Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
未経験者も即戦力にする フォルシアの技術教育
Search
forcia_dev_pr
August 15, 2021
Technology
0
300
未経験者も即戦力にする フォルシアの技術教育
forcia_dev_pr
August 15, 2021
Tweet
Share
More Decks by forcia_dev_pr
See All by forcia_dev_pr
第7回ゆるふわオンサイト解説
forcia_dev_pr
0
140
第6回ゆるふわオンサイト解説
forcia_dev_pr
0
180
よくわかるFORCIAのエンジニア旅行SaaSプロダクト開発編
forcia_dev_pr
0
520
よくわかるフォルシアのエンジニア 新卒採用編
forcia_dev_pr
0
2.8k
第5回ゆるふわオンサイト解説
forcia_dev_pr
0
120
よくわかるフォルシアのエンジニア 旅行プラットフォーム部編
forcia_dev_pr
0
5k
React hooks を気合で理解する
forcia_dev_pr
0
320
k8sマニフェストを Typescriptで管理したい― cdk8s+を導入してみました ―
forcia_dev_pr
0
310
第4回ゆるふわ競技プログラミングオンサイト解説
forcia_dev_pr
0
490
Other Decks in Technology
See All in Technology
Snykで始めるセキュリティ担当者とSREと開発者が楽になる脆弱性対応 / Getting started with Snyk Vulnerability Response
yamaguchitk333
2
160
レンジャーシステムズ | 会社紹介(採用ピッチ)
rssytems
0
130
WACATE2024冬セッション資料(ユーザビリティ)
scarletplover
0
160
新機能Amazon GuardDuty Extended Threat Detectionはネ申って話
cmusudakeisuke
0
470
サイボウズフロントエンドエキスパートチームについて / FrontendExpert Team
cybozuinsideout
PRO
5
38k
podman_update_2024-12
orimanabu
1
220
データパイプラインをなんとかした話 / Improving the Data Pipeline in IVRy
mirakui
1
330
生成AIのガバナンスの全体像と現実解
fnifni
1
120
権威ドキュメントで振り返る2024 #年忘れセキュリティ2024
hirotomotaguchi
2
670
Oracle Database Release and Support Timelines 2024/12/11
wmo6hash
0
300
Turing × atmaCup #18 - 1st Place Solution
hakubishin3
0
410
20241214_WACATE2024冬_テスト設計技法をチョット俯瞰してみよう
kzsuzuki
3
360
Featured
See All Featured
Making the Leap to Tech Lead
cromwellryan
133
9k
個人開発の失敗を避けるイケてる考え方 / tips for indie hackers
panda_program
95
17k
Chrome DevTools: State of the Union 2024 - Debugging React & Beyond
addyosmani
1
160
Git: the NoSQL Database
bkeepers
PRO
427
64k
The Art of Programming - Codeland 2020
erikaheidi
53
13k
What’s in a name? Adding method to the madness
productmarketing
PRO
22
3.2k
YesSQL, Process and Tooling at Scale
rocio
169
14k
Being A Developer After 40
akosma
87
590k
Bootstrapping a Software Product
garrettdimon
PRO
305
110k
The Cost Of JavaScript in 2023
addyosmani
45
6.9k
The Success of Rails: Ensuring Growth for the Next 100 Years
eileencodes
44
6.9k
XXLCSS - How to scale CSS and keep your sanity
sugarenia
247
1.3M
Transcript
未経験者も即戦力にする フォルシアの技術教育 多田 佳也乃 2021.08.10 FORCIA Meetup #3 エンジニアとして技術を「伝える」技術
自己紹介 • 多田 佳也乃 (Kayano Tada) • ソフトウェアエンジニア@フォルシア株式会社 ◦ MRO業界etc ◦
新卒5年目 ◦ マイブームはボードゲームのhanabi • 活動領域 ◦ webアプリケーション開発 ◦ 技術教育チームリーダー 新人技術研修の企画・運営 2
ソフトスキルに焦点を当てて ご紹介します! 3 教育の観点て、色々あると思うんですが
本日のアジェンダ • FORCIAの新人研修の概要 • 残ってほしいソフトスキル • 実施していること • まとめ 4
FORCIA新人研修の概要 • 参加者のスキルはバラバラ ◦ 未経験者からのスタートを前提とした研修 • ゴール ◦ 配属後スムーズに動き出せるようになる 自走できるようになる •
構成人数 ◦ 新入社員 6名 ◦ 新卒2年目 8名 教育チーム 3名 (他業務と並行) 5
FORCIA新人研修の前提・概要 6 4月 5月 6月 7月 8月 全体研修 OJT 技術研修
配属
FORCIA新人研修の前提・概要 7 4月 5月 6月 7月 8月 全体研修 OJT 後半
技術研修 前半 配属 • 前半は個人課題 ◦ Progate(外部サービス) ◦ JavaScript/SQL実装課題 ◦ 技術講義 ◦ アプリ開発 ◦ 要件定義課題 • 後半は実務体験 ◦ 1チームに1人配属 ◦ チーム開発
残ってほしいソフトスキル • 自走する力 ◦ 疑問や問題にあたった際、自ら行動して解決する力 ◦ 調査力・質問力 • 先輩社員・同期との関係性 8
実施していること1:自走が必要な課題 9 • 自走を促す課題のポイント ◦ ゴールの大枠は示す ◦ ゴールまでの達成方法は問わない ▪ 最終的なゴールの設定・解決の道筋は自分でたててもらう
10 「名簿課題」 フレームワークを用い、初期状態から検索アプリを1人で実装 - ゴールとプラスアルファの課題を提示 - ゴールの設定、ゴールまでの達成方法は任せる 「要件定義課題」 社員が顧客役となり、顧客の要望から「名簿アプリ」へ 機能追加を実施。
追加機能は顧客とのやりとりを通じ決定し実装まで行う。 詳しくはブログ「 19卒エンジニアが奮闘 名簿アプリ開発研修」 https://www.forcia.com/blog/001376.html 「フォルシア 名簿」で検索! 実施していること1:自走が必要な課題
実施していること2:メンター制度 11 • 目的・趣旨 ◦ 「気軽に相談できる」「気軽に意見を言える」相手・場所をつくる ◦ 一番身近な先輩との関係性を構築する • 運用方法
◦ 新卒2年目の社員が担当 ◦ 複数メンター:複数メンティー(メンター:メンティー 3:2や2:2) ◦ 質問や相談にのってサポート。日々の振り返り会。
実施していること2:メンター制度 12 • 情報を小出しにしてみたり、質問の仕方をアドバイスしたり • メンティー側からも相談を依頼
実施していること3:KPT振り返り会 13 • 目的・趣旨 ◦ 振り返りの機会 ◦ 同期との交流 ◦ 教育チームとの関係性を構築する
• 運用方法 ◦ 1週間に1度 1時間 ◦ KPT法(Keep, Problem, Try) ◦ Google Jamboardを使用して発表
実施していること3:KPT振り返り会 14 • 気をつけている点 ◦ 和やかな雰囲気で(1週間おつかれさま~) ◦ 不要な自信喪失を防ぐ ◦ 先輩だけでなく、同期からも吸収できると伝える
◦ 質問の仕方にヒント ◦ 研修でトライ&エラーを推奨
まとめ • 自走できることを重要視し、自走が必要な課題を出してます • 参加者とコミュニケーションをとりサポートしています (メンター制度やKPT振り返り会) 15