自走が必要な課題を出してます ● 参加者とコミュニケーションをとりサポートしています (メンター制度やKPT振り返り会) 15